今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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舞台装置はけっこうシンプル、レンガの壁のようなものと、アナログ 時計のような丸いなにかのスケルトン。 主役のチャーリー以外は、たくさんの役をこなす典型的な少人数 ミュージカルのつくり、白衣を着て研究所スタッフをやっていたかと 思うと、スタッフ皆が白衣を脱ぎ捨ててパン屋の店員になったり。 オープニングではチャーリーは天真爛漫な笑顔、そして朴訥な歌、 かわいい。ところが手術した後はみるみる偉そうな雰囲気に変化。 この作品はある意味変身ものなので、その意味ではうまくやって くれています。突き抜けた頭の良さになった時の見せ方は難しい とは思いますが、もう少し唯我独尊でもよかったかも。 アルジャーノンが変調をきたしてふたり(一人と一匹)で逃げ出し たところで幕間。 このネズミのアルジャーノン役は白いネズミ姿?のダンサー、色んな 場面に出現してダンス。これがすごい、おもわず見ほれました。 チャーリーのだんだん元の状態に戻っていく時の苦しさがいじらしい。 最後は皆で花束で幕。まずまず原作を再現していたと思います。 ダメになっていくところをもう少しきちっと描いてくれていたら クライマックスで大泣きだったでしょうね。 劇場:日生劇場 日時:2020年10月15日13:30-16:00(途中休憩あり) 料金:13500円 座席:GC階 A列13番 作曲・編曲:ジェイソン・ハウランド 演出:宮本亜門 脚本・歌詞:高橋知伽江 出演: 渡辺勘治:市村正親(ダブルキャスト) 渡辺光男:村井良大 小説家:新納慎也(ダブルキャスト) 小田切とよ:May’n(ダブルキャスト) 渡辺一枝 :唯月ふうか(ダブルキャスト) 助役:山西惇 川口竜也 佐藤 誓 重田千穂子 治田敦 林アキラ 松原剛志 上野聖太 鎌田誠樹 砂塚健斗 高木裕和 福山康平 飯野めぐみ あべこ 彩橋みゆ 五十嵐可絵 石井亜早実 河合篤子 中西彩加 竹内真里 高橋勝典 市川喬之 STORY: 役所の市民課長・渡辺勘治(市村正親/鹿賀丈史)。 早くに妻を亡くしてからは男手一つで息子の光男(村井良大)を育てあげ、今は息子夫婦(光男の妻・一枝(May’n/唯月ふうか))と同居している。毎日毎日同じことの繰り返し、いわゆる“お役人”気質な助役(山西惇)を筆頭とする役所で、淡々と仕事をこなす日々である。 ある日、渡辺は自らが胃がんであり、残りの人生が長くないことを知る。自らの生涯を振り返ると、そこにあるのは、意味あることを何ひとつ成し遂げていない人生。愕然とした渡辺は、現実逃避のために大金をおろして夜の街に出る。しかし、30年間真面目一筋を貫いてきた渡辺には、金の使い道すらわからない。 そんなとき、一人出向いた小さな飲み屋で、売れない小説家(新納慎也/小西遼生)に出会う。渡辺の境遇に興味を持った彼は、“人生の楽しみを教えてやろう”と宣言し、2人は盛り場を何軒も渡り歩く。しかし、渡辺の心は一向に晴れず、募るのは虚しさばかり・・。 その翌日、渡辺の元を訪ねてきたのは、役所の若い女性事務員・小田切とよ(May’n/唯月ふうか)。はつらつとしたとよの初々しさに触れるうちに、渡辺は、自分の人生になかったものを見出すようになる。これからでも、自分に何かできることがあるのだろうか・・。渡辺は、第二の人生を歩みだす・・・。 --------------- 市松模様客席ですが、センターブロック近辺のみ間の席を販売しているようです。 GC列はB列にあまりひとがいませんでしたが。 初演の際には加賀さんでみてとても良かったので、今度は市村さん! 市村さん、若々しい!!若い子といろいろまわっても違和感ないです。 よれよれの声をだしているのですが、それでも声にハリがあるというか。。 (後で加賀さんが市村さんより若いと知ってびっくり。) 初演から二度目ですが、あの映画の「生きる」を見事にミュージカルへと 変換したものだと感心してしまいます。派手なシーンはあるし、主人公が 覚醒する場面もある、そして感情の起伏がはっきり曲にのる。 役所でたらい回しの歌が、いかにもあるある、という感じで楽しいというか もーなんとかしてというか。そして助役があいもかわらずいやらしくてよい! 主人公は60歳目前、ということはすでに私の方が年上なわけでなにやら複雑な 気分。私もこれから一体何ができるんだろう?と考えてしまいましたよ。 でも何もしないのも人生。 1幕最後に覚醒をしてそれからばりばり働く働く!すごくエネルギッシュなので、 親子で少しは話し合えよーと思ったり。渡辺勘治にとっては人生最後の道楽を 阻止されては困るので仕方ないといえばしかたない。 