今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 劇場:神奈川芸術劇場ホール 日時:2020年10月4日13:00-15:10(途中休憩あり) 料金:S席7500円 座席:1階13列32番 原作:宮沢賢治 脚本:能祖將夫 音楽監督:中西俊博 舞台美術:小竹信節 歌:さねよしいさ子 演出:白井晃 出演:木村達成 佐藤寛太 宮崎秋人 / 岡田義徳 さねよしいさ子 明星真由美 有川マコト 伊達暁 飯森沙百合 伊藤壮太郎 黒田勇 西山友貴 山口将太朗 ミュージシャン:新澤健一郎(キーボード)、柴田奈穂(バイオリン)、 小夜子(バイオリン)、ファルコン(ギター)、木村将之(ベース)、 海沼正利(パーカッション) 《あらすじ》 「お父さんからラッコの上着がくるよ」、少年ジョバンニは今日もクラスメートのザネリにからかわれていた。 遠い外国の海に漁に出たまま戻ってこない父に、ラッコの密猟をして逮捕されたという悪い噂が立っていたの だ。今日は星祭りの夜、耐えられなくなったジョバンニは町外れの丘に登り、一人星空を見つめる。すると汽車 の音が聞こえ、気がつけば客車の中、目の前には親友のカムパネルラもいて。銀河のほとりを走るその汽車は、 実は死者の魂を天上へと運ぶ汽車であった。途中で乗り降りする奇妙な人々。二人は「ほんとうの幸い」を探して、どこまでもどこまでも一緒に進んで行こうと決意するのだが・・・。 ------------ 開幕前、舞台上は真っ暗、木製の骨組みみたいなものに多少光があたっているだけ。 舞台全体が明るくなることはあまりなく、暗い舞台。まあ銀河を渡る話なので。。 大道具はすべて木製の瓦礫っぽいなにか、教室になったり客車になったり。 オケピがあってバンドが左がわに鎮座。オープニングはさねよしいさ子さん登場 して、歌いはじめました。その後も独唱+手前にダンス。 主役以外は、いじめをする同級生になったり、活版印刷所の作業員になったり、 鉄道の乗客になったり、歌のバックダンサーになったり。ダンスはマイムにちかい動き。 序盤はジョバンニへのいじめが強調されて、陰々滅滅とした雰囲気。苦学生だった のね>ジョバンニ。いまなら生活保護でしょう。 大きな振り子(時計?)のオブジェがばんと目の前にでて、気がつくと カムパネルラは溺れた友達を助けて代わりに水死?そしてジョバンニの目の前に 登場。現実が悪夢なので逃れるために幻想に突入していった、というふうに 見えました。いまの現実から逃れたい、という気持ちは現在にも合致しているようです。 幻想的なシーンがさねよしいさ子さんの歌唱でより幻想的にみせられた舞台でした。 劇場:新国立劇場中劇場 日時:2020年10月2日18:30-21:50(途中休憩あり) 料金:S席8800円 座席:1階18列67番(後方右端近く) 作:ウィリアム・シェイクスピア 翻訳:小田島雄志 演出:鵜山 仁 出演:岡本健一 浦井健治 中嶋朋子 立川三貴 横田栄司 勝部演之 吉村 直 木下浩之 田代隆秀 一柳みる 大滝 寛 浅野雅博 那須佐代子 小長谷勝彦 下総源太朗 原 嘉孝 櫻井章喜 石橋徹郎 清原達之 鍛治直人 川辺邦弘 亀田佳明 松角洋平 内藤裕志 椎名一浩 宮崎隼人 ものがたり: リチャード二世の王宮。王の面前に、反目しあう二人の貴族、ノーフォーク公モーブレーとヘンリー・ボリングブルックが召喚される。ボリングブルックは先ごろ暗殺されたグロスター公の死に、モーブレーが関与していたと告発するが、モーブレーはこれを否定。王の裁定は後日、決闘によって黒白をつけるというものだった。その当日、いよいよ決闘開始という時に、突如、王は決闘の中止と二人の追放を宣告する。 ボリングブルックは六年の追放に処されるのだが、やがて彼の父ジョン・オブ・ゴーントが死去すると、王リチャードはその財産を没収する。この暴挙に加え、それまでのリチャードの治世に不満を高まらせていた貴族たちのもとに、ボリングブルックが失われた名誉の回復を求め、大軍を率いて帰国するとの報が寄せられる。 次々とボリングブルックに靡く貴族たち。民衆の支持も得た彼は、籠城した王と対峙すべく兵を進める。ボリングブルックの叔父ヨーク公にとりなされ、対面する二人。