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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:スリル・ミー
劇場:東京芸術劇場シアターウエスト
日時:2021年4月3日12:00-13:40
料金:9500円
座席:RA列9番(右手端横向きの席の一番前)
原作・音楽・脚本:STEPHEN DOLGINOFF
翻訳・訳詞:松田直行 
演出:栗山民也
出演:
私:田代万里生 
 彼:新納慎也

RA列に座ったのははじめて。真ん中の客席は舞台に向かってなだらかに
下がっていくのですが、ここは水平。当然前方の方は通常の客席より
だいぶ高くなっていました。舞台までの見通し良好!
でも横座りしたり、首ひねったり体はちょっとつらいですが。
客層はもちろん9割以上女性。
舞台は真ん中に鉄の階段、上に扉、そしてその上に窓。2階の上手にはピアノ。
舞台上には四角い台が備え付けられており、周辺がときおり光りました。
左右両サイドには椅子、それに下手にはタイプライター。
ピアノ1台で奏でられる肉声ミュージカル!
これが初演ペアなんですね。まるで宛書されたのような舞台。
何をしだすかわからない「彼」と、「彼」にぞっこんの若々しい「私」。
一幕もので最初から最後までテンション高く走り抜けました。
「彼」の傍若無人な振る舞いに振り回されまくりの「私」が純愛&不憫に
思えてきます。
そして「私」が「彼」に犯罪の真実を明かすところでは、ほんとうに
ぞわぞわしましたよ。「私」がめっちゃくちゃ瑞々しいのです。振り回して
いるようでいて、実は陥れられていた「彼」が実はとっても不憫だったという
どんでん返しが本当に美しく決まっていました。
別キャストでもみたかったのですが、、チケットは敗退。。

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題名:レビュー春のおどり
劇場:新橋演舞場
日時:2021年3月27日16:30-19:05(途中休憩あり)
料金:S席9500円
座席:2階1列34番(上手より)
劇団:OSK日本歌劇団
第1部 ツクヨミ ~the moon~
    構成・演出・振付:尾上菊之丞
第2部 Victoria!
    作・演出:荻田浩一
出演:
桐生麻耶、楊琳、虹架路万、舞美りら、愛瀬光、華月奏、翼和希、千咲えみ、白藤麗華、城月れい、遥花ここ、登堂結斗、麗羅リコ、実花もも、栞さな、朔矢しゅう、唯城ありす、由萌ななほ、りつき杏都、雅晴日、羽那舞、凜華あい、涼乃あゆ、紫咲心那、瀧登有真、空良玲澄、真織ひな、花うらら/朝香櫻子(特別専科)

OSKを見るのは本当に久々。
トップの桐生さんでかい!ひときわ映えてます。
そして見続けていると一層大きく見えてくるから不思議。
全体として台詞シーンががほとんどなくて基本はダンス、
そして大道具がほとんどなく小道具で場面転換。
1幕は一応月をネタに日本の歴史。キラキラ輝く衣装。
堀部安兵衛は姿かたちからぴったりの雰囲気。
ぬぼーっとしてけんかっ早くそしてかっこいい!
念仏踊りのシーンは風情あり。かなり聞かせてくれる
キャストもいましたね。
大衆演劇っぽいテイストも感じられましたが、それは
トップ=座長が色んな意味で大きいせいかもしれません。


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題名:ウェイトレス
劇場:日生劇場
日時:2021年3月20日13:00-15:45(途中休憩あり)
料金:S席14000円
座席:1階J列25番
出演:
ジェナ:高畑充希
ポマター医師:宮野真守
ドーン:宮澤エマ
ベッキー(Wキャスト):浦嶋りんこ
アール:渡辺大輔
オギー:おばたのお兄さん
カル:勝矢
ジョー:佐藤正宏
ルル:御園紬
脚本:ジェシー・ネルソン
音楽・歌詞:サラ・バレリス
原作映画製作:エイドリアン・シェリー
オリジナルブロードウェイ振付:ロリン・ラッターロ
オリジナルブロードウェイ演出:ダイアン・パウルス
共同制作:バリー&フラン・ワイズラー
演出補:アレックス・ヒューズ
翻訳・訳詞:高橋知伽江
日本版演出補:上田一豪
音楽監督補・歌唱指導:鎮守めぐみ
製作・主催:東宝/フジテレビジョン/キョードー東京


