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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:Rock of Ages
日時:2009年6月3日14:00-16:20(途中休憩あり)
劇場:Brooks Atkinson Theatre(NY)
料金:Rush 26.5USD
座席:ORCH F17
出演:
Constantine Maroulis (Drew)
Amy Spanger (Sherrie)
James Carpinello (Stacee Jaxx)
Mitchell Jarvis (Lonny)
Adam Dannheisser (Dennis)
Michele Mais (Justice)
Lauren Molina (Regina)
Wesley Taylor (Franz)
Paul Schoeffler (Hertz)
Michael Minarik (Ensemble)
Angel Reed (Ensemble)
Katherine Tokarz (Ensemble)
Savannah Wise (Ensemble)
Jeremy Woodard (Ensemble)
Andre Ward (Ensemble)
Tad Wilson (Ensemble)
Ericka Hunter (Ensemble)

Kristin Hanggi (Direction)
Kelly Devine (Choreography)
Beowulf Boritt (Scenic Design)
Gregory Gale (Costume Design)
Jason Lyons (Lighting Design)
Peter Hylenski (Sound Design)
Zachary Borovay (Projection Design)
Ethan Popp (Music Supervision, Arrangements and Orchestrations)
David Gibbs (Original Arrangements)
Book by: Chris D'Arienzo
物語:(公式Webより)
In 1987 on the Sunset Strip, a small town girl met a big city rocker and
in LA’s most famous rock club, they fell in love to the greatest songs of the 80s. It’s
ROCK OF AGES, an arena-rock love story told through the mind-blowing, face-melting
hits of JOURNEY, NIGHT RANGER, STYX, REO SPEEDWAGON, PAT BENATAR,
TWISTED SISTER, POISON, ASIA, WHITESNAKE and many more. Don’t miss this
awesomely good time about dreaming big, playing loud and partying on! Click here to
read the reviews!

ブロードウェイにきたら一度は挑戦?したいのがラッシュチケットです。
今回はRock of Age の抽選ラッシュに挑戦してみました。この作品のラッシュチケット
は26.5USD,抽選にはIDが必要です。私はパスポートもって行きました。
他のラッシュとは違い開演2時間前から受け付けて1時間半前に抽選。
最初に名前を書いたいかにもRock of Age おたくっぽい兄さんを捕まえて2人で
ラッシュに挑戦することに。ひとりあたり2枚まで申し込めるので一人出来た場合は
誰かと組めば当選確率は2倍になるはず。



さて抽選!無事に5番目くらいに名前が呼ばれました。そして次々と名前が
呼ばれていって、全員呼ばれた!その後に来た人にも名前を書かせて当選させ
ちゃってました。つまり全員当選!まだあまってるという状態なんですね。
ただ抽選には意味があります。最初の4枚だけはフルビューでその他はパーシャル
ビューだという但し書きがありました。実際にはもうちょっとフルビューを出していた
ようで私の2人前まではフルビューのチケットになったようです。さて、一緒に組んだ
兄さんはなんと7回目!RockOfAgesのTシャツ着こんでやるき?満々。
舞台の端がどちらか暗くなっているそうで、右側の端をくれと主張して無事F17,F18
をげっと。さすが7回のリピーター。さてどうかなあ。
、、、実はおちがありましたF17,F18って実は左端と右端なんです。
私は何も考えずにF17をとってF18を兄ちゃんに渡したのですが、兄ちゃんが欲して
いたのは左端だったらしい。たしかに右での演技のほうが左での演技より多かったのです。
逆に聞き取ってしまったわたしの耳Orzで、兄ちゃんは後ろでたってみることにしたようで。。
実際端に座ってるより立っている方が相当見やすいのでした。ちなみに、1幕終わったら
私の周りはがらーんとしてしまいましたよ。皆どこかへ移動したようです。

この舞台の特徴なのですが、ウェイターが客席通路を常時走り回っていました。開演前に
特別なチップを買っておくと上演中!でも酒を注文できるのです。こんなサービスを提供
して客単価をあげようとしている例はみたことがありません。マチネなのであまり注文してる
人はいないようですが、これが土曜の夜あたりになればすごいことになっているのでしょう。

