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題名:New York Philharmonic Lorin Maazel - A Grand Finale Open Reharsal
日時:2009年6月4日10:00-11:45(途中休憩あり)
劇場:AVERY FISHER HALL AT LINCOLN CENTER(NY)
料金:16USD+Web手数料2USD
座席:ORCH センターちょっと前方
出演:
   Lorin Maazel Conductor
   Philip Smith Trumpet
   Stanley Drucker Clarinet
   Michelle Kim Violin
   Renée Siebert Flute
   Mindy Kaufman Flute
曲名:
   J.S. BACH Brandenburg Concerto No.4 in G major
   Haydn Trumpet Concerto in E-flat major, Hob. Vlle/1
   Copland Concerto for Clarinet and String Orchestra with Harp and Piano
   RAVEL Borelo

ニューヨークフィルを聞くのは初めて、このホールに入るのも初めてです。席は自由席で
早いもの勝ち。9時15分くらいに到着して劇場のまんなかより少し前に座りました。
このオープンリハーサル、休みを入れて12時半くらいまで、ひょっとしたら30分延長するぞ
と書いてあります。曲目の順番もかわるかも全部をやらないかもともあります。
最初は人もまばらだったのですが、開演前はほぼ満員。
舞台の上の演奏者たちはジーンズとかTシャツとかとても楽そうなかっこうをしています。
思い思いに練習しているのを聞いているとワクワク感がもりあがってきますね。
9時45分開始のはずが10時になってもはじまりません。
そこで次のオープンリハーサル(確か二週間後)はキャンセルになったとアナウンス。
このリハーサルは今晩の演奏からの最後のリハーサルです。
演奏はボレロが最初、本来の曲順を逆から演奏していきました。大人数の演奏から先に
行って、自分の出番が終わった人からかえっちゃうという感じなのでしょう、あ
ボレロに、こんなに重低音が含まれているとは思いませんでしたよ。一斉に弦をもって
引き始める姿が美しい。音が様々な色彩を持っているのですね、録音を聞いているのとは
大違いです。演奏のラストは大迫力。
次はクラリネットとハープとピアノ、クラリネットがこれほど表情豊かだとは思いません
でしたよ。音の粒が聞こえる感じ、リハーサルなのに客は全員でスタンディングオベーション。
ほんと鳥肌たちました。ビッグバンドジャズといわれてもおかしくない曲調ですね。
次はトランペットの響きが美しい。いかにもクラシックという雰囲気の演奏に
トランペット独奏が重なるのがなんだか不思議。途中で止めて、駄目だしされてました。
後ろの何かがいけなかったのでしょうか
最後は、きれいないかにも室内楽という風情。フルートの音色がまたよい。
これが16USDとはほんとうにお買い得です。また聞きにきたくなりました。
本番のカーネギーホールにおいてもいつの日か聞きたいものです。


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