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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:ミュージカル『メリー・ポピンズ』
劇場:東急シアターオーブ
日時:2026年4月25日17:30-20:25(途中休憩あり)
料金:土日祝A席13000円
分類:ミュージカル
座席:2階8列35番(2階後方右サイドブロック)
原案:P.L.トラバース
オリジナル音楽・歌詞:リチャード・M・シャーマン、ロバート・B・シャーマン
脚本:ジュリアン・フェローズ
新規楽曲・追加歌詞&音楽:ジョージ・スタイルズ、アンソニー・ドリュー
共同製作:キャメロン・マッキントッシュ
翻訳:常田景子
訳詞:高橋亜子
出演:(* がこの公演出演者)
メリー・ポピンズ … 濱田めぐみ / *笹本玲奈 / 朝夏まなと
バート … 大貫勇輔 / *小野田龍之介 / 上川一哉
ジョージ・バンクス … *小西遼生 / 福士誠治
ウィニフレッド・バンクス … 木村花代 / *知念里奈
バードウーマン/ミス・アンドリュー … 島田歌穂 / *樹里咲穂
ブーム提督/頭取 … コング桑田 / *丹宗立峰 (2026/4/4更新)
ミセス・ブリル … 浦嶋りんこ / *久保田磨希
ロバートソン・アイ … *石川新太 / DION
ジェーン・バンクス … 市川桃子 / 久住星空 / *辻乃之花 / 室岡星愛  (五十音順)
マイケル・バンクス … 張浩一 / *中西縁 / 中込佑玖 / 深澤統  (五十音順)
ノース・ブルック … 石川剛
ミセス・コリー … 小島亜莉沙
ケイティ・ナナ … 福満美帆
ヴォン・ハスラー … 小林遼介
ネーレウス … 髙橋慈生
ミス・ラーク … 吉田玲菜
ヴァレンタイン … 東間一貴
スウィング … 伊藤稚菜、工藤彩、齋藤信吾、高瀬育海、髙田実那、高山裕生、水島渓
岩下貴史、小形さくら、熊澤沙穂、今野晶乃、咲良、清水錬、白山博基、照井裕隆、中原彩月、長澤仙明、西村実莉、廣瀬喜一、MAOTO、吉岡慈夢  (五十音順)
スポット映像:https://www.youtube.com/watch?v=AdK44igsGVM
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まずオープニング、メリーポピンズと名乗ったところで泣けました。再会が嬉しい。
公園でカラフルな情景に変わるところは気持ちが上がります!銅像が沢山舞い踊るのは
めっちゃ楽しい。そしてキッチンでのマジック、袋をふるとデッキブラシに変身!等は見
もの。どうやっているのか全然わかりません。
お父ちゃんが銀行で歌う歌、次のハトに2ペンス とくると両方とも心に染みこむ。
すぱかり、、はとにかく楽しい。歌とダンスが圧巻。何度でも見たいシーン。
Supercalifragilisticexpialidociousは聞いているだけでハイになっていきます。
人形が大きくなってダークに踊るところは悪夢、のはずがさほど怖くない。temper temper
はどこへ行った?(後で調べたら演出かわって差し替えられていたようで、いつから??)
この演出、全般的に舞台が明るくなっていて初演のダークなイメージがかなり払拭されて
いるようです。この前見た時もそうだった??
2幕はなんといってもStep in Time!もうここだけずっと見ていたいかも。バートの宙吊り
タップがとても楽しい。
今回一番目をひいたのはバンクスお父さん、ジョージバンクスが真面目で一途だけどちょっ
と頼りない。そのお父さんが転落(首?!)したのちの復活がとても心に染みました。
お父さんが歌うたびに泣けました!歳をとると作品のどこに関心が深いかかわってくるもの
ですね。

