今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:石川五右衛門 日時:2009年8月23日16:30-19:55(途中休憩あり) 劇場:新橋演舞場 料金:一等席15000円 座席:1階10列6番(花道右隣) 配役: 石川五右衛門 : 市川 海老蔵 茶々: 中村 七之助 前田利家: 片岡 市 蔵 百地三太夫: 市川 猿 弥 霧隠才蔵: 市川 右 近 豊臣秀吉: 市川 團十郎 ストーリー:(公式Webから) 新橋演舞場八月歌舞伎公演では、新作歌舞伎『石川五右衛門』をご覧頂きます。天下に 轟く大泥棒として知られる石川五右衛門。釜茹でにされた壮絶な最期と謎の多い人生は、 江戸期に入り、浄瑠璃や歌舞伎の作者たちの創作意欲を掻き立て、今やその活躍は舞台 以外にも映画・小説・漫画など幅広いジャンルで描かれ、日本人の心にいつまでも残り続け ています。 今回の舞台化では、市川海老蔵の石川五右衛門、中村七之助の茶々、そして、 市川團十郎(特別出演)の豊臣秀吉など豪華な顔合わせが実現しました。市川團十郎家と 石川五右衛門は縁が深く、二百年以上前より、五代目や七代目などの團十郎が五右衛門 を扱った歌舞伎を手掛け、大きな評判を得てきました。海老蔵が現代の感覚にも合った息吹 をいれて『石川五右衛門』に挑むのは誠に意義深いことと申せます。 原案となるストーリー作りには、人気漫画「金田一少年の事件簿」「神の雫」やドラマの原作 者として活躍する樹林伸を迎えることになりました。従来の五右衛門作品とは違った新たな 視点と構想を、歌舞伎の脚本に直し、こそ泥に始まり、天下の大盗賊となり、やがては時の 権力者である豊臣秀吉に戦いを挑むまでを大胆に描き出します。秀吉が天下を治める時代。 権勢を誇る秀吉が、執拗なまでに寵愛する宝物を盗み取ろうとする五右衛門。果たしてその 宝物とは一体!そして、宝物によってつながる五右衛門と秀吉...。 宙乗りなどの舞台機構を駆使してのスケールの大きなストーリー展開、自由を追い求める五 右衛門と権力に執着する秀吉との人間同士の対立など、話題満載の『石川五右衛門』。真 夏の八月にふさわしい熱い舞台にどうぞご期待下さい。 ----------- 座ったのが花道のすぐ横なので役者が花道を走るときに旋風がおそい臨場感たっぷりでした。 釜茹での刑の場面を人形ぶりで演じるのが最初の場面、オープニングにクライマックスが ある趣向です。人形ぶりはいつみてもおもしろい。げじげじまゆげがピクピク動くのは作りもの? 聚楽第にはいって逃げて伊賀の里に逃げ込んだところが次の場面、術を学ぶごとに衣装が 豪華に。。最後は霧隠才蔵と一騎打ち、雪の降るなかスローモーション、SFXができるんだっ たらマトリックスやりたかったでしょうねえ。石川五右衛門は見得を切るとめちゃくちゃかっこい い。動いたり話したりするとかっこよさが減じてしまうのですが、これから先まだまだかっこよくな る余地があるということでしょう。 秀吉がでてきた途端に舞台の雰囲気がかわりました。いまさらながらに団十郎の凄さを感じま した。微妙な顔の表現や心の動きが見えるよう。好々爺という雰囲気と鋭い雰囲気があり。 いやーかっこいい。 南禅寺で五右衛門と秀吉の密会、五右衛門が驚かせるはずが逆に驚いた。このびっくりの 表情はなかなかおもしろい。I am your father.ですからまるでスターウォーズのような筋書きですな。 茶々に渡した母の形見のキセルが、実は秀吉から一夜の契りの明国の将軍の娘に渡したものだった。。 茶々の子は秀吉の血を引く子ということになるのですね。 父親が秀吉だと知ったあとの五右衛門の心の動きが、おまえ様は思春期のお子様ですか?と いうような、、自らがより悪となり父に討たれることで、悪人である父の評判を良くしようと考えち ゃいます。そしてより悪になるためにやることが鯱取りって。。。。それってあまりに小さくない? 南禅寺の三門のせり上がりは派手で目にまぶしい。そこで例の絶景かな!というせりふ。 暗闇の中で蝋燭であかりを照らし江戸時代の舞台を彷彿とさせるシーンあり。 滝の中のシャチとの格闘、なんでもありという雰囲気が漂ってきます。 大阪城の屋根では、手妻や忍術が登場、剣に火がつくマジック!そして煙がでたかと思った らなんと分身の術。五右衛門の顔をもった男が多数!また煙がでたかとおもうと別の場所から 登場。とうとうわざと捕まり、かまゆでに。 オープニングのシーンに辞世の句を残して釜に飛び込むと、、釜が割れて葛籠がひとつ宙へ と飛び出す。実は釜の中に秀吉が救難カプセルを仕込んでいたのです。葛篭がぱかっと開 いて宙乗り。あがったりさがったりしながら空中遊泳、上から桜の花が散っていました 花道の真横なので宙乗りは真下からみることに、足の裏がクッキリ見えました。 とにかく海老蔵は見得を切ればかっこいい、もうそれ以外はいりませんという雰囲気、これが 時の華というものなのでしょうねえ。 PR |
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