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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:ZINGARO - Loungta -
日時:2005年3月13日17:00-18:55
劇場:木場公園内ジンガロ特設シアター
料金:プレミアムシート24000円
座席:Kブロック1列目18番(最前列)
劇団:ZINGARO
作・演出:バルタバス

公園内の特設会場でした。駅からちょっと遠かった。
開演10分前に開場。それまでは隣の売店&カフェでひまつぶし。エルメス製品の
販売もあり。ポシェットで12万円ですか。。コーヒー500円、ビール800円。
なにもかも高いように思われます。まーそういう価格を気にしない人向け公演な
のでしょう。
劇場は丸いすり鉢のような形状、高低差はありますが一番上の席(すなわち一番
安い席)からでも問題なく見えそうです。劇場上方の二箇所からチベット声明が
聞こえていました。そして香がたかれていて、これが花粉症にはきつかった ;_;
最前列の前には高さ1m、奥行き50cmほどの柵、その中の舞台は直径30m程度?
舞台の中央には食卓のハエよけのような半球状の網みたいなのがかかっていました。
舞台の外側では開演前から五体投地する人々がいました。柵の上でもシャーマン
みたい人ががなにやら体をくねらせています。声明とあいまって異世界に来た気分。

事前アナウンスで「チベット僧による祈祷へ敬意を表して、上演中の拍手はご遠慮ください」
これって馬を驚かさないためじゃないの?
開演するとハエよけ網みたいなのが頭上に巻き上げられると、中には馬がたくさん。
まったく気配が感じられなかったのはすごく良く訓練されている証拠なのでしょう。
馬の踊りと人の踊りがじわじわと行われます。
僧の踊りは飛び跳ねてくるくるくる、なんだか螺旋教団と通じる雰囲気も感じます。
髑髏の着ぐるみ?を着た人間が、馬にのって登場。馬に舞台の中を外周にそって
駆け足をさせて、そしてその上で芸を見せました。馬上に立ったり、逆立ちしたり、
馬上ジャンプしたり、回転したり、数々のアクロバット。でもアクロバットとは
違うところで驚いてしまいました。それは、馬が引き起こす「突風」!馬が駆けて
くる度に体にバシッ!と風がぶつかるのです。衝撃波といってもいいくらい。
ついでに土も飛んできます(^^;)もう速く走られるだけで大迫力!
場面は変わって、馬の横歩きやスキップなど、足をあげてとめるスローペースの
馬の演技。後足中心にステップを踏んでくるくる回るなんてのも。
後頭部に鬼の顔ふたつ付いている獅子舞のようなでかい仮面をかぶった人が
出てきて、馬をよせてくだくだと動いています。獅子舞を模しているのかなあ。
裸の馬が多数はいってきてなんとなくたたずむというシーンもありました。
馬以外で登場したのはガチョウ。馬上からガチョウに餌をやってガチョウを
引き回します。わらわら馬に近づくガチョウ。最後は走る馬の後ろをガチョウの
集団がおっかけて円周を回ってました。ショートカットをするずるをしたガチョウ
は1羽だけ(^^;)
最後はキャスト全員がねころがって、チベットの風景が天井スクリーンに
ポタラ宮がうつって幕。

この作品は見れて良かった。特に馬の風圧を感じられたのはうれしい。
最前列ならではの味わいだったでしょう。
けれど24000円払うだけの値はあったかといわれると??
値段を考えるとちょっと微妙です。まあ後方席の援助をしたと思えば良いのでしょうね。



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