今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:Hiromi: The Trio Project featuring Anthony Jackson & Simon Phillips 劇場:Blue Note New York 日時:2011年6月9日22:30- 料金:Bar 20USD + 1杯 10USD程度(JCB割引あり) 出演: Hiromi, piano & keyboards Anthony Jackson, bass Simon Phillips, drums 上原ひろみさんのCD発売記念ライブだそうです。 Bright Stream が時間通りに終わったので22時前に到着。 Blue Note の前がすごい人出で、こりゃはいれないかも?と 思ったら帰る人が大多数でした。行列ついていたらテーブルの 人の列でバーは別Orz まあ座れたからOKですが。 Blue Notes にはJCB割引10%というのがあるのですが、ミュー ジックチャージには利きませんでした。食べ物と飲み物には利きます。 飲んだのはマンハッタン、こっちにきて初めてのカクテルでしたよ。 バーの椅子は10個、立っている人は2人程度、後から来た人もバーだ と立ち見だと知るとテーブル席へ向かっていました。テーブル席は 最後まで満席ではなかったと思います。 写真は店内。演奏中はもちろん録画録音撮影禁止です。 私が座ったところからはピアノの鍵盤が見えました。 つまりひろみさんの背中と手が見える位置だったわけです。 ピアノの上ではもうひとつキーボードがありました。 演奏ではピアノとキーボードを交互にまた同時に使っていました。 私の目では捉えきれないな高速な時も。。残像が見えた? 背中がめっちゃ色っぽい。激しい音も繊細な音もはじけるよ うな音も哀愁を帯びた音も同じあの指から紡ぎ出されるとは不思 議な気分です。 久々に音楽に浸った気分。初めてピアノを聞いて楽しかったかも。 また聞きたいと思いましたが、もう聞くための時間は私には 残されていないのでした。 PR 題名:Anything Goes 劇場:Stephen Sondheim Theatre 日時:2011年6月8日20:00-22:45(途中休憩あり) 料金:ORCH 127USD + Telecharge手数料10.25USD 座席:ORCH A106(最前列センター) Kathleen Marshall (Direction and Choreography) Derek McLane (Set Design) Martin Pakledinaz (Costume Design) Peter Kaczorowski (Lighting Design) Rob Fisher (Music Direction) David Chase (Dance Arrangements) Other Credits: Lyrics by: Cole Porter Music by: Cole Porter Book by: Timothy Crouse and John Weidman, Howard Lindsay and Russel Crouse and Guy Bolton and P.G.Wodehouse 出演: Elisha Whitney: John McMartin Fred, a bartender: Josh Franklin Billy Crocker: Colin Donnell Reno Sweeney: Sutton Foster(TONY Awards,Best Performance by an Actress in a Leading Role in a Musical) Captain: Walter Charles Ship's Purser: Robert Creighton A Reporter: Clyde Alves A Photographer: William Ryall Luke: Andrew Cao John: Raymond J. Lee Angels: Purity: Shina Ann Morris Chastity: Kimberly Faure Charity: Jennifer Savelli Virtue: Joyce Chittick Hope Harcourt: Laura Osnes Mrs. Evangeline Hacourt: Jessica Walter Lord Evely Oakleigh: Adam Godley FBI agents: Adam Perry, Kevin Munhall Erma: Jessica Stone Moonface Martin: Joel Grey Old Lady in a Wheelchair: Linda Mugleston TONY AWARDS ミュージカルリバイバル作品賞受賞。 水曜ソワレは午後8時からなのですが、午後5時に劇場前を通ったらもうキャンセ レーションの行列ができていました。