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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:英国王のスピーチ
劇場:世田谷パブリックシアター
日時:2012年9月1日12:30-15:40(途中休憩あり)
料金:S席11000円
座席:1階J列センターブロック
原作:デヴィッド・サイドラー
演出:鈴木裕美
上演台本:倉持 裕
出演:
東山紀之(ひがしやま・のりゆき) / バーティ(ジョージ6世)
安田成美(やすだ・なるみ) / バーティの妻 エリザベス
近藤芳正(こんどう・よしまさ) / 言語聴覚士 ライオネル・ローグ
葛山信吾(かつらやま・しんご) / バーティの兄 デイヴィッド(エドワード8世)
西尾まり(にしお・まり) / ローグの妻 マートル・ローグ
有福正志(ありふく・まさし) / 英国教会の大司教 コスモ・ラング
久保酎吉(くぼ・ちゅうきち) / 英国首相 スタンリー・ボールドウィン
高橋長英(たかはし・ちょうえい) / バーティとデイヴィッドの厳格な父 ジョージ5世
ラサール石井(らさーる・いしい) / 政治家 ウィンストン・チャーチル

20世紀初頭の英国,放送機器の発達などにより、スピーチは王室の重要な仕事
となっていた。大英帝国博覧会の閉幕式で、バーティ(ジョージ6世)は父王である
ジョージ5世の代理でスピーチをする。しかし、吃音症のせいで散々な結果に終
わり、周囲の人々と英国民を落胆させてしまう。
バーティと妻のエリザベスは吃音症の様々な治療法を試みるが全てが不調に終
わっていた。エリザベスは言語聴覚士であるライオネル・ローグに治療を依頼。ロ
ーグは型破りな方法で治療にあたる。当初は、彼の治療法に反発したバーティ
だったが、次第に信頼を置くようになる。そして、ローグは吃音症の原因は、幼少
期の躾にあることを指摘する。
ジョージ5世が崩御。そして兄であるデイヴィッドが“エドワード8世”として即位する。
エドワード8世は、離婚暦があり、しかも2人目とはまだ婚姻中のシンプソン夫人との
結婚を望んでいたが、英国王室にとってそれは許されないことだった…
ローグはバーティに王位を継ぐように進言するが、それを不快に思ったバーティは、
ローグを遠ざける。
エドワード8世は王位よりシンプソン夫人との結婚を選び、退位。バーティが“ジョー
ジ6世”として即位する。ジョージ6世にとって吃音症は、依然として深刻な問題で あ
り、即位承認会議でのスピーチは散々なものに終わる。
ジョージ6世はローグを訪ね、もう一度治療を依頼する。
2人は信頼関係を深め、戴冠式のスピーチは成功する。  
偉大なる王への道を歩き始めたジョージ6世だったが、ナチスの進攻により、第二次
世界大戦が勃発。
ジョージ6世は、全大英帝国民を鼓舞する最も重要な≪スピーチ≫に挑む。
---------

映画はオスカーを取りましたね、まだ未見なのが残念、大きな画面で見たかった。
オープニングは舞台の真ん中にバスタブ、東山さんの入浴シーン。
いやーいいからだしてますねえ。ちょっと惚れました。
ローグのハーディに対する訓練の場面がほとんど、ローグは医者じゃなく
じつはかなりうさんくさい人物。近藤さんがとてもいい味だしてます。東山さんも
かっこいいのにかなりダメな人間を好演していて好一対。もう二人芝居でも
いいくらい。
クライマックスでは全てのセットが取り払われて大きな空間が舞台上に出現!!
その中でのスピーチ!
ダメな人たちが吃音症という障害に立ち向かって、見事に克服というカタルシス
を魅せてくれる舞台です。

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