ボリングブルックは自身の名誉回復だけを要求するのだが、気圧された王は自ら譲位を宣言してしまう......。 ------------------------------ 前方客席は密集体形、後方は市松模様。 前方はお嬢様で埋められているようです 規制緩和を受けて市松の間席を発売した模様。 客席前方をつぶして木製の広い四角い舞台、その周りは草原。 舞台装置としては王が座る椅子だけ。 そしてきらびやかな衣装、みなが美しい。 せりふ回しもいかにもシェイクスピア、訳がいいんでしょうね。 ことごとく見得を切るようなカッコよさ。 リチャード2世怪演、すごい。 王位を譲ろうか、ぐるぐる回ってしまう姿、いかにも人間くさい。 王位を譲って只の人間になった時の落差がすごい。 そして残念感あふれている。せりふが皆とても力強い。 3時間20分の長丁場をまったく飽きさせない。 このシリーズをみるのは実は初めて、これが最終回なのですね。 このような雰囲気なら最初から見てればよかった。。。 題名:東京ゲゲゲイ歌劇団 vol.Ⅳ「キテレツメンタルワールド」東京公演 劇場:東京芸術劇場 プレイハウス 日時:2020年9月30日19:00-20:30 料金:7500円 座席:1階H列24番 劇団:東京ゲゲゲイ歌劇団 振付:東京ゲゲゲイ 音楽:MIKEY 安宅秀紀 バンドメンバー:須藤豪(Key、シンセサイザー・オペレート)/園畑貴之(Key)/松原”マツキチ”寛(Dr、Per) バンド音楽監督:安宅秀紀 名前が気になっていて、友人に誘われたので見にきてみました。 予想していた通り、ゲゲゲイの鬼太郎が私にはヒット! 非常に激しいダンスですが、今回の演出ではメンバーは場所を 動かず手踊りといった風情。男性ダンサーはがっつり踊っていました。 ずっと妖怪ネタでやってくれればもっと面白いと思った。 題名:いきしたい 劇場:こまばアゴラ劇場 日時:2020年9月30日14:30-15:30 料金:支援会員(4000円) 座席:2列目右端近く 劇団:五反田団 出演:浅井浩介 岩瀬 亮 谷田部美咲 作・演出:前田司郎 照明:山口久隆(S-B-S) 舞台監督:榎戸源胤 制作:榎戸源胤 門田美和 Webページ製作:山守凌平(青年団) 概要: この度のコロナを語る演劇は今後、飽きるほど目にすると思うので、コロナに全く関係のない個人的な出来事について書くつもりです。 個人的な出来事については、すでに飽きるほど見ていると思いますが、僕は飽きません。 夫婦と男の話にしようと思います。どこにでもあるような普通の話、くだらない話を、夢の文法を使って描きたい。結果変な話になるかと思いますが、難しくはないです。気軽に見てください。 ーーーーーーー 不条理劇だとおもっていたらホラー?に。。 引っ越し荷物を段ボールに詰めていたら、女が死体を運んできてしまい ます。部屋のどこかに隠してあったらしく、死体の処理が最優先! ところが死体が話しだし、いつの間にか不条理な世界へ。 そして男と女と死体のロードムービー! 旅に出るときにもっていくパンツの会話がへん、光るパンツが良いw 最初は落語のらくだ、粗忽長屋?感情で話す女に、突っ込み損ねている 男がもどかしく、うーんと思っていたのですが、後半から がぜんテンションがあがってきて、舞台が暗くなってからはドキドキしっぱなし。 終盤では誰が本当に生きているのか、現世と彼岸の境もわからなくなりました。 最後は現実と幻想が溶けてひとつになってましたね。 クライマックスはなんとなく死神っぽい。 とても不思議な空気。この劇団もっとみて見たい。 |
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
(10/20)
(11/02)
(11/02)
(11/02)
(10/28)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
くろせ
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
(11/01)
(11/02)
(12/06)
(12/07)
(12/07)
アクセス解析
|