どれだけ人気なのでしょう? 案の定リバイバル作品賞をとりましたね。 この劇場にはいるのは初めて、いったいいつできました?全然記憶にないのですが。。 1枚目は劇場正面から、2枚目は側面から。 この劇場は地上の入り口から入ったところが2階席最後列席へとつながる扉がある のでした。1階席に行くためには階段を2階分降りなければなりません。どうりで 外からはさほど劇場が大きく見えないわけです。 今回は定価で買った最前列センター。最前列が出てきたときに思わず買ってしまっ たのですが、買って正解!サットンフォスターの魅力満喫できました 床の高さが首あたりと床面が見える位置の上に足が伸ばせるのでなかなか快適です。 今回の客層もかなり高年齢、WAR HORSE と良い勝負? すぐ眼の前にいるオーケストラピットの指揮者も船員の帽子を被っていました。 前説は Captain, 「乗船前に携帯の電源を切りましょう」 Sister Act という前説 にも色々キャラクタを載せていておもしろい。 オープニングの船が出航するシーンでは紙テープが客席に向けて投げられて、 最前列にいる私はもちろんキャッチ。 セットは基本的に甲板、そこに客室が時折現れるという構成でした、 指示をやぶって仕事をやらないうえに秘密に乗船して 不法に乗船した男が他人と婚約中の彼女を奪うというひどい話ですがw、それでも 許せてしまうダンスの迫力。一癖もふた癖もある連中ばかりが乗船! 1幕最後のAnything Goes は圧巻でした。サットンフォスターを中心とした20人で のタップダンス。男性船員のタップは迫力だねえ。足元までみれる高さの舞台に 感謝。タップチップまで見えました。 2幕は色々あって大団円w 各キャストの見せ場がたっぷり、 話としては古くさいのですが、役者がそろっている。 サットンフォスターの迫力はすごい!でもサットンフォスターショーだと思いきや 他の役者も迫力満点。リバイバル作品賞をとるだけのことはあります。 題名:The Normal Heart 劇場:John Golden Theatre 日時:2011年6月8日14:00-16:40(途中休憩あり) 料金:Playbill 割引75USD 座席:F116(6列目中央より6つめ) Joel Grey (Direction) George C. Wolfe (Direction) David Rockwell (Set Design) Martin Pakledinaz (Costume Design) David Weiner (Lighting Design) David Van Tiegham (Sound Design) Batwin + Robin (Projection Design) Written by: Larry Kramer 出演: Dr. Emma Brookner:Ellen Barkin Mickey Marcus: Patrick Breen Ben Weeks:Mark Harelik Felix Turner:John Benjamin Hickey Ned Weeks:Joe Mantello Craig Donner and Grady:Luke Macfarlane Bruce Niles:Lee Pace Tommy Boatwright: Jim Parsons Hiram/Examining Doctor:Richard Topol David and Felix :Wayne Alan Wilcox TONY賞リバイバルプレイ作品賞受賞。かなりせつない作品です。 広くない劇場です。両端でないかぎりどこにすわっても問題ない でしょう。最前列でも床が胸あたりにきますので大丈夫。 この劇場はほとんどストレートプレイにのみ利用されているはず? WAR HORSEよりちょっと客層が若い感じ。 ここでもアジア系の顔立ちはほとんど見かけません。 背景は白い壁、浮き彫りで文字がびっしり書かれています 読めるのは、、 This is a terrible problem.How come nobody's paying any attention of it? January 12 1982 GAY NEWS HEALTH CRISIS Everything, everything, is too little too late, by our silence, we have helped murder each other. Gay-related immune deficiency July 1982 The disease is renamed AIDS 年表になってます? 天井は照明を白木で囲んでおり、舞台全体が白い雰囲気です。 大道具は椅子と机程度。 オープニングは病院、順繰りに医者に呼ばれて、、新しい病にならなため には世界中のゲイがセックスをやめろと。。天井上の白木の部分にどこど このアパートとかオフィス、という説明が出て場面転換するのでした ゲイの中でも浮いてしまう主人公、助けてくれない弁護士。その間にも人は 死んで行きます。