今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:八月花形歌舞伎第二部棒縛り 劇場:歌舞伎座 日時:2020年8月9日13:45-14:27 料金:1等8000円 座席:1階5列18番(5列目センターブロック) 出演: 次郎冠者:勘九郎 太郎冠者:巳之助 曽根松兵衛:扇雀 再開始まったばかりの歌舞伎座。 こちらも検温、消毒、市松模様の客席。1階はほぼ満席ですが、両サイドは 販売されていない模様。 最前列でも舞台とソーシャルディスタンスがとられているようですが、 最前列で心配な客にはフェイスシールドを提供するという看板がありました。 地下の売店は開いていましたが、人影はまばら。 筋書の販売はなく、その代わりにシンプルな筋書が無料で提供されていました。 会場アナウンスはありますが、客席スタッフは原則として看板を掲げて注意を 促していました。客席はとても静かです。 棒縛りの登場人物は3人、後ろの雛壇には演奏と義太夫、皆黒装束に黒マスク、 口から下にべろんとたれさがる覆面スタイルのマスクをしていました。皆さん黒子ですね。 棒縛りは、主が山一つ向こうに出かけるので、手癖が悪い次郎冠者を棒にしばりつけて 盗みをできないようにしようという話。太郎冠者と主で語らって、次郎冠者に棒術の 演武をさせて決めポーズのところで両手を棒に縛り付けてしまいます。 次郎冠者の勘九郎には、舞台に出たところからずっとウキウキ感が出ずっぱりでした。 舞台に立てるのが嬉しくて仕方ないのでしょうね。見てる方も一緒になって楽しく なっちゃう。次郎冠者は最初に棒術の型を披露するのですが、その棒の扱い方も 美しい。所作がきれいだとマニピュレーション自体も別次元に見えてしまいます。 無事次郎冠者を棒に縛ったと思ったら、今度は太郎冠者が主に後ろ手に縛られてしまいます。 でも不撓不屈の二人w、その状態で酒庫に潜入し、無事酒盛りをすることに成功! その間の努力?もとても笑いを誘います。 酒を飲んで出来上がると、じゃんけんをして勝った方が飲み、負けた方が舞い。 縛られたままでの舞も面白い。特に棒縛りでの舞は、多少の制約があったほうが かえって面白くなる、というものなのでしょう。この状況での連舞もかっこいい。 酒飲んで連舞するという文化で育ってみたかった。 主人が帰ってくればもちろん、お小言。次郎冠者は主人に対してあばれまくった状態で幕。 コメディ的要素とかっこいい舞とでおなかいっぱいで満足しました。 次回はもっとゆっくり舞台を見たい! PR |
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