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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:エノーマスルーム
劇場:神奈川県立地球市民かながわプラザ2階プラザホール
日時:2019年3月3日14:00-15:20(16時までポストトークあり)
料金:3500円
座席:中央なかほど
劇団:ストップギャップダンスカンパニー
作・演出:
【アーティスティックディレクション】ルーシー・ベネット
【出演】デーヴィッド・トゥール ハンナ・サンプソン ナデン・ポアン ほか
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=eHbqV6Ty80U
解説:
「“人と違うこと―それは私たちの存在理由であり、私たちの生き方そのものだから”」を旗印に、障害の有無にかかわらず、それぞれのダンサーが自身の可能性、個性を生かしたユニークで芸術性の高いステージを魅せてきたストップギャップ。
パフォーミングアーツの新たな可能性を感じさせ国内外で高い評価を得てきた彼らが、この度ついに日本初の公演として、カンパニー最新作『エノーマスルーム』を世田谷パブリックシアターで上演いたします
『エノーマスルーム』=「果てしのない部屋」。
リビングルームを舞台に、大切な人の死への悲しみと喪失感が生み出す空想と現実が交差し観客を迷宮へと誘います。心揺さぶるダンスはもちろんのこと、演劇的なシーンやどこか温かみのある印象的な美術、幻想的な曲調からロックまで様々な音楽が舞台を彩る本作。パフォーミングアーツの無限の可能性を、ぜひ劇場で体験してください。
シノプシス:
妻ジャッキーの突然の訃報に悲しみに暮れるデイヴ。娘のサムもまた、亡くなった母との日々を回想します。いつしか二人の思い出は幻となり、ついにそれぞれが思い描くジャッキー(たち)が目の前に同時に現れます。そこに、妄想と現実、二つの世界を結ぶ案内人チョックが登場、物語は思わぬ方向へと動きだします・・・
ーーーー

障害者アートかと思っていたら、ダンスとして普通に面白いのでびっくり。
障害者と健常者が一体となって一つの空間を作り上げている。
異なる身体言語をもつひとたちのぶつかりあいが新しい味わいになっている。


☆ポストトーク

・カンパニーの紹介
1997年イギリスで設立
障害のあるなしをこえて共にに舞台創造に取り組む
ルーシーは2003年に振付家として参加
多様なダンサーとの作品創作するなかで2012年に芸術監督に就任
現在はアーツカウンシルから活動資金の支援を受けている国内外のツアーを行なっている

・創作のプロセス、コンセプトなど紹介してほしい
ダンサーから言葉を使った演技をやってみたいということでいれてみた
イギリスではコンテンポラリーダンスはわかりにくいと思われている
最初のシーンはわかりやすくする。
次にダンス、動きだけでなくて形やストーリーというものを表現していった
デイブの妻、サムの母、愛する人を失った喪失感を元にダンス作品を作り上げていった

・日本ではこのように多様なメンバーで構成されるプロダンスカンパニーはない。どうしたらこのように多様なメンバーをあつめて作品を作れるのか
トレーニングプログラムとして才能を開発することに力をいれている
障害者ダンサー養成のためにワークショップなど力をいれている
1対1のトレーニング、見習いとしてこちらにはいってもらってプロデビュー

・2012年のロンドンパラリンピックショーの出演者であるが、これまでのキャリアはどのようにつくられてきてきたのか
26年ダンサーをしている。ほかのカンパニー作品で舞台に出た
ロンドンのパラリンピックパフォーマンスは奇妙だった。
何万人の観客kの上空を飛び回る
99年はキャンドークカンパニーとして出演。二度目の来日

・ぽあんさん、アジアンですね、これまでのキャリアを教えてほしい
カンボジアのインクルーシブダンスカンパニーにいた。UKで公演した。
そのさいにこのカンパニーのワークショップに参加。
カンボジアでエピックアーツ カンパニー、2010年でイギリスツアー
サマースクールに参加することができた
なかなか自分が思うようなダンス、伝統舞踊中心のダンスは向かないと思っていた
UKに行きたいとおもっていたところ2013にストップギャップのサポートを受けて
SG2に2年半参加して、オーディションをうけた。

