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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:関内寄席 立川志の輔 独演会
劇場:関内ホール
日時:2020年10月8日18:30-20:55(仲入りあり)
料金:4000円
座席:1階24列8番
番組:
 志の麿:桃太郎
 志のぽん:二人癖
 志の輔:猿後家
【仲入り】
 志の輔:へっつい幽霊

満員、当日券なし、市松模様の満員。
志の麿さん、若々しい。志のぽんさんは、ぽんぽんぽんと小気味よい展開。
志の輔師匠はソーシャルディスタンスにマスクの話をひとくさり。
日頃聞いているような内容なのに笑えてしまうのは本当にすごい。
この1席おきの状態に慣れられると満員に戻したときに困る、というのは
本当に聞こえました。前と横に人がいない状態というのはとても楽。
猿後家は初めて聞きました。20年前にもうこの形にしたそうですね。
マクラで、アマビエというところを「アマエビ」それまで甘海老・アマビエ
と言い分けていたので、肝のところで、、場内爆笑。
猿後家は、猿にちょっとだけ似ている大店の後家さんが、いつもは鷹揚で
太っ腹なのに、「猿」という言葉を聞くと突然変貌してしまうという筋書き。
周り中でよいしょするのに、時々しくじる者がいて、そのしくじりをどうやって
挽回するかというところが聞かせどころ。親孝行で浅草見物をした、までは
良かったけれどそこでみた猿回しの話を、猿が腕の上をぽんぽんぽんと行って、
頭の上でぐるぐる、とやったのが悪かった。口八丁で「猿回し」ではなく
「皿回し」だと言い張って言いくるめちゃいます。
そこで脳内は「皿が腕の上をポンポンポンと行って、頭の上でぐるぐる」ができる
かなーという方向にいっちゃいましたよ。腕の上は皿のボディロールででき
ますよね。頭のうえでくるくる、は回した状態でヘッドバランス?できます?
うまいぐあいによいしょして金をせしめる庶民と、それで喜んで金を出し
猿が出たとたん出禁にする後家さんがいじらしい。 
へっつい幽霊は安定したおもしろさ、まずは「へっつい」の解説から。ありがたい
ことです。へっつい買って夜中に怖がって飛び込んでくる客のおびえよう、
クライマックス?の丁半やるふたりの姿がくっきりと見えました。
一番泣けたのは、勘当した息子のために300円すっと出す大旦那の語り口。
突然人情噺になりましたね。
おなかいっぱいの2時間半でした。



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