映画では公園ブランコで一人寂しく終わりますが、舞台では葬式のあと場面が かわって、葬式参列者全員が見守る中、雪が舞う公園の真ん中でブランコで終演。 これがとても美しいシーン、客席からかなりすすり泣きが聞こえました。 気持ちのどんよりを軽くして劇場を去らせてくれるこの演出は好きですね。 小説家は渡辺勘治にとって天使か菩薩のような存在だったのかも。。 劇場:神奈川芸術劇場ホール 日時:2020年10月4日13:00-15:10(途中休憩あり) 料金:S席7500円 座席:1階13列32番 原作:宮沢賢治 脚本:能祖將夫 音楽監督:中西俊博 舞台美術:小竹信節 歌:さねよしいさ子 演出:白井晃 出演:木村達成 佐藤寛太 宮崎秋人 / 岡田義徳 さねよしいさ子 明星真由美 有川マコト 伊達暁 飯森沙百合 伊藤壮太郎 黒田勇 西山友貴 山口将太朗 ミュージシャン:新澤健一郎(キーボード)、柴田奈穂(バイオリン)、 小夜子(バイオリン)、ファルコン(ギター)、木村将之(ベース)、 海沼正利(パーカッション) 《あらすじ》 「お父さんからラッコの上着がくるよ」、少年ジョバンニは今日もクラスメートのザネリにからかわれていた。 遠い外国の海に漁に出たまま戻ってこない父に、ラッコの密猟をして逮捕されたという悪い噂が立っていたの だ。今日は星祭りの夜、耐えられなくなったジョバンニは町外れの丘に登り、一人星空を見つめる。すると汽車 の音が聞こえ、気がつけば客車の中、目の前には親友のカムパネルラもいて。銀河のほとりを走るその汽車は、 実は死者の魂を天上へと運ぶ汽車であった。途中で乗り降りする奇妙な人々。二人は「ほんとうの幸い」を探して、どこまでもどこまでも一緒に進んで行こうと決意するのだが・・・。 ------------ 開幕前、舞台上は真っ暗、木製の骨組みみたいなものに多少光があたっているだけ。 舞台全体が明るくなることはあまりなく、暗い舞台。まあ銀河を渡る話なので。。 大道具はすべて木製の瓦礫っぽいなにか、教室になったり客車になったり。 オケピがあってバンドが左がわに鎮座。オープニングはさねよしいさ子さん登場 して、歌いはじめました。その後も独唱+手前にダンス。 主役以外は、いじめをする同級生になったり、活版印刷所の作業員になったり、 鉄道の乗客になったり、歌のバックダンサーになったり。ダンスはマイムにちかい動き。 序盤はジョバンニへのいじめが強調されて、陰々滅滅とした雰囲気。苦学生だった のね>ジョバンニ。いまなら生活保護でしょう。 大きな振り子(時計?)のオブジェがばんと目の前にでて、気がつくと カムパネルラは溺れた友達を助けて代わりに水死?そしてジョバンニの目の前に 登場。現実が悪夢なので逃れるために幻想に突入していった、というふうに 見えました。いまの現実から逃れたい、という気持ちは現在にも合致しているようです。 幻想的なシーンがさねよしいさ子さんの歌唱でより幻想的にみせられた舞台でした。 題名:アラジン 劇場:四季劇場海 日時:2020年9月26日13:10-16:00(途中休憩あり) 料金:11000円 座席:1階10列17番(センターブロック左寄り) 劇団:劇団四季 出演: ジーニー 韓 盛治 (24日~27日) アラジン 厂原時也 ジャスミン 三井莉穂 ジャファー 牧野公昭 イアーゴ 阿部よしつぐ (24日~27日) カシーム 岩崎晋也 オマール 嶋野達也 バブカック 白瀬英典 王(サルタン) 吉谷昭雄 【男性アンサンブル】 蔦木竜堂、濱中湧大、髙橋 徹、提箸一平、笠松哲朗 髙草木健二、水原 俊、二橋 純、品川芳晃、林 晃平 渡久山 慶 、小林清孝 【女性アンサンブル】 相原 茜、篠原真梨子、金 友美、小野日歌里、秋山 舞 髙田直美、矢野侑子、 ロビーを含めて食事禁止、飲み物は可。ふたつき飲み物に限り客席内でも可。 1階席満員(半数市松模様ですが)、規制緩和による販売座席の変更はまだ 行われていない模様。 久々にみるアラジン、オープニングからカラフルで楽しい。 アラジンの腹筋きれい、そして仲良し3人組がなかなかよい。 悪役大臣と腰巾着の演技が良くてそこだけストレートプレイしているかのよう。 フレンドライクミーは期待通り圧巻。もうここがあれば他はいらないw ジニーはいいやつ。自由になる期待が膨らんでそして奈落の底に落とされ、 そして再度浮上!の心の動きがよくわかりましたね。 空飛ぶ絨毯のシーンは星空にほんとに宙を待っているようでした。 でも考えてみれば嘘ついてばかりの青年が最後に白状するだけで許されて 全部成就するという、イケメン無罪というか泥棒の最高の夢みたいな作品 なんだと改めて思っちゃいました。でもこの物語の主役はジニーだからよし! とにかく楽しい舞台でした。 |
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