ライターの主人公がなんとか啓蒙活動をしようとする。 でもゲイだけの病気だと思われていて、、弁護士もやくたたず、市長もや る気なし、そのうち組織でも浮き上がり、かなり痛い。 力強い言葉の応酬、非常に高いテンションで物語が進みました。 現実が現実なゆえに説得力があるのでしょう。 レーガン政権補助金申請を断られたときの Dr. Emma の啖呵には 拍手が鳴りやみませんでした。 時々にジョークがはいって緊張が緩和するのですが、そういうときに限って 聞き取れないOrz。ちゃんと笑えたのは、彼氏から、言いたいことがある、 と問われたときの 妊娠したのか? くらいでしたよ。 最後は客席みんなすすり泣き 舞台の壁面どころかその外側まで死者の名前がずらりと。 もどかしくやるせない終わり方です。 終わった後に劇場前で作者からのメッセージが配られていました。 毎週火曜日の公演後にポストトークが行われているそうで、知っていれば 火曜日にみたのに残念! 題名:The League of Broadway Super Friends:Artists Joining Together to Support Those in Need 劇場:(Le) Poisson Rouge 日時:2011年6月7日22:45-24:20 料金:25USD 座席:ライブハウス中央後列立見 出演:Gavin Creel , Lindsay Mendez , Greg Naughton , Kelli O’Hara , Sherie Rene Scott and presented by Sh-K-Boom/Ghostlight Records ブロードウェイの俳優たちがライブをすると聞いて、聞きにきました。 このライブハウスはBlue Note New York から歩いて数分の場所にありました。 開演寸前にいったら劇場前も長蛇の列。はいったらもちろん満員立ち見。 ブロードウェイ有名俳優たちによる、1時間半のソロや合唱のライブを楽しみ ました。 しかし芝居を見た後に1時間半の立ち見にはすごいダメージをくらいました。 自分の体力のなさを侮っていた(涙)、次回からは高くても席が確保されて いるVIPチケットにしようと心に決めたのでした。 題名:War Horse 劇場:Vivian Beaumont Theater 日時:2011年6月7日19:00-21:40(途中休憩あり) 料金:Telecharge手数料込 135.25USD 座席:ORCH L309(1階席センターブロック少し後方) Marianne Elliott and Tom Morris (Direction) Rae Smith (Design, Drawings) Basil Jones and Adrian Kohler with Handspring Puppet Company (Puppet Design, Fabrication and Direction) Toby Sedgwick (Movement Direction) Paule Constable (Lighting Design) Christopher Shutt (Sound Design) Leo Warner and Mark Grimmer (Video) Adrian Sutton(Music) John Tams (Songs) Written by: MIchael Morpurgo 出演: THE HORSES Joey as a foal: Stephen James Anthony, David Pegram, Leenya Rideout , Joey: Jeslyn Kelly, Jonathan David Martin, Prentice Onayemi Topthorn: Alex Hoeffler, Jude Sandy, Zach Villa Coco: Joby Earle, Enrico D. Wey Heine: Sanjit De Silva, Bhavesh Patel THE PEOPLE Song Woman: Kate Pfaffl Song Man: Liam Robinson Lieutenant James Nicholls: Stephen Plunkett Arthur Narracott: T. Ryder Smith Billy Narracott: Matt Doyle Albert Narracott: Seth Numrich Ted Narracott: Boris McGiver Chapman Carter: Austin Durant Allan: Elliot Villar Thomas Bone: Bhavesh Patel John Greig: Joby Earle Rose Narracott:Alyssa Bresnahan Priest: Peter Hermann Captain Charles Stewart: Zach Appelman Sergeant Thunder: Richard