今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 日時:2005年7月31日19:30-22:05(途中休憩あり) 劇場:国立劇場大劇場(SEL) 料金:R席90000WON 座席:Cブロック75番(1階センターブロック9列目ど真ん中) このレビューの要約「見るべし」 韓国版「ラマンチャの男」は日本の新聞で長い期間上演しているということを 読んでから興味を持っていました。そして今回はじめて観劇することが できました。いままで行く機会がなかった国立劇場にも行けて一挙両得。 チケットは当日購入。地下鉄東大入口から坂を上がること徒歩15分強、右側に 国立劇場が見えます。劇場内部も広いので駅から降りて20分見ておいたほうが 良いでしょう。タクシーがつかまれば乗っちゃうのも手かもしれません。劇場に 至る坂にはバス420番が走っていました。どこからどこへ行くのか分かりません(^^;) 国立劇場は大・小・野外とあるようです。野外劇場外側では宣伝のためか? オロナミンCに似た味の缶飲料を無料で配っていました。 劇場の前は大きな広場になっており、自転車の曲乗りする者あり、ローラーブレード で走るものあり、遊び場と化しているようです。しかしわざわざ坂を登ってきて? 劇場1階(というのは2階だった)に劇場ロビー、購入窓口がありました。 地下1階は子供の遊び場所と喫茶店になってました。 購入窓口には空席状況を表示するディスプレイがあり、それを見て座席を指定して 購入することができます。窓口係員が日本語・英語がわからずに、助っ人として きたお姉さんが私をみて、「I know you.」 ええ?ポップコーンハウスで見た GUYS&DOLLSで私がチケットを購入した窓口のお姉さんだったのでした。 よく覚えているもんですねえ。世の中狭いというかびっくり。また会いましょうと 言いながらチケットを購入しました。実際また会うような気がしてます(^^;) プログラムはハングルだけの無料のものがありました。 劇場内はほぼ満席。客席の傾斜は比較的少なく、私が座った9列目でようやく舞台の 床上に頭が出る感じです。最前列は頭のてっぺんが舞台の床になるくらいでした。 さて開演!指揮者紹介は、、美しい女性指揮者でした。客席に後頭部を見せてないで 舞台にあがってほしいものです。公演中ずっとピンスポットがあたっていました。 序曲を聞いているとわくわくしてきました。軽快で輝くようなリズムです。 広い舞台全体が岩で覆われてごつごつした背景になっておりました。後にらせん状の 階段、途中から鉄の橋をおろすようになっていました。左には木造の板塀?おろすと テーブルに早代わり。大きな丸い筒は水平におくと井戸に化けました。背景の岩の 一部が開いて窓のような形となり、宿の窓だったり教会の窓だったり林だったり 向日葵の群落だったりが見えていました。 以前見たブロードウェイ公演の舞台装置よりも広い舞台となっていました。 さてドンキホーテ登場、今回はダブルキャスト公演で、今日はマチソワともかつて サンチョをやっていた若手のドンキホーテでした。サンチョはもちろんもっと若い のです。登場シーンでは車輪の一部と鍬で馬を作って紐を引いて舞台の下手から 上手まで移動、サンチョは樽にのってやはり移動。若手といっても声は劇場中に 朗々と響き渡ります。すごく太くて良い声。ちなみにサンチョパンサもこれまた 良い声、アンサンブルまでぜーんぶすごく良い声。こんなに粒ぞろいのキャストの 公演みたのは本当に久々な気がしました。メインキャスト以外でも神父がとても 良く、懺悔にきていた女性二人も美しいソプラノでびっくり、懺悔のシーンがこれ ほどきれいなハーモニーになるとは思いもよらず。拍手でショーストップしました。 凄く高いレベルのアンサンブルですね。アンサンブルの歌でもしばしば拍手が 巻き起こっていました。赤い衣装が映えるアルドンサも美しいソプラノ。 日本にも美しくてこれだけ歌えるアルドンサがいればなあ。 インポッシブルドリームではもちろん拍手でショーストップ。 言葉がわからなくても歌に聞き惚れることで時間が過ぎていく感じの舞台でした。 ナイトの叙勲は3回やりなおし、くりかえしの笑い。これって元の演出にあるんでし たっけ?ベリーダンサーたちの盗賊に襲われて身包み剥がれるところは背景が 向日葵、能天気な状態が良く出てました。 鏡の騎士との対決で自らを取り戻してしまったセルバンデスが病床についている 時にアルドンサがきて歌っているのを見て落涙。最後の命の炎でラマンチャの男を 歌うのを聞いてまた落涙。でもなんだか若々しい。もうちょっと弱弱だったら もっとよかったかもしれません。アルドンサも終わりになるにつれて声がかすれて いたのがちょっと残念。 劇中劇からセルバンデスに戻った途端すごく若々しくなる。うーむちゃんと老けて いたのね。宗教裁判に引き出される時、囚人全員のインポッシブルドリームで送り 出されるのですが、これが声がよく出るアンサンブルの合唱なので胸に響く、泣けます。 この公演はセルバンデスとアルドンサがダブルキャストになっています。 もう片方のキャストでも見なかったことを後悔してます。昨日焼肉食わずに梯子 してれば良かった。後悔先に立たずとはまさしくこのこと。 なんだか久々にすごくまともなミュージカルを見た気がしました。 PR |
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