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題名:新宿発8時15分
劇場:日本青年館ホール
日時:2026年4月12日13:00-14:40
料金:A席9000円
分類:ミュージカル
座席:2階 2F列46番(2階後方横通路すぐ後ろ上手)
劇団:
作・演出:三谷幸喜
音楽:荻野清子
美術・・・・・・・松井 るみ
照明・・・・・・・三澤 裕史
音響・・・・・・・井上 正弘
衣装・・・・・・・前田 文子
ヘアメイク・・・・宮内 宏明
振付・・・・・・・本間 憲一
歌唱指導・・やまぐちあきこ/横山 達夫
演出助手・・・・・西 祐子
舞台監督・・・・・瀧原 寿子
プロデューサー・・北村 明子
出演:
天海祐希、香取慎吾、尾上松也、ウエンツ瑛士、シルビア・グラブ、新納慎也、
今井朋彦、藤本隆宏、小澤雄太、中島亜梨沙、大野泰広、峯村リエ、
小林隆、秋元才加、浅野和之
配役:
天海祐希:輸送司令センター長/料理研究家/OL/野球少年/畳職人A/トラック運転手/家出女の夫/審査員/コーラス
香取慎吾:ムサシノ警察交通課管官/ニュースキャスター/子供/ダーリン/コーラス隊
尾上松也:駅員/役者/亀/主婦B/コーラス隊
ウエンツ瑛士:車掌A/カップルA/ペアダンス②/コーラス隊
シルビア・グラブ:ムサシノ警察交通課主任/家出女/シャカシャカコーラス隊/催眠術師/ペアダンス①/コーラス隊
新納慎也:輸送司令センター副長/地質学者/おばちゃん/ペアダンス①/コーラス隊
今井朋彦:消防庁総合司令室長/ビジネスマン/ド近眼男/主婦D/コーラス隊
秋元才加:ムサシノ消防署所属指揮隊長/シャカシャカコーラス隊/ホステス/獣医/ペアダンス②/コーラス隊
峯村リエ:ムサシ/消防署所属レスキュー隊長/プロデューサー/ダンサー/好きな女/ペアダンス④/ニュースキャスターの恋人/コーラス隊
藤本隆宏:指定病院医師/カップルB/店員/整骨師/畳職人B/ペアダンス③/コーラス隊
小澤雄太:ムサシノ消防署所属レスキュー隊員/面接男B/歯医者/コーラス隊
大野泰広:運転士/絶倫男/泥棒/コーラス隊
中島亜梨沙:車堂B/東京KMAT長/過保護女/シャカシャカコーラス/ペアダンス③/コーラス豚
小林隆:ムサシノ消防署所属大隊長/面接男A/主婦A/コーラス隊
浅野和之:ヒルガオカ駅駅長/クリームの妖精/ポートク寺駅駅長/野球少年の父親/老人
ペアダンス④/シモブクロ駅駅長/地球/主婦C/コーラス隊 ほか
演奏:
荻野清子(ピアノ) 近藤淳(リード) 岸徹至(ベース) 萱谷亮一(ドラム・パーカッション)
イントロダクション:
誰も観たことのない、聴いたことのないミュージカルを
作ろうと思っています。
こんなにゴージャスな出演者を集めて、
こんなことをやるのかと、
観る人全てが驚愕するようなミュージカルを。
ひょっとするとこれってとんでもないことかも知れません。
ストーリー:(パンフレットより)
朝のシンジュク発下り電車
一つの事故が発生した
カマタマ線シンジュク駅を朝8時15分に出発した
カマクラ行き下り各駅停車が、線路上で緊急停止した。
接触事故が発生したのだ。
輸送司令センターの陣頭指揮のもと、各自職務を全うしようとする車両乗務員、近隣駅員、消防・察関係者たち。
そして事故車両に乗り合わせた人々、駅で電車を待つ人々が、それぞれの事情を抱えながら、一刻も早い復旧を待っている。
事故対応が完了し、再び電車が動き出すのはいつになるのか。
一つの事故が多くの人々の人生を変えていく・・・・??。
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ネタバレあり。


