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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:-no shoes mime works vol.2- 「らせんの彼方」
日時:2009年10月3日14:00-15:50(途中休憩あり)
劇場:シアターイワト
座席:2列目センター
料金:当日4000円
作・演出:林佳
出演:
   ぜんぜんもどらない女:ズッカーマンあきこ
   ちっとも動じない女:三郎丸美星
   いつもいつもゆらぐ女:木全悦子
   なんにも知らない男:青木俊輔
   ずいぶん遅れて来た男:酒井哲哉
   いっぱい想い綴る女:北島華子(ゲスト)
   どこからか落ちてきた男:林佳
番組:
序曲「彷徨い人」
1幕「みえない入口」
 1ひびく足音
 2出発の時間
 3届かない場所
 4聖者の行進
2幕「くるクル来る狂」
 1黄色い時間
 2ずれた時間とはき違えた靴
 3フィボナッチの呪い
 4彼方からの声
終曲「らせんの彼方・・・行き」
内容:(パンフレットより)
こつこつこつと響く足音
それはくる・クル・狂と回りながら
私はらせんの中腹でただじっと待っている
らせんの彼方には何があるのだろうか?
螺旋模様に刻まれた深刻の時の中に
私はそっと身をよせている
こつこつこつと響く足音を聞きながら

----

劇場は牛込神楽坂出てすぐの場所。階段状の客席でどこで見ても
見やすいでしょう。スタジオを変形してつくられたものかな?
スタジオを適当に変更した感じです。左側に梯子、左奥にドラム缶と蓋、
右に木製のベンチ、奥に37とかかれた扉。
前説で次のようなお願いがありました。
・パントマイムを楽しむ前にパンフレットを読んでほしい
・リラックスしてみてほしい
・心をゆるゆるにして舞台を楽しんでいけば一層楽しめる
リラックスするために一杯飲みたいところですが、とりあえず緊張をほぐして
ゆるゆる。
オープニングは全員で螺旋階段のぼり、そしてアコーディオンと歌。
1幕目はなんとなく物語がつながってます?梯子で一人芝居からはじまり
バス停持ってきて、トランクの奪い合い、列のつつきあい、途中から雨が
ふってきます。ひとりでぐるぐるは、旋回舞踊のよう。
全体的にマイムこてこてではなく、無言劇をみている気分。随所にマイム
がはいっています。
マイムが前面に押し出されていない分、見ていてくどくなく、いい感じです。
小劇場のナンセンスコメディをみてる気分ですね。
2幕目はよりマイムの色彩が強くなってマイムの公演といった雰囲気になってきました。
1幕より物語の背景が見えるようになりましたね。ゆるゆると物語に浸っている気分です。
そいえばフィボナッチは数字に捕らわれてしまうという話だそうで。
ゲストのアコーディオン奏者・シンガーはかなりよい澄んだ声で聞きほれちゃいました。
おしむらくは歌をバックにしたマイムがあまりなかったこと。観客の気持ちがマイムと歌
で割かれてしまうのかなあ。
ゆるーくていい感覚の舞台でした。

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