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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:神奈川かもめ「短編演劇」フェスティバル2019本戦 Bグループ、Aグループ
劇場:神奈川芸術劇場
日時:Bグループ 2019年3月24日12:00-14:00 Aグループ 16:00-18:00
料金:1000円
座席:F-17

出演団体
21g座(神奈川県)
神奈川県立横浜翠嵐高等学校全日制演劇部(神奈川県)
ルサンチカ(京都府)
武重守彦 × 平泳ぎ本店(東京都)
星くずロンリネス(北海道)

湘南テアトロ☆デラルテ(神奈川県)
エンニュイ(東京都)
劇団120○EN(福島県)
柿喰う客(東京都)
劇団ヒロシ軍(長崎県)

21g座『永世迷人』(神奈川県)
作・演出:小御門優一郎
出演者:乙幡進悟、小林史明、小川千尋(江古田のガールズ)
作品紹介
頭ではやらなければいけないとわかっているのに、全然集中できないことってありませんか?試験勉強中に部屋の掃除を始めてしまったり、逆に掃除をしている時はアルバムを見漁ってしまったり…。僕はめちゃくちゃあります。
この作品も将棋に集中したいけど全然できずにいる棋士のお話です。棋士は将棋だけに生きられない自分に苦しみます。なぜなら信じているからです。集中さえすれば自分は最善の一手を指せると…。

神奈川県立横浜翠嵐高等学校全日制演劇部『エンドロール』
神奈川かもめ短編演劇フェスティバル「22世紀飛翔枠優勝団体」
作:指原輪 演出:下垣内理世 振付:上和田衛
出演者:鵜飼陽太郎、内田正雄、神辺須燎、上和田衛、川端光琉、下垣内理世、高木優香、中島丈、縄島梨菜
作品紹介
演劇をはじめ、あらゆる創作物には必ず潜んでいるものがあります。それは一体何でしょうか。誰もが知っているはずのものでありながら、忘れられてしまっているもの。その正体は絶対的な存在であり、時に虚しくもあります。
物語は、暗闇から始まります。舞台の上にぽつんと佇む一人の男。男はなぜそこに立っているのか、男に待ち受けている運命とは。大きな謎と、幾らかの可笑しさを詰め込んだ劇です。ぜひ、お楽しみください。

ルサンチカ『PIPE DREAM』(京都府)
作・演出:河井朗
出演者:河井朗、地道元春(劇団子供鉅人)
作品紹介
本作品はスタッズ・ターケル著作による『死について!』を原案に用い、 多種多様の職業、様々な年齢の人々にインタビューを用い演劇作品を制作する。作中にある『人間誰しも自分の理想の死に方で死んで行く権利がある』という言葉を起点に【理想の死に方】についてを主に京都にて生活、仕事を行なっている人を中心にインタビューを行い、それをモノローグとして扱います。この世で理想の死に方を迎えることができる人はどれくらいいるのだろうか。

武重守彦(めがね堂) × 平泳ぎ本店『不意の晩年』(東京都)
2018年度かもめ賞受賞
作:武重守彦 演出:松本一歩
出演者:小川哲也、河野竜平、宍倉直門、鈴木大倫、ニノ戸新太、丸山雄也
作品紹介
平々凡々なサラリーマンのとある1日。朝、男はいつもの時間に出勤した。いつものデスクでいつものように仕事をして、昼休みにはいつものように会社の屋上で弁当を食べた。食後の一服もいつもの通り。いつもと違うことといえば、生意気な後輩ともめたことと久しぶりに酒を飲んで帰ったことぐらい。明日は休暇を取って娘の運動会に参加する。特別なことは起きません。ひとりの男の1日を覗くだけです。

星くずロンリネス『言いにくいコトは、、』(北海道)
教文演劇フェスティバル 2017 王者
作・演出:上田龍成
出演者:熊谷嶺、山木眞綾、大谷岱右、金子綾香
作品紹介
長く付き合っているのに、彼女のお父さんに挨拶のしたことのない男・飯塚。週末、初めて、彼女のお父さんに会う。しかし、飯塚は彼女の妊娠という言いにくいコトを抱えていた。彼女のアドバイスにしたがって、言いにくいコトを重ね合い、彼女のお父さんとの距離を詰めていく。言いにくいコトを乗り越えて、本当に言いにくいコトにたどり着け!

