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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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GAS
題名:GAS
日時:2003年12月7日15:00-16:45
劇場:世宗文化会館小ホール(SEJONG CENTER FOR THE PERFORMING ARTS、
SMALL HALL、ソウル)
料金:R席40000Won
座席:1階2ブロック26番(センターブロック3列目左端近く)

昨日が公演初日だったオリジナルミュージカルです。
当日券による鑑賞です。この公演はR席40000ウォン、S席30000ウォンでした。
ここの座席は何列何番という表示ではなく、左ブロックが、中央ブロック、右
ブロックがそれぞれ1,2,3とナンバー付けされ、ブロック単位で前方左側
から最後列までナンバリングされています。パンフレット買った後に写真入り
のキャスト表小冊子がおいてあることに気がつきました。まあパンフレット
5000ウォンだからいいかあ。もぎりのおねえさんが赤いコート姿でかわいい。
この小ホールの座席は、1階が9列、1階の最後列の上が2階の最前列、そして2
階が10列という不思議な構成になっています。劇場ロビーの上が2階席なのね。
開場10分前なのですが、客席は1階が1割くらいの入り。さてくるのでしょうか
(^^;)
最終的には6割程度の入りでした。2階は入ってなかったような気が。。。
舞台上では幕をはみ出して巨大なタンクローリーのはりぼて風船が鎮座してい
ます。開演前にポリスが前説はじめました。続いてチケットの半券をティッ
シュの箱の中にいれてTシャツプレゼントの抽選が行われました。当選の座席
番号を読み上げます。読まれるたびに皆自分の座席番号を確認してます。私は
もちろん言葉がわからないので、ちょっとどきどき(^^;;;)6枚も当選が出た
でしょうか。なんと隣同士に座っていたカップルが両方ともあたりました!

さて開演!はりぼて風船は空気を抜かれて退場、もう二度と出てくることはあ
りませんでした。私の隣ががばっとあいていたので、中央までずれてみてまし
た。最初はコーラスラインか?と思われるノリの群舞。何かを応募しようとし
ているのは見ててわかります。皆若い!激しい動き!これがガソリンスタンド
への求職活動だったのね(^^;)冒頭は歌の連続、ひょっとしてレミゼタイプか?
と思いましたが、じきに普通の会話がはいるようになりました。パンフレット
を見ると、主役3人はダブルキャストのようです。今公演のヒロインが伊東恵
理さんに良く似ていて、まるでパワーアップしたミュージカル座を見てる気分。
Like a Virgin を楽しく歌い踊ってくれました。他にも既存の曲あったのかな?
舞台は、ガソリンスタンド前、警察署内、そしてヤンキーたち?が集う路上の
三箇所で進行します。ガソリンスタンドで働く連中、その仲間たちが主な登場
人物ですから、キャストが若くても違和感がありません。経営者、聖職者、そ
れに警官くらいが年寄りでしょうか。

物語は、仲間のバイクを勝手に乗って壊して喧嘩になり、警察署へ連れていか
れます。警察署の署長は美人(^^;)喧嘩したふたりは後ほど仲直りし、ヤンキー
たち?が集う路上で皆で盛り上がります。警官が酔っ払いをひっぱっていくと
ころではめいっぱい演歌の雰囲気(^^^;)経営者が売上伸びない?ので何かアイ
ディアを出せと従業員に命令した時は、キャストひとりひとりが歌い上げる場
となり、いろんなキャラが見えておもしろい。季節柄ガソリンスタンドではク
リスマスパーティ、ミニのサンタのお嬢さんと聖職者の祝福があります。そこ
に喧嘩別れ?していた元?従業員が殴りこみ、大喧嘩となり全員で警察署のお
世話になります。この警察署の場面ではずっと会話だったので物語がわかりま
せん。どうやら二人でおれがはじめたと言っている?それで最後に殴りこみに
きたひとりが座り込んで告白。たとえ言葉がわかっても歌でやってほしいと思
います。客席からすすり泣きが聞こえたような気がしたのですが。。

カーテンコールで数えたキャスト人数は23人でした。
主役の男優ふたりは、個性があるのと、歌がうまいのとで、なかなかナイス。
まあ要するにガソリンスタンドでいろいろあったという筋書きなんでしょう
(^^;;;)
昨日が上演開始だったことをことを考えるとなかなか良くまとまった舞台だと
思います。特に群舞がみていて楽しい。これからどんどんよくなるでしょう。
ただマイクがONにならないシーンがしばしばあったのが残念。裏方さんも慣
れればなんとかなっていくかな?
まだまだ荒削りですが、ガソリンスタンドにはいろんな人が集まる(時々UFO
もくる?)のでネタをかえられるし、若いひとたちだけで構成できるから作品
として結構いい線いくのではないでしょうか?