ほぼ満員、たぶん最前列以外は全部客をいれていますね。
スタッフがロビー場内私語禁止と訴えかけていますが、
ざわざわとノイズっぽいざわめきが。。
舞台の左右にはパイが飾られた塔がばーんとたっています。
舞台奥左側にバンド、客席からいつもだいたい見えてます。
そしてオープニングはぽっぷ、いかももブロードウェイ
ミュージカルの王道を見てるという気分にさせます。
物語は女子がいろいろあるのよねえというものなんです
が、皆たくましい。

ドーンのデート相手のオギーがなかなかよい。おたくな
雰囲気がでているのに身が軽くてしかもきびきびと歌えて
ます。アールがDV野郎っぽく、そしてポマターは不倫に
おどおど。いかにも戯画っぽくいいのです。
そしてヒロインのジェナががんがん歌ってくれます。
バックダンサーの振付もなかなかいいかんじ。
けっこう良いできだと思いますね。
満員で、いい演技で大きな拍手、これが良いミュージカル
鑑賞ですよねえ。

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題名:ブロードウェイ・オリジナルミュージカル『BARNUM/バーナム』
劇場:東京芸術劇場 プレイハウス
日時:2021年3月10日12:00-14:15(途中休憩あり)
料金:S席10500円
Music by CY COLEMAN
Lyrics by MICHAEL STEWART
Book by MARK BRAMBLE
翻訳・訳詞 高橋亜子
演出 荻田浩一
音楽監督 荻野清子
振付 木下菜津子 松田尚子
美術 乘峯雅寛
衣裳 木鋪ミヤコ(doldol domain)
衣裳製作 大屋博美(doldol domain)
ヘアメイク 田中エミ
照明 奥野友康
音響 原田耕児
映像 新倉和幸 九頭竜ちあき
映像協力 ウォーリー木下
歌唱指導 満田恵子
稽古ピアノ 中原裕章
演出助手 坂本聖子
舞台監督 弘中 勲
宣伝 エイベックス・エンタテインメント
出演:加藤和樹 朝夏まなと ・ 矢田悠祐 
   綿引さやか(Wキャスト) 内海啓貴(Wキャスト) <- 3="" 10="" br="">章平 工藤広夢 斎藤准一郎 泰智 福田えり 咲良 米島史子 廣瀬水美 中尾ミエ
フィニアス・テイラー・バーナム:加藤和樹 創造力と熱意にあふれ、言葉巧みに魅惑的なショーを作り出す興行師。サーカスの興行や博物館の経営だけでなく、時計工場の経営を担ったり、市長も務めるなど、幅広いビジネスの才能を発揮する。
チャイリー・バーナム:朝夏まなと バーナムの妻。夫を愛し、彼の仕事に協力しているが、興行主ではなく安定した職に就くことを望んでいるため、ふたりの間ではしばしば方向性の違いによる諍いが起こる。
トム・サム、リングマスターほか ジェームズ・A・ベイリー(一人三役):矢田悠祐
【リングマスター】サーカスのパフォーマーでありストーリーテラー【ジェームズ・A・ベイリー】
小さなサーカスのオーナー。興行師の仕事から離れていたバーナムを再びショーの世界に連れ戻そうとする。ショーを進行する大きな役
ジェニー・リンド:綿引さやか(Wキャスト)スウェーデン人の魅力的なオペラ歌手。バーナムとともに各地で公演を行い、人気を博す。
エイモス・スカダー:内海啓貴(Wキャスト) ニューヨークにあるアメリカ博物館のオーナー。バーナムとともに博物館を経営することになる。
ジョイス・ヘス、ブルースシンガー:(一人二役) 中尾ミエ 【ジョイス・ヘス】
バーナムのサーカスで見世物となる女性。バーナムは「100年前にジョージワシントンの看護師をしていた世界最高齢の160歳」という設定で彼女を売り出す。
映像出演:フィリップ・エマール 石田純一(Performer Ai)
版権コーディネート 東宝ミュージック
特別協力 木下サーカス
企画 シーエイティプロデュース
主催・製作 シーエイティプロデュース エイベックス・エンタテインメント
ストーリー:
バーナムの興行師としての人生は、「ジョイス・ヘス」という女性を”世界最高齢の160歳“として売り出すことから始まる。彼の誇大な広告や作り話によって、見世物の興行は成功をおさめるが、妻のチャイリーは人々をだますような仕事ではなく、社会的に尊敬されるような安定した職に就くことを望んでいた。しかし、見世物こそが自分の世界に彩りを与えてくれるのだと考えているバーナムは、博物館を経営したり、世界で最も小さい男「トム・サム将軍」といった話題性のある見世物を手掛けることによってますます有名になっていく。
その後スウェーデン人のオペラ歌手であるジェニー・リンドと契約した彼は、すっかり彼女に熱中し、チャイリーを置いて彼女とともにツアーへと旅立つ。公演は大成功となり、ジェニーとの距離も縮まる中、バーナムはふと愛する妻が共にいない生活への虚しさを感じ、ジェニーのそばを離れる。チャイリーの元に戻った彼は、時計工場で働いたり、ついには市長に選ばれたりと、彼女が望む通りの安定した生活を送ることになるが、そんな生活にも突如終わりが訪れ…
バーナムは再び、自らの才能をショーの世界で生かそうと決意するのだった…。

