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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:流山児★事務所座・高円寺 秋の劇場14『ユーリンタウン』-URINETOWN The Musical-
日時:2011年10月16日14:00-16:45(途中休憩あり)
劇場:座・高円寺
料金:4800円
座席:C14(中央3列目)
脚本・詞:グレッグ・コティス
音楽・詞:マーク・ホルマン
翻訳・起案・上演権獲得交渉:吉原豊司
台本:坂手洋二
演出:流山児祥
音楽監督:荻野清子
訳詞・歌唱指導:浅井さやか
振付:前田清実
殺陣:岡本隆
美術:水谷雄司
照明:沖野隆一
音響:島猛
出演:
ロックストック(ロクスッポ):別所哲也
リトルサリー(ちびサリ):坂井香奈美
パレル(パレパレ):清水宏
ペネロプ・ペニーワイズ(ペニペニ):伊藤弘子
ボビーストロング(ビンボー・スットボケ):今村洋一
コードウェルクラッドウェル(冷血クラウド):塩野谷正幸
ホープ・クラッドウェル(ホッピー・クラウド):関谷春子
フィリップ上議員議員(ヒップご意見番):三ツ矢雄二
ミスターマックイーン(マッキッキ):栗原茂
ミセス・ミレニアム(センメンキ・センネンキ夫人):柏倉太郎
ピロー博士(ピロピロ博士):甲津拓平



久々の座高円寺です。
客席案内係はキャストが行っており、全員警官の扮装。
婦人警官は胸が大きく上着にショートパンツ、それにガーターという出で立ち、
色っぽいです。私が座ったのは3列目で舞台の床とほぼ同じ高さ。
真ん中に URINE UCCという塔があって上には煙突。これが裏返ると公衆トイレNo.9
になるのです。舞台の左側にバンド。
まずは前説、行うは清水宏扮するパレパレ、やたらテンションが高い。
ミュージカルの雰囲気を作るということで、拍手や喜んだり怒ったりする練習。
オープニングはキャスト総出(たぶん)、さほど広くない舞台になんと44人!
キャストが足を踏みならすと仮設の客席はぶるぶると揺れるのです。
キャストには「ロクスッポ」や「ビンボースットボケ」といった二つ名がつけら
れていました。名前が違うと舞台全体の印象もまるで違います。ネーミングって
本当に魔力があるんですね。ブロードウェイミュージカルが見事にアングラ演劇
へと変わっていました。もっともこの作品はオフブロードウェイからあがってき
たもので、もともとかなりシニカルに世の中やミュージカルを見据えたものなの
ですが。。振り付けもオリジナルとはだいぶ異なりました。



幕間ではびらくばり、そしてビラ取り締まりの警官。
プレイとしてみると迫力満点なのですが、歌唱力が弱いのが残念。だってミュージ
カルですもの、というミュージカルのパロディ的な面が薄くなっていました。
Run Freedom Run くらいはのせてほしかった。。。
しかしアングラ芝居モードでみていると、いまの反格差デモを先取りしていたか
のように見えてきました。さて現実社会もこのミュージカルのエンディングのよ
うに革命成功、そして。。。
クライマックスでばらまいていた金が私の足元にまで。。。。

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