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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:柳家喬太郎×田中泯 落語「死神」
劇場:紀伊國屋ホール
日時:2012年8月29日19:00-(中入りあり)
料金:4500円
座席:E列中央
番組:
   喬ノ進 代わり目
   喬太郎 彫師マリリン
   喬太郎 死神

彫師マリリンは今まで出会うことなく、今回ようやく初めて
聞くことができました。これも面白い物語。
トリの死神は元々のグリム童話を原作とした噺だそうです。
紀伊国屋ホールの舞台上に仮設の高い、文字通り「高座」
を作って演じられました。背景も石とか何やら怪しい雰囲気。
田中泯さんと喬太郎師匠のコラボがいったいどのようにして
なるのか客席は興味津津、息を飲んで聞き入っている風情
です。
舞台は暗く、その中で高座の周りを漂うように田中泯さん
が舞うのです、帽子と杖を持ち、浮浪者にも見える姿。
高く作られた高座の下まで入り込んで舞う。
高座はスポット照明で照らされ、周りは暗いまま。こちらの
死神退散法は、枕元に死神がいないときに薬草を食べさせれ
ばOKというもの。途中白い仮面をかぶっての舞がこれまた
異次元の風情。落語と舞踏のどちらかに意識を持っていかれ
ると、もう片方の方が意識から欠落、両方とも面白いもので
すからとても勿体ない感じ。蝋燭を使って最後はそのまま。。
とても興味深い物を見た!感満載で帰路につきましたよ。

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