日本青年館ホールの2階で見るのは初めて。客席の傾斜がかなり急で前の人の頭が全く視界
いはいりません。かなり見やすい。
開演前には前幕が銀のボディに緑のストライプがはいった列車の絵柄、山手線みたい?
そこにはKAMATAMA 0815 と書かれていました。前説もなんだか車掌アナウンスみたい。
開幕すると列車の前幕は上がっていき、それから終演まで降りることはありませんでした。
舞台の真ん中にちょっと高い部分、床には線路の絵、背景では垂直に線路が続いています。
バンドが後方、左右には着替えのための衣装セットが多数。キャストは当初白いシャツに
黒いパンツで登場、その後は舞台左右で着替え(舞台外もあったかも)てました。
少人数で多数のキャストを演じ分け、ストーリーを一気に見せるという点において、come
from away と似た雰囲気を感じました。
ストーリーは小さな女の子が線路に入ってしまったところから始まります。カマクラ行き
電車は女の子のすごい手前で急停車!接触はなかったのですが、いたはずの女の子が行方
不明!目撃者によると男の人が女の子を救い上げて線路から走り去ったとのこと。緊急停
止後は、鉄道輸送指令センター、最寄り駅、警察、消防・救急、病院などが連携しつつ、
とんちんかんなことをしたり。。当事者がみえないので運行再開すると人身事故が発生す
るリスクがあり、停止が長引く。天海祐希さんのセンター長がめっちゃカッコいい。この
人いたら大災害でもなんとかなるかもと思えてしまいます。そして鉄道の運行停止により
目的地にいけずに困った人達の集団、その方々の群像劇 ←ここもやはり come from away
みたい。電車が動かないので近くのバス停まで行って新宿行に乗ろうとした長蛇の行列。
近くの私鉄駅まで歩いて新宿行に乗ろうとしたらこれまた長蛇の行列。。。ニュースキャ
スターは生番組に穴をあけるし、面接を受ける方も審査する方も遅れ、プレゼンには間に
あわず、オーディションにも間に合わず、子供の弁当も届けられない etc. これらの人々
の縁が絡み合っていくのが後半部分で、ウエルメイド。役者がGODOTと書かれたファイルを
もっていたので気になっていたら、ゴドー待ちミュージカルのオーディションでした。
オーディション、プレゼン、はリモート、面接は実はそこに面接官と候補が居合わせて
いた、弁当を送る先はまった女の子。ゴドー待ちはもういかにもという感じで歌い上げて
くれましたよ。そして別の場所が一か所、料理研究家の料理教室。料理研究家は料理教室
の生徒たちを待っているのですが、運行停止で誰も来ない。でも実は女の子を救った男性
が、料理研究家の夫で、夫は女の子を救った後に勢い余って崖から転落。。。ほろ苦い結
末でエンド。
前半と後半のテイストがだいぶ違い、中だるみ感がないではないですが、全般的にかなり
面白い出来でした。そんなに長くないのもよし!歌の中では、路線によって快速が急行よ
り速かったり遅かったりする、というのが笑いのツボにはいりましたね。
もう一回みたいけれどチケットは無し。

