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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:さるすべり~コロナノコロ~
劇場:座・高円寺1
日時:2020年8月8日17:00-18:20
料金:3000円
座席:D-18(4列目右寄り)
劇団:オフィス3〇〇
作: 渡辺えり
共同演出: 渡辺えり、 木野花
出演:木野花、 渡辺えり
演奏: 会田桃子(バイオリン)、 川本悠自(ベース)
美術・伊藤雅子
照明・宮野和夫
音響・城戸智行
音響オペレーター・枳?敦
演出助手・朝倉エリ
舞台監督・野口毅
宣伝美術・emibatake
配信協力 speedy
制作デスク・久保寺由美
制作助手・渋井千佳子
制作・児玉ひろみ(Kaleidoscope)

検温に消毒に市松模様座席配置、人が座らない座席には段ボール人間が座っていました。
舞台右手にはミュージシャン。
舞台真ん中には長テーブル、こまごまとしたものが雑然とおかれています
左右には段ボール箱と家具、奥には冷蔵庫、右端にはごみ袋らしいものと
マンガが置かれてます。左端にはテレビデオ?にVHSビデオテープ。
開演10分前には黒服、黒帽子、黒覆面で目だけ出した人物が左右に登場。
開演前から演奏開始、ミュージシャンの方々でしたが、ジプシーという
設定なのだそうな。芝居の伴奏や間奏にベースとバイオリンの美しい音色、
これだけでチケット代3000円の元を取った気分
木野花さんがゴミ捨てに歩くシーンから本編開始。
二人は姉妹で何か月も自粛しているのですが、なぜ自粛しているのかわかりません。
何かビールに関係あるらしい。コ、、、
時々メタなシーンがはさみこまれて、元々8月の鯨を上演するはずが、
全面的に台本を書き直しての新作、二人はまだ若すぎるので8月の鯨はできない、、
木野花さんが住んでいる実家に、妹の渡辺えりさんが押しかけて住みつこうと
荷物を整理、県を跨いだ移動が自粛なので東京から川崎へ帰れない。。
ぼけた?年寄りの会話が続き、時々安保になったり築地での食堂の噺になったり
どこまでが現実でどこからが脳内妄想なのか判然としない状況がゆるゆると
続いていきました。渡辺さんは二曲歌い、木野花さんはとなりで不思議な
踊りを踊ったり。実は空襲を逃れるために自粛していた???
誰かが来るのを待っていたり、バースデーケーキが出てきたりしましたが、
全ては謎のまま。
最後は「コロナ」を思い出し、来ないなら出かけよう、で幕。
カーテンコールでは渡辺さんが、この舞台ができるのが奇跡、すべての舞台関係者
に本当に感謝している、木野花さんが、あらためて旗揚げ公演しているよう、
というのを聞いて泣けました。
舞台ならではの不思議な時間を皆と共有していたのです。

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