Crawford Private David Taylor: David Pegram Paulette: Cat Walleck Soldat Schnabel: Bhavesh Patel Hauptmann Friedrich Mully: Peter Hermann Soldat Klausen: Elliot Villar Doctor Schweyk: Saint De Silva Oberst Strauss: Boris McGiver Sergent Fine: Zach Appelman Unteroffizier Klebb: Stephen Plunkett Emilie:Madeleine Rose Yen Taff: Saint De Silva Manfred:Austin Durant Matron Callaghan: Leenya Rideout Annie Gilbert: Hannah Sloat Veterinary Officer Martin: Ian Lassiter Goose: Jude Sandy Ennsemble: Joby Earle, Joel Reuben Ganz, Ariel Heller, Tom Lee, Enrico D.Wey パペットを用いた劇ということで期待していきました。 場内満員。メイキングのビデオなども販売されていました。 客席にはかなりお年寄りがみえます。童話が原作のはずなのですが。。。 舞台の頭上には白い雲、この雲に場面転換の際に年代とか背景がうつ るのです。 オープニングは小鳥が2羽飛びだしてきました。 棒の上で羽ばたく小鳥を人が操って、客席のうえもぐるぐると。 そこからキャストのアカペラによる合唱、こ、これはミュージカル? その後もバイオリンとアコーディオンが時折舞台に出現して音楽を奏 でると共に歌を歌うのです。やっぱりミュージカル?でもそこで歌う のは歌手だけでした。 さてジョーイ登場、最初は仔馬バージョンです。3人で頭、前足+胴体、 後ろ足+尻尾、を操ります。組み合わせは違えども3人で操るなんて まるで人形浄瑠璃みたいな雰囲気。これが本当にまるで生きているか のように動くのです。 この物語、筋書きとしては前半がバカな親父に振り回されて苦労する 息子とジョーイの話、後半は戦場に駆り出されたジョーイを兵士と なって探す息子の話というところでしょうか。 オープニングでは意地の張り合いから、本来の相場の数倍で仔馬を 競り落した父ちゃん!奥さんにはさんざん罵られ、仔の世話は息子に 押しつけちゃいます。 息子に馬がなついて行くのは本当に心が通っているかのよう。 そして突然大人の馬に変身!のジョーイ、胴体の中にふたり、そして 頭を操るものがひとりという構造に変わり、ちゃんと人が乗って走れ るのでした。 この農場にはガチョウもいるのです。このガチョウはひとりで操演さ れており、場面に息抜きを与えてくれます。 そして父ちゃんは一週間後に馬車を引けるようになるかどうかでまた 意地の張り合いをして賭を受けてしまいます。賭は馬の代金そのもの、 息子は、調教する代わりに成功したら馬は彼のものにするという条件 を父親に飲ませてがんばり、一週間でできっこない調教を見事成功! 手に汗握る勝負の一瞬、回り舞台を使って迫力を増してくれました。 そのときドイツと英国の戦争がはじまります。 軍馬を調達にくる軍、買い取り価格の高値に目がくらみ、父親は彼に 内緒でジョーイを売り払ってしまいます。 一緒についていきたいけれど兵隊にはいれない年齢16歳の彼 ;_; ジョーイを買い取った兵士はジョーイのスケッチを送ると約束します。 フランスに連れて行かれたジョーイは軍馬隊として戦闘へ駆り出され ます。ジョーイと同型の馬がもう一頭,その他は数頭は馬の前半分だ けが作られていて張りぼて兵士を載せる形でした。 突撃したジョーイ、騎乗している将校が銃弾に倒れてしまい、敵の手 にわたってしまいます。 父親からChristmasプレゼントで自転車をもらってもうれしくありません。 そのときスケッチ帳が届きました。そして訃報も。。 後半は戦争でいろいろあったw彼は19歳になって参戦してジョーイを探し ます。ジョーイは敵方の馬車馬として働いていたのでした。なんと戦車 ともバトル!この戦車もジョーイと同類のパペット?! 戦場にはパペット烏も出現しました。 ジョーイは味方の手に戻りますが、その時には片足を怪我しており、軍馬 としては役立たず、味方兵士の手で殺される直前にようやく彼と再開! すれ違いドラマのクライマックスとでも言いましょうか、ジョーイと出会 えそうでなかなか出合えないシーンでは客席から子供の黄色い声が飛んで いましたよ。それだけ子供たちがいれこんだということはそれだけ舞台に 迫力があるということでしょう。 カーテンコールでは馬の操演者の挨拶で何度もスタンディングオベーション が起きていました。馬を見るだけでも十分に元がとれる舞台でしょう。 |
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