湘南テアトロ☆デラルテ(神奈川県)
作:水月秋 演出:郷田ほづみ
出演者:水野理紗、中村佳世、伊藤麻美、茂木修二、咲田夏美、大累彩実
小説家、高瀬薫と有栖川小鳩は、文豪・権田原隆造に師事し、そろってデビューしたライバル女流作家である。
高瀬はサスペンスの女王、有栖川はザ・ハーレクインと呼ばれ一世を風靡したが、ここのところ人気は落ち、新作も出せずにいた。そこへ、担当編集者の斉藤美沙子が、高瀬と有栖川の二人で交代で連載する「リレー式連載小説」の企画を持ってやってくる。二人は同門ということだけでなく、文豪の愛人と騒がれたこともあるため、話題になるに違いないというわけだ。断固拒否の姿勢の二人の小説家、だが、小説家として後がないことも事実である。斉藤に押し切られ、嫌々ながらも連載を始める二人。だが、書いているうちに全く違うテイストのリレー式小説となっていって……?

エンニュイ(東京都)
作・演出:長谷川優貴(クレオパトラ/エンニュイ)
出演者:高木健、児玉磨利、足立靖明(以上、エンニュイ)、野津あおい、せとたけお(マセキ芸能社)
作品紹介
2017年11月16日?19日、CHARA DE asagayaにて初演。
フリースペースを活かした囲み舞台の演出で、登場人物の多面性を表すなど演出でも好評を博した。今回はその作品を短編に再構成して上演。

劇団120○EN『こころ、ころろ』(福島県)
作:清野和也 演出:齋藤勝之
出演者:大信田勇太、那須大洋、小田大暉
作品紹介
福島市・荒川のほとりに転がる、石ころ。なにも刻まれていないただの石ころを、その村の人々は祀っていました。
それは島原・天草一揆に敗れ、この村に逃れてきた「おかる」という娘を祀った石ころでした。

柿喰う客『モダン・ラヴァーズ・アドベンチャー』(東京都)
神奈川かもめ短編演劇フェスティバル「戯曲コンペディション最優秀作品」
作:小野寺邦彦(架空畳) 演出:中屋敷法仁(柿喰う客)
出演者:七味まゆ味、田中穂先、永田紗茅

劇団ヒロシ軍『あいしてる』(長崎県)
劇トツ×20分 2017優勝団体
作・演出・振付:荒木宏志
出演者:荒木宏志(劇団ヒロシ軍)、隠塚詩織(万能グローブ ガラパゴスダイナモス)
作品紹介
夢を追いかける男と夢を追いかける女の全12話で送る物語

神奈川かもめ「短編演劇」フェスティバル2019 結果
フェスティバル大賞: ルサンチカ『PIPE DREAM』
オーディエンス賞: 星くずロンリネス『言いにくいコトは、、』
渡辺えり賞: 神奈川県立横浜翠嵐高等学校全日制演劇部 指原輪
        エンニュイ 児玉磨利
        劇団120○EN 那須大洋
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前回とても面白かったのでまた見にきてみました。
ひとつの作品は20分以内が原則、20分超えると失格だそうです。
キャストの人数は自由、舞台転換は数分でできることが要件となっています。
全国から選ばれて出てきた劇団が9つ、戯曲として選ばれたものがひとつ。
戯曲は柿食う客が演じました。

最初の舞台は将棋名人戦の勝負。1手を指さずにずっと言い訳を続ける棋士、
そこに絡まる人間関係。

次は高校生、最初は白の上下を着たキャストが1人舞台の上に立つ。よくわからない舞台系、解説役がでてしゃべったことがなんでも実現、、最後は大人数でキレキレのダンス!

