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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:三谷版 「 桜の園 」
劇場:神奈川芸術劇場ホール
日時:2012年7月25日19:00-21:15
料金:招待券でみました
座席:1階席まんなか付近
作:アントン・チェーホフ
翻案・演出:三谷幸喜
出演:浅丘ルリ子 市川しんぺー 神野三鈴 大和田美帆 藤井隆 青木さやか
  瀬戸カトリーヌ 高木渉 迫田孝也 阿南健治 藤木孝 江幡高志

初舞台の青木さやかさんの真面目な前説がありました。
この作品は「喜劇」ですよね。悲劇的な要素がどこにあるのかわからなかった、
というのは三谷演出がよかったのでしょう。金がないないと言いながら自らの
資産を守るわけでもなく、貸し出しもせず競売にかけられて没落する、というと
ころにそもそも悲劇的な要素はないような。。この能天気な地主階級を浅丘ルリ
子が怪演しています。すごい存在感です。やっていることはほとんど禁治産レベ
ルなのですがそれを周りが止められない。。兄(藤木孝)もこれまた突き抜けた
ダメ男。この舞台で唯一まともな人物が成り上がりの実業家(市川しんペー)、
彼の演技でちょっとうるっときたり。ちょっとひねったウェルメイドな舞台と
いった雰囲気でしたね。



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