イギリスではダンスを学べる場、スキルアップをするトレーニングの機会がある
どのような身体的状況でも。。
一般のダンススクールで障害者受け入れているところは少ないが
障害者ダンサー育成をある程度やっているところはある。
数はあまりないがいけるところはある。
育成組織を組んでコミュニティのひとたちをスキルアップするのはSGが一番優れている

・実現がなぜできているか
アーツカウンシルから長期的な経費をもらっていて金銭面のサポートがあったということがおおきい

・普通のダンサーがインクルーシブダンスに参加する動機ときっかけ、創作上での面白い点は?
長い間ダンスやっていたが、何か違うと幻滅を感じていたところでオーディション受けた。
やっていくうちに革新的なこと、発見をさせてくれること、これがやりがい。
ダンス界は競争が激しい、sgにはいるとダンサーとしてサポートしてくれる
これが素晴らしい、ダンサー思いのカンパニー。
新しいダンス言語を学ぶ機会をあたえられる
障害のあるダンサーもないダンサーも新しい発券。
自分から提案をしてダンスをつくっていくことがやれる。
ひとりひとりの力

・これからカンパニーとしてどのように活動されるか、ビジョン
クロスジャンル、具体的には映像をとりいれたい
大きな舞台で上演するときに、観客との距離を映像で橋渡しをする
マルティメディアパフォーマンスをめざす

・ワークショップ?
障害者と一緒にダンスする手段
ダンスを教えるひとのためのトレーニング
インクルーシブダンスで楽しいというのも大切だが、技術的なことをプッシュする
スキルアップのひとたちも満足するようなかたちをとる

・演じられた中で多様なひとがえんじることで伝わることがあると思う、多様性があるメンバーやることで伝わることはなにを求めているのか
ダンスがそれだけ発明していかねばならない。
ダンスの語彙を増やしてプッシュしていくそれが重要
ストーリーも違う視点、をとりいれる

・はなさんはバレエの基礎をされて、すごく上手だった。リフトのタイミングを練習してできるようになるもの?
SGのトレーニングでダンスを学んできた
楽しみながらやる、ダンス映画をみてきっかけにしてふりをつくっている
大切にしているのは自分はどういうふうに感じるのか
はなはバレエやってきたが、この先はないよと スクールからダメがでた
このカンパニーがあるからこそはなのキャリアがある

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題名:伝統と創造シリーズ vol.10 HANAGO-花子-
劇場:セルリアンタワー能楽堂
日時:2019年2月24日14:00-15:20
料金:7500円
座席:正6列13番(正面最後列右端)
演出・振付:森山開次 
出演:酒井はな、津村禮次郎、森山開次
作曲:笠松泰洋[レコーディング・ミュージシャン 箏:北川綾乃 バロックハープ:伊藤美恵 ケーナ:岩川光 お囃子:望月太満衛 メイ:笠松泰洋]
衣裳:新居幸治(Eatable of Many Orders)
ストーリー
強き愛ゆえの、苦しみと喜びと哀しみと。
HANAGOと呼ばれた一人の女性の、愛をめぐる一生。
森山開次を迎えてお届けする“伝統と創造シリーズ”の記念すべき第10弾は、能の名作「班女」「隅田川」の登場人物・花子(はなご)に焦点を置き、二つの演目を元に、一人の女性の一生を描いたダンス作品です。花子を演じるのは、ダンサーとしてますます輝きを放つ酒井はな。花子にまつわる存在を能楽師・津村禮次郎、そして森山開次が演じます。今回が初共演となる、森山開次と酒井はなのデュオにもどうぞご注目ください。



愛と哀しみと狂気の物語が能を基礎としてコンテンポラリーダンスとバレエによって舞われる。、
恋するあまりに狂った遊女、そして子供を失いまた狂う。
ことなるジャンルの身体表現と発話をあわせてひとつのステージとしてとりまとめていったところが凄い。あらためて能の力強さを感じた。