さて舞台の上は典型的なジュークボックスミュージカルです。私はロックをあまり聞かない
のですが、それでもいくつか聞いた曲がありました。いかにも一癖もふた癖もあるような連中
ががんがんロックを語ります。バンドは舞台の真ん中。その後ろに電飾で映像がでています。
私が座った位置は、バンドまでは見えますが、電飾が半分きれる位置でした。
脳みそ空にしてぼーーっとみてれば良いって感じですかね。一応田舎からぽっとでの女の
子がライブハウスに勤めて、いろいろあった後ストリップ劇場に転身して、、という筋がある
ようですがまあどうでも良いのでしょう。
狂言回しがいて一応メタな芝居になっているのですが、かなり地味な感じ。
この舞台はキャストのみなさん、歌がうまく、客席にはそれを楽しむ観客たちという風情。
これってオフの時は、狂言回しが大きくてかなり毒のある作品だったりしませんか?
私の見立てでは癖のある小劇場ミュージカルから、能天気なジュークボックスミュージカル
へ華麗なる転身を遂げて見事に大衆の心をつかんだ、とみましたがどうでしょう?
オフもみたかったなあ。
このミュージカル、オープニング当初はORCHを99USDで売っていました。それがいつの
間にか120USDに。客がはいるとみて値上げしたのでしょうが、プロデューサーがかなり辣腕
な匂いがします。ロングランするかもしれません。

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題名:Shrek The Musical
日時:2009年6月2日19:00-21:30(途中休憩あり)
劇場:Broadway Theatre(NY)
料金:TKTS 50%割引 62.5USD+TKTS手数料4USD
座席:ORCH K-21(1階席まんなか右端から3席目)
出演:
Shrek:BRIAN D'ARCY JAMES
Princess Fiona:SUTTON FOSTER
Lord Farquaad: CHRISTOPHER SIEBER
Donkey:DANIEL BREAKER
Pinocchio:JOHN TARTAGLIA
MARISSA O’DONNELL (Teen Fiona).
RACHEL RESHEFF (Young Fiona).
ADAM RIEGLER (Young Shrek, Dwarf).
CAMERON ADAMS (Ensemble).
HAVEN BURTON (Sugar Plum Fairy, Gingy, u/s for Fiona & Teen Fiona)
JENNIFER CODY (Shoemaker's Elf, Duloc Performer, Blind Mouse).
BEN CRAWFORD (Standby for Shrek)
BOBBY DAYE (Pig #2, Bishop; u/s for Donkey ).
RYAN DUNCAN (Pig #3, u/s for Donkey).
SARAH JANE EVERMAN (Ugly Duckling, Blind Mouse, u/s for Fiona)
AYMEE GARCIA (Mama Bear)
JUSTIN GREER (Dance Captain/Swing)
LISA HO (Baby Bear, Blind Mouse).
CHRIS HOCH (King Harold, Big Bad Wolf, Captain of the Guard; u/s Lord Farquaad).
DANETTE HOLDEN (Fairy Godmother, Magic Mirror Assistant, Bluebird).
MARTY LAWSON (Ensemble)
DAVID F.M. VAUGHN(代役Papa Ogre, Pig #1, u/s for Shrek)
CAROLYN OCKERT-HAYTHE (Swing).
RYAN WORSING (代役、Peter Pan, u/s for Pinocchio, Magic Mirror).
GREG REUTER (Gnome, Pied Piper; u/s for Lord Farquaad).
ADAM RIEGLER (Young Shrek, Dwarf).
NOAH RIVERA (White Rabbit; u/s for Pinocchio, The Magic Mirror ).
HEATHER JANE ROLFF (Swing)
JENNIFER SIMARD (Queen Lillian, Wicked Witch, Magic Mirror Assistant).
RACHEL STERN (Mama Ogre, Humpty Dumpty)
DENNIS STOWE (Barker, Papa Bear, Thelonius)
DAVID F.M. VAUGHN (Swing).
Jason Moore (Direction)
Josh Prince (Choreography)
Tim Hatley (Set and Costume Design)
Hugh Vanstone (Lighting Design)
Peter Hylenski (Sound Design)
Tim Weil (Music Direction)