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題名:ミュージカル『ジキル&ハイド』
劇場:東京国際フォーラム ホールC
日時:2026年3月29日12:00-14:55(途中休憩あり)
料金:B席6000円
分類:ミュージカル
座席:3階8列3番
原作:R.L.スティーヴンソン
音楽:フランク・ワイルドホーン
脚本・詞:レスリー・ブリカッス
演出:山田和也
上演台本・詞:髙平哲郎
音楽監督:甲斐正人
指揮・音楽監督補:塩田明弘
美術:大田 創
照明:高見和義
衣裳:小峰リリー
ヘアメイク:林 みゆき
声楽指導:ちあきしん
振付:桜木涼介
アクション:渥美 博
音響:山本浩一
演出助手:郷田拓実/小川美也子
舞台監督:中村貴彦
プロデューサー今村眞治(東宝)/鵜野悠大郎(東宝)/増田瑞穂(ホリプロ)
出演:
ジキル/ハイド:佐藤隆紀(Wキャスト)
ルーシー:和希そら(Wキャスト)
エマ:唯月ふうか(Wキャスト)
ジョン・アターソン:竪山隼太
サイモン・ストライド:章平
執事 プール:佐藤 誓
ダンヴァース・カルー卿:栗原英雄
川口竜也 百々義則(劇団四季) 鎌田誠樹 三木麻衣子 川島大典
彩橋みゆ 池谷祐子 岡 施孜 上條 駿 川口大地 木村つかさ
熊野義貴* 藤田宏樹 藤本真凜* 真記子 町屋美咲 松永トモカ(五十音順)
*=スウィング
STORY:
19世紀のロンドン。
医師であり科学者であるヘンリー・ジキル(柿澤勇人/佐藤隆紀)は、「人間の善と悪の両極端の性格を分離できれば、人間のあらゆる悪を制御し、最終的には消し去ることが出来る」という仮説のもとに研究を重ね、作り上げた薬を生きた人間で試す段階にまで到達した。
ジキルは病院の理事会で人体実験の承諾を得ようとするが、彼らはこれを神への冒涜だと拒絶。ジキルの婚約者エマ(Dream Ami/唯月ふうか)の父親で理事会の議長でもあるダンヴァース卿(栗原英雄)のとりなしもむなしく、秘書官のストライド(章平)の思惑も絡み、理事会はジキルの要請を却下した。ジキルはその夜に開かれたエマとの婚約パーティーで、親友の弁護士アターソン(竪山隼太)に理事会の連中は全員偽善者だと怒りをぶつける。
アターソンはジキルを連れて上流階級の社交場から抜け出し、たどり着いたのは場末の売春宿「どん底」。男どもの歓声の中から、現れたのは娼婦 ルーシー(真彩希帆/和希そら)。「(私を)自分で試してみれば?」というルーシーの言葉に天明を受けたジキルは、研究室に籠り、薬の調合を始める。きらめく調合液をひとり乾杯して飲み干すジキル。そして全身を貫く激しい痛みが襲い、苦痛に悶えるジキル。腰が曲がり、声はかすれ、まるで獣のよう。この反応は一体何なのか!そして、とうとうジキルの中に眠っていたもう一つの人格 エドワード・ハイドが解き放たれる。
時を同じくして街では次々とむごたらしい殺人が起こる。謎に満ちた恐怖の連続殺人事件にロンドン中が凍りつく。果たしてこれはハイドの暴走なのか。エマや執事 プール(佐藤 誓)の心配をよそに研究に没頭していくジキル。
ひとつの体に宿った二つの魂“ジキル”と“ハイド”の闘いは、破滅へ向けて驚くべき速さで突き進んで行く…。
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千秋楽で満員、今回は新演出だそうですね。前回見たのが10年以上前なので何もかも
が新しく見えてわかりません。セット、振付は全部?
東京国際フォーラムCは傾斜が十分あって前の人の頭が気になりません。
かなり抽象的なセット、階段ふたつがくっついたりわかれたり、座り込んだり。以前は
具体的にロンドンの街並みを再現していたような。
オープニングの群舞&合唱はどろどろした感じが良い。ジキルはとても力強く、3階
奥にまで楽々声が到達するかのよう。
とはいえ、薬ができた!後は人体実験だけ!!ってどうして薬できたとわかるんだよー。
病院の評議会であまりに説得力のない演説をぶつジキルが痛々しい。見事な空回り。
" This is the Moment" はものすごく力強く、胸が熱くなりました。まるでクライマッ
クス。ハイド登場、全然声質が変わり、本当に他者が現われた!!
それからハイド最初の殺人、水車のような大きな車輪に紐をひっかけての絞殺、まるで
必殺仕事人みたい。(昔はどうやって殺してました?)それにしても、殺すくらいなら
新薬の実験体に使えばいいのに!と思いましたよ。善悪分離して真っ当な人間にでき
るんでしょう?
2幕はハイドとルーシーの"Dangerous Game" がとても良かった。ルーシーがめっちゃ
エロい!色気駄々洩れ。ハイドでなくてもおかしくなりますわ。対するエマは清純な
天使!これはジキルハイドならずとも両方欲しくなってしまう。
そしてクライマックスの"Confrontation" 以前の舞台ではひとところに立ち止まった
まま、右に左に振り向くことでジキルとハイドを描きわけていましたが、今回は舞台
の上を走り回る!より大変な対決であることを示しているように見えて、これはこれ
で面白かった。
前回見たのとは全く異なったジキル&ハイドを堪能。
カーテンコールでは佐藤隆紀さんが話している最中に感極まって絶句、客席からは大
きな拍手!今後続けられる全国ツアー頑張ってください。