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50%の客席率、1階は満席ですが、その他は空席ありそう。
オープニングから詐欺師の匂いぷんぷんのバーナム、いかにも怪しい。
後ろに映像でクラウン登場、やはりうまいクラウンがいるだけでサーカス
の薫りがでますね。映像で動物やサーカス芸も出てきてました。
160歳の女性役で中尾ミエさん登場、中尾さん歌う踊る!よく動けますよね
歌い終わると大拍手!全体として見世物小屋の猥雑さをちょっと詐欺師より
に描いた雰囲気。でも見世物なのにバックがジャグリングのみ。
道具はクラブ、リング、ボール、ポイ、ディアボロ。ディアボロはハイトス
ピルエットをみせてくれました。博物館を建設するところでは、シガーを
レンガと見立ててのダンス、技は中抜き。博物館が火事で焼けた後には、
ひげ女、大男、身長60㎝のチビ、チビは首に、首から下の小さな人形ぶら
さげて、黒子さんの協力でダンス!そしてオペラ歌手のリンドがうまい!
でもなんでバーナムに惹かれるのか謎w
バーナムには狂言回し(リングマスター?)がずっとついていて突っ込み
とか賑やかしするのですが、元々そういう演出なのでしょうか?
そして幕間には特別協力の木下サーカスの映像が流れていました。
2幕は妻のいない生活に飽きて、見世物業を引退し、工場経営するが人生
灰色、そこで口八丁の能力を生かして政界進出!末は大統領!!と妻に尻を
押されますが、妻の死で挫折。最後はリングリングサーカスの共同経営者
となって新しい出発!
サーカス・見世物ミュージカルということで期待していたのですが、
期待よりかなり地味でした。キャスト数が15と少ないのが大きかったかな。
クラウンが生身で出演してくれればまた見栄えが変ってくると思いましたね。
バーナム死ぬまでを描いていて映画より長い物語。というわけで、キャスト
のファンか、サーカス関係者か、バーナムに興味があれば見てもよいでしょう。

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題名:梅棒 11th STAGE『ラヴ・ミー・ドゥー!!』
劇場:サンシャイン劇場
日時:2021年2月21日13:00-14:55
料金:S席8300円
座席:1階12列6番
劇団:梅棒
出演:伊藤今人・鶴野輝一・遠山晶司・塩野拓矢・櫻井竜彦・楢木和也・天野一輝・野田裕貴・多和田任益・押田岳、新垣里沙
作・総合演出:伊藤 今人[梅棒]
振付・監修:梅棒
ストーリー:
アイドルオタクの内気な少年(多和田)、パーカーを特徴的に着こなすストリートギャング(押田)、歌とダンスをこよなく愛する少女(新垣)は、ある共通項から熱い友情を育むものの離れ離れに。数年後に再会を果たした3人の住む世界は、当時と圧倒的に異なっていて──。劇中は、これらの人間模様とアイドルオーディションの行方が同時進行で描かれる。
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満員、若い女性の客が大部分の客層。
ほとんど台詞がない、ダンスドラマでした。
既存楽曲を組み合わせてのストーリー展開なので、
ジュークボックスミュージカルと言っても良いかもしれません。
オリジナル曲もいくつか。物語は王道女性アイドルグループと
悪役女性アイドルグループ(実は女装入り)がバトルを繰り広
げて行って最後は大団円。主役はモー娘のよう、悪役はベビー
メタルみたい。全編本当に踊り続け!
物語バレエがあるように、これは物語ジャズダンスですね。
Movin'Outを思い出しましたよ。
イケメンががんがん踊り続けるのだから客層は納得。
そしてオタ芸でもダンサーが踊ると美しい。
筋書はかなりシンプルでもうちょっと捻りが欲しいと思いましたが、
次公演もまた見たいと思いましたね。

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