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題名:Urinetown
日時:2003年12月6日16:00-18:30(途中休憩あり)
劇場:ウリムチョングダムシオト(ソウル)
料金:40000Won(4000円弱)
座席:6列7番(中央ブロック通路隣)
劇団:申時ミュージカルカンパニー

今回は今週から運行開始した日韓シャトル便に乗りました。
羽田→金浦は成田→インチョンと比べてすごく楽です。
空港からは地下鉄で移動。2度乗換えして地下鉄江南区庁駅から北へ徒歩15分。
劇場は大きな交差点を通り過ぎた右側のわかりやすい場所にありました。
劇場が入っているビルにはキングコングがよじ登っているので、遠くから
でもよくわかります。ボックスオフィスはビルの外側、劇場はビルの地下二階に
ありました。

チケットは開演2時間前に当日購入。4万ウォンというのは数年前には考えられ
ない高い価格です。別にこの公演だけが高いというわけではありません。全般的
なミュージカルバブルでも起きてるんでしょうね。パンフレットは大判でも5000
ウォンと安いのはうれしい。キャスト名紹介だけでも英語つけといてくれるとう
れしいのですが。。。

客入れは開演15分前からはじまりました、
劇場内の客席は縦が14列、横が20席。舞台に中央の張り出しはありません。
バンドは舞台の左側にいます。階段とキャットウオークは舞台の上にだけありま
す。ちょっとせまくるしい感じ。バンドは左方、中央にトイレの壁があります。
ひっくり返るともちろんオフィスに早変わり。開演10分前なのに1割程度しか客
がいません。これはどうなるか?と思いきや開演までにばたばたと客席が埋まり
ました。センターブロックは大体埋まり、サイドもすこしずつはいったでしょう
か。なんて時間に正確なソウルのひとたち!

開演前に客席を警官たちが歩き始めました。ロックストック巡査はでかい顔で
つかみはおっけー。さて開演!ダブルキャスト公演で今回は演じる頻度の高い
キャストばかりの公演です。第一印象はキャストが皆若い!老けたメークをし
ても若さがにじみ出てしまうというか。主役どころかアンサンブルまで皆歌も
ダンスも見ていて気持ちがよいのですが、いかんせんどうも筋書きから浮いて
見えます。しかも客席が冷めてます。すごくうまい歌があっても拍手がまばら
です。Cop Song やボビーとホープのデュエットなどいいと思うんですがねえ。

ところが2幕にはいって舞台の雰囲気が変わりました。どんどん畳み掛ける感
じでテンポもよく、客席の受けもそれなりになってきました。何がかわったの
だろう?一番ノリが良いRun Freedom Run もはじけてました。見てて楽しい。
偽牧師?が足の不自由な人から足の固定器を取り去ると、なんと、倒れてしま
う、というシーンがなかったのは残念。ロックストック巡査とリトルサリーに
よる、劇からはずれたメタな会話はBW版とだいぶ異なった雰囲気です。リトル
サリーがとにかくかわいい。一見天真爛漫でひねた感じがみられないので言葉
がわからない状態で見てると、役作りとしては違うんじゃないかと思いました。
もっとも韓国ではかわいくてすごく大人びたことをいうというキャラクターが
あるそうで、それならあっている?ボビーはもうちょっとかっこいい方がいい
かも。ちょっとむさくるしい(^^;)ミスタークローデルはなんだか若手プロレス
ラーみたい(^^;;;)
エンディングでは最後はカーテンコールがあるから帰るなーと歌っていたそうな。
場内がどっと受けてました。カーテンコールはRun Freedom Run 。

10月初めからOpenRunではじまったこの公演、来年1月4日が千秋楽と決まり
ました。年末年始は客がはいると見込んだのでしょうか?損益分岐点がどうなっ
ているのか興味があります。皆ほんとによく歌い、踊ります。後20年くらい経
てキャストの年齢層が厚くなったときが楽しみです。今はキャストが全員若いの
だから、若者だけが出るようなオリジナルな脚本でやったほうがよりおもしろく
なるような気がします。

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