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題名:MOJOプロジェクト第2弾 ミュージカル『どろんぱ』
劇場:日本青年館ホール
日時:2026年3月18日13:00-15:40(途中休憩あり、終演後アフタートーク)
料金:S席14500円
分類:ミュージカル
座席:1N-6 (1階後方左端近く)
劇団:
作・演出:末満健一
作詞:森雪之丞
作曲・編曲・音楽監督:深澤恵梨香
ゲストコンポーザー:和田唱
出演:小池徹平、屋比久知奈、生駒里奈、木内健人、東島京、加治将樹、土井ケイト、相葉裕樹、吉野圭吾、真琴つばさ、暁矢薫、天野翔太、岩淵心咲、北園真弓、工藤翔馬、熊野ふみ、高田紋吉、星賢太、森さとる、横山慶次郎
アフタートーク:3月18日(水)13:00 小池徹平 屋比久知奈 生駒里奈 東島京 末満健一
あらすじ:
煙の妖怪である烟々羅(演・小池徹平)は人間の姿に化けて、遠野爽子(演・屋比久知奈)というひとりの女性に憑りついていた。爽子に「自分の夫・遠野薫」だと思いこませた烟々羅は、彼女とともに神隠しの伝承が残る深い森へとやってくる。爽子は行方不明となった自分の娘をさがすうちに、その森へと足を踏み入れたのだ。だが、そこは神隠しの森などではなかった。時代の流れとともに信仰や畏怖する心が失われた現世から追いやられた妖怪たちの吹き溜まりの森であった。森の様子はなにやら慌ただしい。現世から《どろん》と消えてしまった妖怪たちが、再び現世に《ぱ》と現れるための年に一度の祈願祭、《どろんぱ》がまもなく催されようとしていたのだ。福の神である座敷童子(演・生駒里奈)、日本全国に伝承が残る河童(演・東島京)、ひねくれ者の猫又(演・木内健人)、欲望のままに行動する犬神(演・加治将樹)、神聖さすら漂わせる九尾狐(演・土井ケイト)、得体の知れない天邪鬼(演・相葉裕樹)、墓場の土から生まれた人形神(演・真琴つばさ)、そして妖怪たちの総大将である滑瓢(演・吉野圭吾)。烟々羅と爽子を待ち受ける運命とは。今宵、妖怪たちの百鬼夜行がはじまろうとしていた。
PV: https://www.youtube.com/watch?v=JeilAXxpR4E
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今回は撮影回。撮影機材がはいり、1階後方センターブロックには客をいれていません。
私の近くにもカメラ。舞台上には左右両端に木。左側に祠、右側に鳥居。右端木の根元
に地蔵、左端木の根元に狐の像。真ん中の盆に鳥居がいて石段と共に回る。
オープニングはまさしく百鬼夜行!さまざまな妖怪が舞い踊る!造形が全部かわいい。
ぬらりひょん(滑瓢)、人形神(ひんながみ)九尾狐(尾がいっぱい!)、河童、座敷
童子、猫又、狗神、天邪鬼、豆腐小僧(豆腐を持つ)、天狗、土蜘蛛(足がいっぱい!)、
雨降小僧(和傘を被る)、酒呑童子、雪女郎(雪女の別名らしい)、貧乏神、小豆洗い、
山彦、小雨坊、火車(背中でぐるぐる)、かまいたちと本当にオールスター!私が知ら
ない妖怪がいるのも面白い。
主要妖怪にはキャラクターソングあり、妖怪の特徴をソロで語ってくれました。
物語の舞台は伝承の森、そこには伝承によって生まれ、錦絵などによって形を得た妖怪
たちが、伝承が忘れ去られることによって現世から追い出されて住まわせられている場所。
現世とは異なる場所で、人間は本来はいることができないのだけれど、爽子は妖怪に憑り
つかれたためたどりつくことができた。後ほど明らかになりましたが、旦那と称する男は
実は妖怪。妖怪の統領ぬらりひょんは、どろんぱの儀式に人間の魂を生贄にしようと爽子
を捕まえようとし、敵対勢力の人形神は人の願いをかなえる代わりに人を地獄送りにする
能力をもちそれを生きがい?にしている。二つの勢力から狙われている爽子の運命やいか
に?というところで烟々羅が八面六臂の活躍で爽子を助ける。烟々羅だけは伝承から生ま
れたものではなく絵師が書き上げた絵から生まれたとのこと。この烟々羅の中の人、小池
徹平の体力たるや無限!ほとんど出ずっぱりで殺陣もダンスも全力疾走。後半で7分間も
続く小池徹平の腿上げを皆さんにも見ていただきたい。
しかし少々残念なことに、筋書きがどうももっさり。妖怪の敵役が二手に分かれていて
ごちゃごちゃ。そしてヒロインが人形神に子供を蘇生させる願いをしない理由や、ぬらり
ひょんがヒロインを生贄にしない理由が解せません。造形や殺陣は素晴らしいのに。。