色物ミュージカルでしかもあまり人気がないとのことだったのですが、私は密かに期待
していました。小学校の団体鑑賞がきているようです。お子さまたちの歓声でいっぱいです
この劇場は客席が扇形になっているため奥の方でない限りさほどみづらくはありません
舞台前の幕は緑,舞台の周辺も森の絵で覆われています。前説は3つの願い、破るとOrgeが
おりて連れていくぞーw 携帯禁止、記録禁止、あとなんだっけ?最前列はラッシュ抽選で
チケットを売っているのですが、確かにこれでは見せ場のダンスをみるのがつらそう。
しかし、子供は泣き出すわ、隣のカップルはしゃべり続けるわ、観劇環境としてはあまり
よくありませんでしたよ。Orz
しかしこのような悪条件でも私の密かな期待通り、舞台の出来上がりは上々でした。
目を引くのはなんといってもシュレック、フィオナ姫、そして寸詰まりの国王。
姫は大中小3人いるのですが、全部ちゃんと歌えます。サットン姫はあいかわらず大貫禄。
ちなみにシュレックは大小います。怪物で主演男優賞候補だからかっこいい!
ロバはひょうきんで映画の雰囲気だしてます。寸詰まりの王は、映画バンドワゴンででて
きた赤ん坊と同じスタイルでちびを表現、軽やかなジャンプも披露し、見事に歌い踊りま
す。(TONY賞受賞式のパフォーマンスもこれでした)
シュレックが移動する最中に、背景にいろんな動物、ライオンキングまで登場。
そして出てくるドラゴンがかわいい。首から頭のはりぼてがあって、鱗チームとコーラス
チームの分業で魅せてくれました。脇役ではピノキオがいいですねー。
全体として満足させてくれた舞台なのですが、なぜ人気がないのでしょう。みんな食わず嫌い?



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題名:ALL-PROKOFIEV CELEBRATION
日時:2009年6月1日19:30-22:15(途中休憩あり)
劇場:Metropolitan Opera House(NY)
料金:ORCH Orchestra Balance 77USD + ABTWeb手数料 5.5USD
座席:ORCH A17(1階最前列左端から2つめ)
出演:
1.Prodigal Son
Choreography:George Balanchine
Staged:Richard Tanner
Libretto:Boris Kochno

The Prodigal Son: Herman Cornejo(代役)
The Siren:Michele Wiles
Father: Vitali Krauchenka
Servants to the Prodigal Son:Arron Scott, Sean Stewart
The Sisters:Lauren Post, Jennifer Whalen
Drinking Companions:Alexei Agoudine, Grant DeLong, Tobin Eason, Kenneth Easter, Jeffrey Golladay,

Joseph Phillips, Luis Ribagorda, Jose Sebastian, Eric Tamm
Conductor: Charles Barker

2.Desir
1, Blaine Hoven and Gillian Murphy
2. Carlos Lopez and Misty Copeland
3. Roman Zhurbin and Marian Butler
Patrick Ogle and Simone Messmer
Alexandre Hammoudi and Renata Pavam
4,Cory Stearns and Isabella Boylston
5. Blaine Hoven and Gillan Murphy
6. Ensemble
Conductor: Ormsby Wilkins

3.On the Dnieper
Choreography:Alexei Ratmansky
Sergei, a soldier: Marcelo Gomes
Natalia, his former love:Veronika Part Olga, his present love: Paloma Herrera
Olga's fiance:Daivd Hallberg
Sergei's mother:Georgina Parkinson
Olga's mother:Martine Van Hamel
Olga's father:Victor Barbee
Olga's fiance's father:Roman Zhurbin
Villagers:Gemma Bond, Isabella Boylston, Maria Bystrova, Melanie Hamrick, Ann Milewski, Christine

Shevchenko, Leann Underwood, Jennifer Whalen, Alexei Agoudine, Blaine Hoven, Mikhail Ilyin, Vitali

Krauchenka, Arron Scott, isaac Stappas, Sean Stewart, Eric Tamm
Conductor: Ormsby Wilkins

上演順がプレイビルの内容と入れ替わっていました。元々は逆順で演じる予定でした。
E. StiefelがけがのためHerman Cornejo と交代です。楽しみにしていたのにOrz
今回は最前列左端からふたつめの席。客席が扇形になっている関係で指揮者が
ほぼ右横に見えます。初めて座る位置なのですが、おもったより舞台に近く感じます。
ダンサーが体をたたく音までくっきり聞こます。私の前がちょうど舞台の左端、左端席
だと舞台からはみ出している感じでしょう。私の席はORCH Balanche というカテゴリで
77USD、右隣はORCH PRIMEで100ドル超えなので、かなりお買い得感があります。
この席の前は意外と?人通りがはげしく、客席左端にはオーケストラのスタッフを
訪ねて来る人多数。みんな呼び出してはご挨拶。
Prodigal Sonは舞踏のようで意外とエロくて、ちょっと変えたらシルクドソレイユZumanityの
振付につかえそう。Herman Cornejoはいいからだです。上からの照明で胸筋がくっきり
とシルエットを作っています。ダンサーここまで筋肉つけたっけ?
足を曲げたままふりあげる、振り付けが印象的で何度も繰り返されました。
ヒロインのスカートの中に頭をつっこんでそのまま持ち上げるとか。二人で床に寝転んで
しまって、足を絡めるとか、上を向いての人間いすに座ってつぶれていくとか、あまりみら
れないような動きが多数。アンサンブルはスキンヘッドで隈取り?でムカデダンスで登場
だし、バレエダンサーが舞踏やってみました!と言われたら信じてしまいそうです。なんか
多少物語があるようなんですが、気になりませんというか気にとめません(汗)
しかし、、隣のお嬢さんから強烈な香水の香りが、、マスクを忘れた日に限ってOrz
隣のおばさんは最前列から巨大な双眼鏡を構えているようです。一体何を見ているのでしょう?