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題名:Co. 山田うん いきのね
劇場:神奈川芸術劇場ホール
日時:2019年2月17日13:00-
料金:5000円
座席:1階5列22番
【振付・演出】 山田うん
【音楽】 ヲノサトル
【出演】飯森沙百合 伊藤知奈美 川合ロン 河内優太郎
    木原浩太 小山まさし 酒井直之 城俊彦 西田祥子
    西山友貴 長谷川暢 広末知沙 三田瑶子 山口将太朗
    山崎眞結 山下彩子
解説:
700年以上の時を超えて愛知県奥三河に息づく重要無形民俗文化財
「花祭」をモチーフに、あいちトリエンナーレ2016にて創作初演した
「いきのね」改訂版が横浜へ

土間空間で繰り広げられる16名のダンサーによる大群舞。
舞台上には土が四角く固く敷き詰められていた。花祭が行われる庭の再現なのだそうな。
オープニングには薄暗い庭のまんなかに赤い怪獣が出現!
ゆっくりとした動きで福か呪いを撒いているよう。
このままずっと仮面劇?と思いましたが、仮面成分は小さかった。
その後今度は灯りを手にしたダンサーたちが出現。舞いながら祈っているようにも見えます。
わずかな灯りの中で激しく、またはたおやかに舞いました。
土を踏みかためて祓い清める、低重心というかより地面に近いところでの舞によって
何かが浄化されているかのごとく、、
これもコンテンポラリーダンスなのですよね。
なにか曰く言い難いものを感じました。
また見たい!ということでDVD予約しましたよ。

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題名:横浜ダンスコレクション2019「見立てる」
劇場:横浜にぎわい座 のげシャーレ
日時:2019年2月16日13:00ー14:10
料金:前売3500円
座席:中ほど右端近く
劇団:カンパニーデラシネラ
振付・演出 小野寺修二
出演 大庭裕介、崎山莉奈、藤田桃子、小野寺修二
照明 磯野眞也
音響 池田野歩
美術 杉山至
衣装 今村あずさ
イラスト・チラシデザイン チャーハン・ラモーン
舞台監督 橋本加奈子
制作 合同会社syuz’gen
解説:
日本文化における特徴的な表現「見立て」をテーマに
日本的な時空「間」について身体でアプローチ
海を見る。
とても広い。どこまでも。海が広いことを本当は知らない。
ビルから見下ろす。
たくさんの建物、それぞれの生活。
たくさんと知っていたが、実際は知らなかったことに気付く。
見立てることで、見えてくることがある。
凝縮すること記号化すること。
そしてそこからこぼれ落ちるもの。
記号からはみ出すもの。
思わぬ細部に人生を見る。

ーーーーーーーーーーー

男女各ふたり合計4人によるパフォーマンス。
物凄く濃密な70分。BGMも謎の音楽満載。
ばらばらだったりシンクロしたりとさまざまな動き。
蟲や魚に変身!コンテンポラリーアートを見ている気分。
また見たい。


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8Q3

題名:8Q3
劇場:象の鼻テラス
日時:2019年2月14日17:00-17:30
料金:無料
座席:まんなかふきん
劇団:くるくるシルクDX
解説:
作品『8Q3』は、日本の社会からはみ出しながらも、既成のジャンルに囚われることなくパフォーマンスで「ヤクザな生き方」をしてきた、昭和生まれの日本男児たちによる、愛と暴力、笑顔と憎悪、悟りと迷いのノンバーバル・スペクタクルである。
https://photos.app.goo.gl/hM8sDwKfs25bXM3c8

最初は浴衣すがた、そこからぱっと脱ぎます!
クリカラモンのようなコスチュームに褌で尻がきっちりみえました。
失敗するとハラキリのパフォーマンス。たしかに8Q3 かもしれませんw
チャンバラ、傘回し、オタマ投げ、組体操をはじめとするみどころたっぷりの30分。
尻圧で割り箸を割るとか、お下劣なシーンもすきでしたよ。


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