☆アフタートークメモ

Q:三公演目がおわってどう?

A:早くやりたいと思っていたらもう3日目。今日は初めてのまちそわ、そわそわしていましたが、いまのところ生きてるんで。
お客様の反応があってやっと作品が完成した!本当にたくさん暑いエネルギーをもらっている
皆すごいなと思って、体力がえげつないな、昔アイドルだったのに歌うということに初めてむきあうのでまだ慣れてない。
お客様が感想で良かったと言ってくださるおかげで力が湧いてくる。お客様がはいって演劇が完成。
稽古場だとわからないことがたくさん、照明がついて提灯がついて、はじめてその役として存在する説得力が増す。稽古場の通しと本番がまるで違う。なんどやっても飽きない。
稽古場で、7分間腿上げする徹平さん、最初は本番に向けて走るマイムだった、それでもきつかった。自分に負荷をかけたくて、殺陣で腿上げしていたら、腿上げの方がテンション上がると演出家に言われて、そのまま。
徹平さんが腿上げやるとき、他のキャストも袖で腿上げしている。
皆さんの拍手が腿をあげている。

Q (客席からの質問)爽子の本当の夫は?

A:シングルマザーです。



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題名:破果(パグァ)
劇場:新国立劇場中劇場
日時:2026年3月17日13:00-15:40(途中休憩あり)
料金:S席14800円
分類:ミュージカル
座席:1階17列38番(後方センターブロック)
翻訳・訳詞 : 高橋亜子
演出 : 一色隆司
音楽監督 : 甲斐正人
演出:一色隆司
美術 : 杉山 至
照明 : 倉本泰史
映像 : 松澤延拓 中澤裕季
音響 : 佐藤日出夫
衣裳 : 富永美夏
衣裳助手 : 川島加菜果
ヘアメイク : 中原雅子
アクション : 加藤 学
ステージング・振付 : 遠山晶司(梅棒) YOU
稽古ピアノ : 石川花蓮
歌唱指導 : 板垣辰治
演出助手 : 吉中詩織
音楽監督助手 : 竹内 聡
舞台監督 : 八木清市
音楽制作 : 新音楽協会
制作 : 小川知子 小田未希
出演:
爪角(チョガク):花總まり
トウ:浦井健治
ユン:中山優馬
若い爪角(チョガク):熊谷彩春
リュウ/ カン博士(二役):武田真治
秋野祐香 大泰司桃子 東 倫太朗
新井海人 今村心音 コイタ奈央美 下道純一 志村倫生
中西彩加 蛭薙ありさ* 矢澤梨央 若林佑太* 渡部又吁
(五十音順 *=スウィング)

