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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:ミュージカル『Fly By Night~君がいた』
劇場:シアタートラム
日時:2020年9月2日14:00-16:35(途中休憩あり)
料金:9000円
座席:C-14(2列目センターブロック右端)
日本語上演台本・訳詞・演出:板垣恭一 
音楽監督:桑原まこ
出演:内藤大希  青野紗穂 万里紗 遠山裕介 内田紳一郎 福井晶一 原田優一
原案:キム・ロゼンストック
脚本・作詞・作曲:ウィル・コノリー、マイケル・ミットニック、キム・ロゼンストック
翻訳:工藤紅
音楽監督:桑原まこ
美術:乘峯雅寛
照明:三澤裕史(あかり組)
音響:戸田雄樹(エディスグローヴ)
衣裳:風戸ますみ(東宝舞台)
振付・ステージング:当銀大輔
ヘアメイク:竹節嘉恵(shuhari beaute)
演出助手:明羽美姫
舞台監督:齋藤英明(Roots)、大友圭一郎
イタリア語指導:三戸大久
演奏:桑原まこ(Pf)、成尾憲治(Gt)、堀井慶一(Ba)、長良祐一(Dr)
PV:https://youtu.be/QY7pevoBgSE
Story:
1964年11月9日。母の葬儀を終えたハロルド(内藤大希)とその父・マックラム(福井晶一)。ハロルドは遺品の中にギターを見つけ「母さんはギターを弾いていたの?」と驚きつつ、形見として持ち帰ることにする。一方すっかり気落ちしたマックラムは、妻が大好きだった「椿姫」のレコードを聞きながら毎日を無為に過ごすようになる。
ちょうど同じ頃、人口1000人ほどの田舎町サウス・ダコタで暮らしていたダフネ(青野紗穂)は、女優を目指してニューヨークに行くことを決意。姉のミリアム(万里紗)に一人では心もとないからと泣きつき、母を説得。姉妹は一緒にニューヨークで暮らすことになる。行動的なダフネは洋服店で働きながらオーディションを受ける日々を過ごすが、あるとき、店の近くのサンドイッチ屋で働いていたハロルドと出会い恋に落ちる。ミリアムは星や宇宙が大好きな内気な女性。そんな彼女が唯一他人と繋がれるのは、カフェでウェイトレスをしているとき。ある日、ダフネがオーディション会場で若手劇作家のジョーイ(遠山裕介)に見初められ、新作ミュージカルの主役に抜擢される。その稽古に明け暮れるうちハロルドとすれ違い始めるダフネ。ミリアムは、突然現れた占い師(原田優一)に未来を予言されるが、その中に出てきた恋人の条件に合致するのはなんとハロルド。彼女は自身の気持ちに戸惑い田舎へ逃げ帰ってしまう。 サンドイッチ屋のオーナー・クラブル(内田紳一郎)は今日も、優柔不断なハロルドに発破をかけている。
孤独を募らせたマックラムはある決心をする。
そして 1965年11月9日、ニューヨーク大停電が起きた。
ハロルド:サンドイッチ屋で働く青年。母親を亡くしたばかり。サンドイッチ屋で働く以外の人生を見つけたいと悩んでいる。
ダフネ:サウス・ダコタの田舎町から女優を目指してニューヨークにやってきた野心的な女の子。
ミリアム:ダフネの姉。内気で信心深く星を眺めるのが好きな素朴な女の子。
ジョーイ:ニューヨーク生まれニューヨーク育ちの若手劇作家。名門一家の中で自分は落ちこぼれだと感じている。
クラブル:ハロルドが務めるサンドイッチ屋のオーナー。若い頃は空軍で航空管制官をやっていたらしい。
マックラム:ハロルドの父。最愛の妻を亡くし心の拠り所を探している。
ナレーター:物語の時間軸を動かす。あらゆる瞬間に突如出現する。

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1列目は空席としていたので実質最前列でした。
そして最前列の観客は全員フェイスシールド着用をお願いされました。私も装着。
左右にバンド4人。ドラム前には透明なスクリーンあり。
椅子とテーブルそして電話が小道具。後ろには三日月。
場面ごとにちょっとした大道具がキャストの手によって動いてきます。

ナレーターすごい!時間を前後に動かし、そして占い師やお母さんをはじめとする
さまざまな役柄に一瞬にして変身!ナレーター見るためだけにこの舞台を見ても
いいくらいの活躍ぶり!!
基本はボーイミーツガールのおはなし。ダフネはめんどくさい野心家の女の子、
そして胸、、ミリアムは内気でかわいい。ジョーイはちょっとへん、押し出しよし。
マックラムは渋くて聞かせてくれます。二幕で妻とのオペラデートの独白で落涙。
1幕終わりでは妹と婚約しているにもかかわらず、姉と心が通じ合って△関係発生!
さあどうなる?と思いきや、ミリアムは田舎へひっこんで修羅場を避けます。でも
思いは募るばかり、その脇でダフネとジョーイがいい感じ。。。
クライマックスは大停電による変化、空にはきらめく星、マックラムは自殺が不成功、
グラブルは昔の滑走路管制を道路で再現、ダフネとジョーイは開演初日がキャンセル
(で全日程キャンセルに)、そしてハロルドとミリアムは期せずして長時間一緒に
いられたあげくに、ミリアムが事故で昇天。結果として△関係は解消。
典型的な小劇場ミュージカルでしたが、△関係の絡まりが円満解決してたはずなのに
ハッピーエンドに行かないエンディングになんだかもやもや。そしてあの劇中劇
ミュージカルは本当に上演するつもりだったのか???
もうちょいカタルシスを感じさせてほしかったですね。

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