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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:空想嬉劇団イナヅマコネコ作品No.1「桜花と風の追憶」
劇場:シアターグリーン BIG TREE THEATER
日時:2020年3月14日14:00-16:30
料金:5000円
座席:H12(客席横通路すぐ後ろ)
劇団:空想嬉劇団イナヅマコネコ
作・演出:CR岡本物語
出演:【風の組】: 浦上力士、福岡みなみ、倉垣まどか、夏目ありさ(AXL-ONE)、須藤さえ、相澤香純、辰己晴彦(イナヅマコネコ)、滝川華子(SOS entertainments)、加藤成美、福井渓友(イナヅマコネコ)、鈴丘めみ、飯原優(ASSH-NEXT)、小林諒大、喜多村次郎(劇団新派)、周大樹(演劇ユニットアムアネ)、堀雄介(イナヅマコネコ)、杉乃前ネイティ(イナヅマコネコ)、釣舟大夢(teamオムレット)
解説:
八百万の神々が住まう日ノ本の国、日本。
現在、その人口は二億人を超えるほどまでに増殖し、同様に、神々もその信仰の数を増やし、いままさに一千万体に迫ろうとしていた。
人々の信仰によって「現実」に「発現する」その神々は、既にこの日本における最大の観光事業となっていた。
「石ころの神様」「トイレの神様」「ウォシュレットの神様」……。
人も歩けば神に当たる。そんな日本で、神が未発現の神社に住む仲の良い姉妹は、
生活の為にも、自らの神社に祀られている神の発現を待ちわびていた。そして
千二百年の時を経て、ようやく彼女らの神社に発現した神、
ミズカミノミコト。
ミコトの出現により、徐々に鮮明になっていく姉妹の確執と神社の過去。
そして、ミコトが「何の」神であるか、それが明らかになった時、物語は最悪の結末へ辿り着く。ーーーーーーーーーーーー

本日マチネ。この劇団初見です。
神殿産業省という設定が面白い。
神様が人間世界に馴染んで暮らしており、舞台は神様がまだ顕現していない神社。
その神社の神を形作る1200年前の様子と現代が交互に描かれます。
顕現した神は自分が何者なのかわからず、神社の伝承とほんとうに起きたことが
食い違っており、姉妹の思いの食い違いから悲劇が起きます。
巫女さん、現場の神様、神殿産業省の役人たち、そして地獄の鬼夫婦とキャストは
バラエティにとんでおり、何が起きるかいつもドキドキ。
当初はコメディで、話が進むと謎が入り、それがダークで、、最後は泣けます。
人の弱さとそして希望を見せてくれました。
辻褄はけっこうあっていてウェルメイドといってもいいでしょう。
カーテンコールで主宰の、劇団解散の危機、でまた泣きました。日頃買わないプログラムを買って寄付もしてきました。この劇団また見たい。

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