PIPEDREAMは煙草を吸うシーンから始まりました。死に関していろんな考察がなされているみたい。

テアトロデラルテは、両方の机に座った人女性が小説家それでで小説を書く
ミステリー作家とハーレクインロマンス、リレー小説馬鹿話でネタとしておもしろい。

エンニュイ、5人がテーブルにすわっており、言葉尻がつながっているのですが、ちょっとずつ別の物語。かなりうまい構成。

『こころ、ころろ』は、地元福島の伝承をもとに物語つくったそうです。身代わり地蔵、親殺し、キリシタン、と20分では盛りたくさんでかなりがっちり。

柿食う客は、キャストが3人、ずっとハイテンションで言葉の奔流。
  
『言いにくいコトは、、』は早口言葉だけで物語を作ってしまったというすごい構成。
オリジナル舞台から修正が加えられているそうで、オリジナルを見てみたいと思いましたよ。

4時間で10作品、おなかいっぱい。

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題名:十二番目の天使
劇場:シアタークリエ
日時:2019年3月23日12:30-(途中休憩あり)
料金:10000円
座席:1列17番
脚本:笹部博司
演出:鵜山 仁
出演:井上芳雄、栗山千明、六角精児、木野花、辻萬長、大西統眞、溝口元太、城野立樹、吉田陽登
ストーリー:
ビジネスで大きな成功を収め、故郷に戻ったジョンは幸せの絶頂にあった。人々に英雄として迎えられ、新生活を始めようとした矢先、妻のサリーと息子のリックを交通事故で失う。
ジョンが二人のいない世界に絶望し、人生に幕を下ろそうとしたとき、幼馴染のビルが訪ねてくる。ビルは地元のリトルリーグのチーム監督を引き受けてくれるよう、ジョンに頼みに来たのだった。
そのチーム、エンジェルスの監督を引き受けることにしたジョンは、ティモシーという少年と出会う。十二番目のメンバーとしてチームに選ばれた彼は体が小さく、運動神経も悪かったが、決してあきらめることなく人一倍練習に励んでいた。そんなティモシーにリックの姿を重ねたジョンは、チームの練習とは別に、ティモシーに個人練習をつけることを提案する。
ティモシーの努力に触発されるように、エンジェルスはリーグで快進撃を続け、決勝戦に駒を進める。
ティモシーが抱える、ある重大な秘密を誰も知らないまま―

-------------------
右に両袖机と椅子、コート掛け、椅子にはジャケットとネクタイ、まわりにベンチ。
真ん中の仕掛けがぐるりとまわって、そのなかに野球盤?
お芝居冒頭で主人公の社長幸せの絶頂で、妻子が交通事故で死亡。
もうやるきなしの状態のところでリトルリーグの監督を引き受け、息子とそっくりなできない子
を育てるという物語。かなり少ない人数のキャストでの上演。
諦めない!と子供がいうと客席からすすり泣き。
子供がけなげに生きてそして死んでいく、という筋書きには泣かされますね。

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題名:グリーンブック
劇場:TOHO CINEMAS 六本木
日時:2019年3月10日12:25-
料金:シニア割1100円
座席:G-31
ストーリー:
時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカバーナで用心棒を務めるトニー・リップは、ガサツで無学だが、腕っぷしとハッタリで家族や周囲に頼りにされていた。ある日、トニーは、黒人ピアニストの運転手としてスカウトされる。彼の名前はドクター・シャーリー、カーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏したほどの天才は、なぜか差別の色濃い南部での演奏ツアーを目論んでいた。二人は、〈黒人用旅行ガイド=グリーンブック〉を頼りに、出発するのだが─。

オスカー作品賞受賞。
実話をベースにした物語。反発するふたりが周りの環境などによりじわじわと仲を
深めていくところがじんわりきます。
そもそもが重い課題なのですが、苦しすぎるほどではなく、見終わった後は多少爽快。
でもまだまだこんなかんじで分断されているかと思うと、もやもやします。

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題名:Memory of Zero (ゲネプロ)
劇場:神奈川県民ホール
日時:2019年3月9日13:00-(途中休憩あり)
料金:招待
座席:1幕中央なかほど、2幕上手最前列
音楽監修・ピアノ/一柳 慧
構成・演出/白井 晃
振付/遠藤康行
指揮/板倉康明
演奏/東京シンフォニエッタ
ダンス/
小池ミモザ 鳥居かほり 高岸直樹 引間文佳 遠藤康行