2番目はABTで初演のDesir。
私はこの作品を初めてみましたが、かなり好みです。星空に月を模したバックにダンサー
がくっきりと浮かび上がります。月光を浴びて踊り狂うというところなのでしょうか。
男は長袖Tシャツにズボン、女は赤や紫のシンプルなシャツとスカート。
舞台の上にふたりだけの時でも舞台の広さを感じさせません。皆が大きく見えます。
複数のカップルが舞台に上がると、振付が少しずつ違っている場合が多く、ステージ
全体から目を離せません。随所で見得を切っている様に見えるのは、
動作から一瞬の停止、そして戻っていくパターンが多いせいでしょうか。
男が男をリフトするシーンもあり力強さも感じさせました。

さて3つめ、これは世界初演。これは微妙。
桜の花びららしきものが床に撒き散らされており、踊るたびに舞い上がります。これは美しい。
かなりきっちり物語バレエになっているのですが、そのぶん振り付けに遊びがないというか
派手なところがありません。小芝居というかマイムが多用されていて興味深いことは確かな
のですけど。物語は戦争から帰ってきた主人公が、婚約者のいる娘に一目惚れ、娘もまん
ざらではなさそう。主人公も婚約者がいるのですが、一目惚れした娘に目移りしまくりでしっ
くりいかない。とうとう婚約者を振り切って脱出。結婚式?婚約式?をあげたところに乱入、
色々あって手に手をとりあって駆け落ちしてしまいます。バレエで物語を語るのに全力投入
してしまって、魅せるのまでたどり着かなかったという感じでしょうか。語られる物語もあり
きたりなものなのでいまひとつに感じられるのでしょう。

番組三つ通せば見てよかったと間違いなく言えるのですが、これが逆順であれば
より満足感に満ちて劇場を離れられたことでしょう。

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題名:Next To Normal
日時:2009年5月31日19:30-22:00(途中休憩あり)
劇場:Booth Theatre(NY)
料金:BroadwayBox 割引料金 合計69.5USD
座席:Left Orchestra Row D, Seat 1
出演:
Diana:Alice Ripley(Best Performance by a Leading Actress in a Musical, TONY2009)
Dan:J. Robert Spencer
Natalie: Jennifer Damiano
Henry:Adam Chanler-Berat
Dr. Madden/Dr. Fine:Louis Hobson
Michael Grief (Direction)
Mark Wendland (Set Design)
Jeff Mahshie (Costume Design)
Kevin Adams (Lighting Design)
Brian Ronan (Sound Design)
Sergiio Trujillo (Musical Staging)
Charlie Alterman (Musical Direction)
Michael Starobin and Tom Kitt (Orchestrations)(Best Orchestrations TONY2009)
AnnMarie Milazzo (Vocal Arrangements)
Lyrics by: Brian Yorkey (Best Original Score  Music and/or Lyrics, TONY2009)
Music by: Tom Kitt(Best Original Score Music and/or Lyrics, TONY2009)
Book by: Brian Yorkey

2009年度TONY賞のうち、
Best Orchestrations、Best Original Score (Music and/or Lyrics) Written for the Theatre、
Best Performance by a Leading Actress in a Musical を受賞。
舞台の上にはパイプで三階建の構造がつくられています。2階と3階の左右にバンド、1階には
テーブルと椅子。2階と3階の中央は家の外壁を模したものが水玉模様でかかれています。      

