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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:Big River
日時:2004年10月25日13:00-15:30(途中休憩あり)
劇場:青山劇場
料金:S席12000円
座席:中段H列23番

劇場チケット窓口に長蛇の列。安売りチケット引き換えなんだろうなあ
7000円でうられてたはず。私は定価で買いました。
目の前にあたまひとつたかいおねえさんがすわった;_;良い席だと思っていたのに(涙)
これはトムソーヤの冒険の後日談である、ハックルベリーの冒険が原作となっています。
基本的にはロードムービー、人死になどの原作のどろどろした部分はカットされています。
この作品の特徴は健常者と聾唖者がキャストとして混在しており、手話による
台詞が必ずはいるということ。非常に珍しい演出です。
手話しながら唄うというのは、キャストの動きを制限するのではないかと思って
いたのですが、歌に付加価値をつける感じに見えるのは不思議。
英語手話といえども観ればなんとなくわかるところがあるせいでしょうか?
二人の手話による合唱も、唄っている最中は手話のみだが表現力が強まるといい
ましょうか、でもやっぱり左右の字幕を見てしまいます。
キャストが手話斉唱を行う間に別キャストが影コーラスとして舞台のどこかで歌うと
いうシーンもあり。黒人キャストの声はすばらしい、マークトウェイン役も活躍。
マークトウェイン役のキャストが初演のハック役だったのね。
2幕オープニングでは間奏曲にあわせて始まりの拍手が手拍子に。
エンディングの合唱、突然無声、しかし手話による発声は続いているのです。
声なき声の合唱というのがこれほどまでにインパクトがあるとは見るまで想像できません
でした。
しかし、筋書きはどうもとってつけたような感あり。とくにトムソーヤのところ。
たくさんある騙し噺をもうちょいいれたほうが物語としてはおもしろくなったでしょうに。
騙し方も、六尺のオオイタチの方がまだましなレベルというのはどうかなあ。






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