梶田留以 木ノ内乃々 五島茉佑子 児玉アリス 佐藤明花
鈴木彩海 鈴木春香 平 雛子 まりあ 米持愛梨
上田尚弘 大橋武司 掛場一慶 郡司瑞輝 ながやこうた
水島晃太郎 吉﨑裕哉
番組:
第1部  身体の記憶 Memory of Body
クラシックバレエからモダンバレエが生まれ、モダンダンス、そしてコンテンポラリーダンスの時代へ。身体はどこへ向かうのか。一柳慧の音楽とダンサーの身体が絡み合い、交錯し、ダンスの変遷をたどる旅。
第2部 最後の物たちの国で In the Country of Last Things (原作/ポール・オースター 訳/柴田元幸)
遠い世界へ旅立った彼女から、手紙が届いた――。ポール・オースターの小説「最後の物たちの国で」をモチーフに、一柳慧が音楽、白井晃が台本・演出、遠藤康行が振付を担当。何もかもが破滅へと向かい限りなくゼロに近づく世界で、アンナ(小池ミモザ)が見出す希望とは?神奈川県民ホールの巨大な空間が滅亡の街へと姿を変え、記憶の音楽が響き始める。

【曲目】
一柳慧:交響曲第8番 リヴェレーション2011
一柳慧:リカレンス
一柳慧:レゾナント・スペース
一柳慧:タイム・シークエンス
ほか
一柳慧×白井晃 2人の芸術監督が「身体と記憶」をテーマに創るダンスパフォーマンス!
滅亡の街と化した劇場空間で、ダンスの現在(いま)を映し出す
「ダンスとは何か」「ダンスはどこへ向かうのか」――神奈川芸術文化財団の2人の芸術監督、作曲家・一柳慧と演出家白井晃が共同で新しい芸術表現を追及する芸術監督プロジェクト。第3弾となる今回は、振付に遠藤康行(元フランス国立マルセイユバレエ団ソリスト・横浜バレエフェスティバル芸術監督)、主演に小池ミモザ(モナコ公国モンテカルロ・バレエ団プリンシパル)、演奏に現代音楽のスペシャリスト板倉康明(指揮)&東京シンフォニエッタを迎えて贈るダンスパフォーマンス!
第1部「身体の記憶」と、第2部「最後の物たちの国で」(作/ポール・オースター 訳/柴田元幸)を基にした2作品を、神奈川県民ホールの舞台上に客席を組むステージ・オン・ステージの形式で上演します。
巨大な神奈川県民ホール大ホールの全空間を舞台に繰り広げられる、刺激的なコラボレーションにご期待ください!




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客は舞台の奥の3方向後方にある仮設席に座るのです。そして通常の客席には客はいれません。
キャストは舞台上と客席に作った仮設舞台で踊ります。
劇場全体の定員と比べるととても少ない数しか客を入れられないので、ある意味とても贅沢な舞台です。
自由席ですが、幕間に席を移って別の方向から見て欲しいと言う張り紙あり。もちろん動きました。
最初はキャストが出てきて床になにやら数字を書いていきます。それから約20人のキャストが転がったり
這ったり組み合わさったり。。キャストが客席の方もでずぱっていきます。
1幕と2幕は全く違うテイスト、1幕はミニマムなコスチュームで大人数のダンサーによる群舞、
2幕は世紀末救世主伝説でも始まるようなディストピアな雰囲気でのダンス。
この体験をうまく語ることができないのですが、とにかくとてもコストがかかった贅沢な時間を
過ごさせてもらいました。


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題名:ロミオとジュリエット
劇場:東京国際フォーラムC
日時:2019年3月7日13:30-16:30(途中休憩あり)
料金:S席13000円
座席:1階7列16番
劇団:
作・演出:
出演:
  ロミオ:古川雄大
  ジュリエット:木下晴香
  ベンヴォーリオ:木村達成
  マーキューシオ:黒羽麻璃央
  ティボルト:渡辺大輔

客席は99%お嬢さんだったでしょうか。男性の姿はほとんど見えません。
通路側に座っていたのですが、オープニングは突然頭上からロミオの歌声。
振り向くと1mくらい先にロミオが立って歌っていました。
もうこれで物語世界に没入。
セットは建設工事の足組のようなかたち、若者ばかりの出演、
ポップな歌にダンスで楽しい。
時代を現代にもってきているのでみんな携帯を持っています。
これで最後のすれ違いをどうやって演出するの?と疑問に思っていましたが
まあ、こういう形しかないでしょうね。
メインテーマである「世界の王」気にいりました。
また見てみたい。

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