            
オープニングからつかみはおっけー。この作品は楽曲に力があります。そしてそれを演じる
キャストたちがまけていません。私は心を奪われました。
そしてサンドイッチつくりといって床にパンを並べ始めた時に、、泣けてしまいました。
それからさきは泣きっぱなしです。
奥さんがちょっと正常から遠い家族の話なのです。ヒロインの心の中でだけ生きている息子。
おかあさんにとって息子より存在感がない娘。それをささえる夫。
私はアルツハイマーの母を10年近く介護したたなかで、舞台で起きているようなことを何度も
経験しました。舞台の上に、そのときの光景を重ねてしまい。痛すぎです。薬もよく捨てられたなー。
You Don't Know、 I Am the One は圧巻。(TONY賞授賞式パフォーマンスにもなりました)
なにもかんじなくなった、という訴えに医者が「患者は安定」、まーよくある話ですよね。
1幕の終わりには電気療法にサインさせてしまいます。私の場合は成年後見人だったので。。。
電気ショックでほとんどの記憶を失ってしまいますが、一応普通の生活が送られるようになります
ですが時間がたつにつれ幻覚を含めてもとの状態に。それでも献身的に対応する夫。娘も自分が
狂ってしまうのではないかと不安をもつ日々。
ですが最後にヒロインは家出をして一人で暮らそうとするのでした。これはつらいよー。
もう上演中、泣きっぱなし。舞台としては心に突き刺さる力が非常に大きいものだったのですが、
大きすぎてもう一度みれるかどうか、。。。
本当に楽曲の力とヒロインの力がぶつかり合った得がたい舞台に仕上がっています。
そしてそれを示すかのように、ベストオーケストレーションとベストオリジナルスコアに
最優秀ミュージカル主演女優賞受賞なのでした。
いま見るべき舞台のひとつですね。



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題名:9 to 5: The Musical
日時:2009年5月31日15:00-17:30(途中休憩あり)
劇場:Marquis Theatre(NY)
料金:Broadwaybox 割引+Ticketmaster 手数料 79.4 USD
座席:ORCH B105
演出:Joe Mantello
振付:Andy Blankenbuehler
装置:Scott Pask
衣装:William Ivey Long
照明:Jules Fisher and Peggy Eisenhauer
サウンドデザイン:John Shivers
出演:
Violet Newstead:Allison Janney
Judy Bernly:Stephanie J. Block
Doralee Rhodes:Megan Hilty
Franklin Hart, Jr.:Marc Kudisch
Joe:Andy Karl
Roz:Kathy Fitzgerald
Maria, Ensemble:Ioana Alfonso
Ensemble:Timothy George Anderson
Swing, Assistant Dance Captain:Jennifer Balagna
Ensemble:Justin Bohon
Ensemble:Paul Castree
Dick, Ensemble:Dan Cooney
Bob Enright, Ensemble:Jeremy Davis
Understudy:Gaelen Gilliland
Ensemble:Autumn Guzzardi
Kathy, Ensemble:Ann Harada
Ensemble:Neil Haskell
Missy, Ensemble:Lisa Howard
Josh, Ensemble:Van Hughes
Tinsworthy:Michael X. Martin
Ensemble:Michael Mindlin
Margaret, Ensemble:Karen Murphy
Swing, Dance Captain:Mark Myars
Swing; u/s Joe, Dwayne, Dick, Tinsworthy:Justin Patterson
Ensemble:Jessica Lea Patty
Dwayne, Ensemble:Charlie Pollock
Daphne, Ensemble:Tory Ross
Ensemble:Wayne Schroder
Anita, Ensemble:Maia Nkenge Wilson
Ensemble:Brandi Wooten

舞台の幕は電話のスパイラルコードたくさんとその中に散在する電話の受話器でした。
これはかなりおばかな芝居です。
英語がまったくわからなくても筋書きはだいたい追えるでしょう。
男尊女卑でエロな社長を女3人でこらしめちゃうというわかりやすいもの。
振り付けもビジネスマンの動きを誇張したものが多くみられます。ちょっと変われば
サラリーマン体操?なんかすごくべたなべたな喜劇を見せられている気分です。
アンサンブルの女優さんは巨乳がおおいような気がします。
メインキャストがカウガール、魔女などの扮装をするJoyTotheGirlsが楽しい。
この社長がほんとに女好きでえげつなくそれでいてカラッと描かれていていいかんじ、
Marc Kudisch 怪演です。コピー機の中にまで突っ込まれてしまいますw
装置さんごくろうさま。HeartToHeartがまたえろい。
最後はフラストレーションをためて一気に爆発!
こりゃあ映画もみなくちゃいかんですね。
古き良き時代のミュージカルコメディの雰囲気が出ていてけっこう好みでした。
見ている最中は楽しく見た後に何も残らない、ストレス解消にはもってこいの作品です。
でもTONY賞作品賞にはノミネートされなかったのよねえ。



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