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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:両国寄席「近日真打三人会」
日時:2005年2月9日18:00-20:45(途中休憩あり)(18:30ごろから聞きました)
劇場:お江戸両国亭
料金:当日1500円
座席:最前列左端
番組:
 三遊亭楽之助 一つ目国(この途中から聞きました)
 三遊亭円之助 雑俳
 五街道喜助   錦の袈裟
 三遊亭遊史郎  看板のピン
 三遊亭円之助  転宅

 五街道喜助   壷算
 鏡味菊仙・花仙  江戸大神楽
 三遊亭遊史郎  七段目

看板に鳳楽さん休みで楽之助さん代演と出ていました。
両国寄席にくるのは初めて。駅から多少歩きますが、大通りの
わかりやすい通りにあります。
ここはかわら版を持ってくれば割引になるのですねー。知らなかった。
当日券料金を払う人には逆にかわら版がもらえるそうです。
三か月定期5000円というのもあるとか。5回通えば元がとれます。
自宅が近くだったら思わず買ってしまう価格設定です。
料金を払ってふりむくとそこにはパイプ椅子と高座、ビルのフロアを
そのまま使っているような感じでした。観客は20ー30人といったところでしょうか。
両国亭では円楽党の定席をやっています。円楽党はほとんど聞いたことが
ありません。
喜助さんを見るのは本当に久々。記録をひっくりかえしたら以前に見たのは
1999年。。うーん、見ないうちにすごく貫禄がついて。。。
喜助さん以外の出演者は全員高座で見るのは初めてです。
よたろうがなかなか良い味だしてます。私も吉原にあがって殿様と間違われて
みたいものだわ。
転宅はお妾さんのコケティッシュな感じと泥棒の最後の情けない顔がいい。
壷算は、店のおやじのやたらハイテンションな感じがおもしろい。
今まで聞いた壷算の中で一番面白かったかもしれません。
さて膝代わりは江戸大神楽。高座を半分後ろに片付けて立ち技のスペースを
作りました。けっこう狭い空間。
菊仙・花仙コンビは両国亭初出演なのだそうです。
花仙さんは高座初出演。ふたりとも緊張しているのが客席にまで伝わってきて、
それを受けて客席もなんだか異常なテンション。
最初は菊仙さんによる五階茶碗、茶碗と板と房を顎にたてた棒の上に積み重ねて
いきます。積み終ると棒の下に鞠を入れてその鞠をまた別の棒で支えます。
茶碗群ー棒ー鞠ー棒ー口と縦に並びました。鞠をはずして棒に糸を巻き付けて
糸これを最前列で見るのはけっこう
スリリング(^^;;) 最後に茶碗が1つ落ちた!と思いきや一段下に積んであった
茶碗の中にすっぽり!!見事なリカバリでした。
バランス芸の後は傘回し。鞠、金輪、茶碗、桝、客による投げ込み、
乱回しやジャンプなどを見せてくれました。
終ると拍手、握りしめた拳を開くと手に汗が、まさしく手に汗握らせる熱演でした。
私の後ろに座っていたおじさんが一人言で「今まで曲芸を見た中で一番緊張した」
まさしくその通り。初高座の成功おめでとうございます。
トリは歌舞伎もの。遊史郎さんのやさ男ぶりが道楽若旦那の雰囲気にぴったり
ですね。
最近別の趣味に時間がとられてなかなか寄席通いできないのですが、
また暇を作って行きたいものです。

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