STORY:
人生のほとんどをプロの暗殺者として生きてきた爪角(チョガク)。超一流の暗殺者であった彼女も年を重ね、身体の衰えから引退を決意する。今まで守るべきモノを作らず独りで生きてきたが、捨てられていた老犬や心を開いて接してくる近所の家族など気がつけば守りたいモノができていた。喜怒哀楽とは無縁の孤独な人生を送るつもりが、他人の痛みを感じるようになりいつしか心にぬくもりを求めるようになっていく…
そんな中、過去の記憶から突如現れた、爪角に復讐を誓った者が現れ、心を許した近所の子供を連れ去った…
人生で初めて誰かのために戦うことを決意した彼女に待ち受けるものとは?!
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舞台上に大きな横に長い階段。左右が分離して真ん中部分がぐるりと回るのです。
階段が回ると階段の裏側には各種のセット、回るたびにいろんな場面が出現。
オープニングは貿易業者(暗殺者)の群舞、全員黒服でコートの裾を翻してまるで
マトリックスみたい。物語が暗いせいか、舞台も物理的にずっと暗い。
最初は爪角がトウの父親の殺害シーン、その殺害が契機となりトウも防疫業者へと成長。
爪角はすでに初老、暗殺者としては少々ポンコツになっており、防疫は完遂したものの
対象に返り討ちにあって傷を負う。花總さんが年寄りを演じること自体が新鮮、もうそ
ういうお年なのですねえ。暗殺者の役柄のせいもあり?、とても地味で萎んだ雰囲気。
トウの願いは父親の仇討、しかしやりたいのはイキイキ?していたころの爪角への復讐。
道ですれ違っても気づかない爪角、年老いた姿を見て欲求不満を爆発させるトウ!とい
うところで一幕終了。爪角の脳内で説教するリュウ。
2幕に入ってポンコツ度がますます上昇する爪角、出会って治療を受けた医師に恋心を
いだいてしまうのです。それも初恋のような甘酸っぱい雰囲気。ストーカートウは爪角
を奮起させるために医師の娘を誘拐。
トウは雑魚暗殺者をたくさん雇い、爪角と対決させますがことごとく返り討ちに。そし
て最後は爪角vsトウ、ぎりぎりの戦いで爪角は勝利。トウは爪角への恨みと憧れ(恋?)
をこじらせていて、爪角に忘れ去られていたことが一番不満だったようで。でもトウの
死に際、爪角が「錠剤は飲めるようになった?」と語ったので実は覚えていた?(爪角
がトウ父を殺害した時にお手伝いとして入り込んでいて、当時は錠剤が飲めないトウに
錠剤を砕いて飲ませていたというエピソードあり。)
この間に、同居の犬は死ぬエピソード。犬に食べさせようと思って医者の母の果物屋か
ら買っておいた桃は腐ってしまっていた。その桃を歌い上げる曲の歌詞に「破果」とい
う言葉が出現。「傷んでしまった果実」、「若い女性」という意味があるということな
ので多義なのでしょうが、そこはうまく理解できていません。
とにかく主役ふたりの怪演が素晴しい。花總さんは昔は凄かったが今では初老ポンコツ
な姿が素晴しい。エリザベートとの落差が凄い。浦井さんは憧れと復讐心が入り混じっ
たストーカー&暗殺者、闇堕ち系をやらせたら天下一品のような気がします。そして
若い爪角、熊谷さんも良かった。高音がきれいに伸びて、ひび割れた年寄り爪角と好対
照。武田さんはなにやってもカッコいいですね。
ところで、アンサンブルを導入して舞台をそれなりに広く使っていますが、オリジナル
は少人数ミュージカルのような気がするのですが、どうなのでしょう?
ところで最後の難易度最高の防疫は達成したの?誘拐された子供はちゃんと戻ったの?
結局最後の戦いで爪角以外みんな死んだ?
オープンエンドな感じがあったので、原作に挑戦だ!

ーーーここまで舞台感想ーーー

というわけで原作の日本語役を読んでみました。ヒロインはもっとしょぼくれています。
トウはなんでそこまで爪角にこだわるのかわけがわかりません。最後の難易度最高の防
疫案件ありませんでした。誘拐された子供は無事もどりました。爪角以外皆死にました。
後日談はもうちょっと痛い雰囲気でした。原作よりミュージカルの方がほのかに明るく
く私は好きですね。

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