今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:全労済ホール/スペース・ゼロ20周年記念『ラフカット2009』ラフカット15周年スペシャル 日時:2009年11月7日14:00-16:45(途中休憩あり) 劇場:全労済ホール/スペース・ゼロ 料金:当日3500円 座席:14列25番(最後方付近右端) 番組: ◇第一話 「職員会議」 脚本:G2/演出:堤 泰之 出演:内山拓磨・佐糖勇樹・田中貴裕・平井孝幸・加藤理恵・桜井美弥乃・ハヤコ ◇第二話 「真夜中の太陽」 原案・音楽:谷山浩子/脚本・演出:工藤千夏<青年団リンク・うさぎ庵> 出演:礒瑚子・江幡朋子・恩田愛・加藤充華・加藤道子・神岡磨奈・澤山佳小里・白川美波・ 多田慶子・中村まい・中村真沙海・松本奈緒・山藤貴子・ジェイソン・ハンコック ◇第三話 「アンデスの混乱」 脚本:鴻上尚史/演出:堤泰之 出演:青木映樹・伊藤そうあ・加賀田浩二・小林祐真・的場司・山下平祐・横田一善・ 高橋奈津季・小林夏子・水谷友子・和田真希子 ◇第四話 「父を叩く」 脚本・演出:堤泰之 出演:神戸誠治・木村賢・高橋伸禎・都甲賢次・渡辺芳博・安藤彩華・稲井田百代・ 千田美智子・藤吉みわ ラフカット観劇は初めて。短編オムニバスなので、次々目先がかわってなかなか良い感じ。 ◇第一話 「職員会議」 ちょっと的が絞り切れてない筋書きに役者が無理矢理載った感がありましたね。 小泉先生はいかにもいそうでよかった。佐川先生肩で風を切っている感じ。 弁護士がそこでそんなやばい橋をわたるかーという感もあり。 ◇第二話 「真夜中の太陽」 いやはや真夜中の太陽で泣けるとは。客席からもすすり泣きが聞こえました。 おばあさんの回想ものがたり。戦時中に防空壕にはいりそこなって音楽室でピアノを弾い ていた女子生徒ひとりだけが生き残って過去を回想します。おばあさんはそのまま他は当 時のまま、過去を振り返り、なしえなかった未来にあこがれ、、、そして自らを許し。 ああ、もうばあさんに感情移入する歳になったのだなあとしみじみ思いましたよ。 筋書き的にはちょっとどうかな、と思わないではないのですが、ものの見事に泣かし 合唱が非常に効果的に使われています。かわいい声だ。レミゼのエンディングをみてい るよう。 ◇第三話 「アンデスの混乱」 すごくまともな脚本、普通のかきおろしの芝居を見ているかのよう。アンデスの正餐+優し い日本人という感じの構成。キャラもたっており、各人が良い仕事。脚本と演出の出来が 良すぎて、キャストの力量がわからないかも。 アンデス山中に遭難した飛行機の生き残りは日本人ばかり、食料がなくなってそこで死体 を食べるか、、、付和雷同する日本人の特性、宗教感覚、マスコミの対応など風刺てんこ もり。賛美歌がいつのまにか童謡に化けるのもうまく使えてます。ちなみに私が 先に死んだ時は私の死体は是非とも有効活用してほしいと日頃から願っております。 緊急時に食べて他人が生きながらえてくれるのなら本望。最初に食べちゃってください。 ◇第四話 「父を叩く」 病室の中の一風景とでもいいましょうか。脚本的はかなり流して作っているように思うので すが、キャストの力量をみるにはいいでしょう。 ラフカットはキャストの顔見せ興業だと思っていたのですが、なんだかライターの顔見せの ような雰囲気も。出来の良すぎる脚本も微妙なんですねえ。 キャストで一番よかったのは第二話のおばあさん役の多田慶子さん。 次回もまた見に行きたいと思いましたよ。 PR
ありがとうございます。
はじめまして。おばあさん役の多田です。本日このブログを発見しました。たくさん観劇されている方にお褒めいただき嬉しいです。実は明日から私が所属する黒沢美香&ダンサーズ公演で踊ります。かなり劇的です。ぜひアゴラ劇場でご覧ください。当日朝10時までに私にお知らせくだされば前売りにてお取りできます(土曜は残券が少ないのでお急ぎください)。
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