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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:いのこりぐみ
劇場:IMMシアター
日時:2026年2月18日14:00-15:45
料金:12000円
分類:演劇
座席:A列15番(最前列センターブロック左寄り)
劇団:
作・演出:三谷幸喜
出演:小栗旬 菊地凛子 平岩紙 相島一之
ストーリー:
舞台となるのは小学校の教室。
放課後、二人の教師が面談のために残っていた。
そこにやってきたのが、ある児童の母親。
度々学校にクレームを入れる、
いわゆるモンスターペアレントだ。
息子が担任に嫌われているから、
その担任を変えてほしいと主張する。
そこに当の担任教師も現れて、
教師たちは母親と担任の二人から詳細を聞き取り、
どうにか解決への糸口を探そうとするのだが・・・・・・。
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ネタバレあり





小学校の教室、後ろには大きな黒板、右側には扉と窓、その先は廊下。真ん中にいかにも
小学校の机と椅子。後ろの壁には大きな掛け時計。開演時は5時7分、終演は6時50分。
1シチュエーションのリアルタイム演劇でした。
最初はモンスターペアレント、というより論理的な話が通じない人、が攻めてくる話。
途中から実は担任の先生の方がやばかったという話に切り替わっていく。謎解きによる切
り替わりが少々あっけない(説得力が???)のだけれど、展開としては面白い。

最初に出てくるモンスターペアレント、論理的に話ができない、話がとぶし、言うことが
ころころ変わる。簡単に堂々巡りになる。具体的ないじめを話してほしい、といっても事
例がでてこない。皆言っている。行きたくないとだけ。。相手を遮ってしゃべり続ける。
(政治家にもこんな人がいたような。。。)
何を言っているのか話がわからないが、怒りだけは伝わってきます。担任が話し合いに
加わっても話は堂々巡り。虐待を具体的に!とお願いすると、学校へ行く準備のマイムが
始まってしまう。。コースターに学校の名前が出てくる汚部屋の映像がyoutubeに投稿され
ているという話が途中で出てきて??と思っていたらきれいな伏線でした。実はその子の
発表会衣装が引き裂かれていたり、その子の絵だけが壁に貼られていなかったり、という
教師によるえこひいき(犯罪?)が実際にあったことが明らかになっていき、とうとう
担任の先生がもっとモンスターだったことがわかります。人と同じことをするという教育、
制約のあるところに文化が生まれるという理念で暴走していたという。。
前半と後半でがらりとテイストが変わるこの舞台、きれいにミスディレクションをくわさ
れた気分になりました。
この舞台、いじめなどで苦労している小学校の先生たちが見たらどう思うのか?興味が
湧きました。

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題名:下北沢国際人形劇祭『かもめ』
劇場:ザ・スズナリ
日時:2026年2月17日16:00-17:10
料金:4200円
分類:人形劇 
座席:最前列ベンチシート中央右寄り
劇団:Compagnie Tchaïka(カンパニー・チャイカ)(チリ/ベルギー)
作・演出:
出演:
解説:
魔法のような超絶技巧、等身大人形の一つの里程標
チリの天才人形劇俳優、ティタ・イァコベッリによるエクストリームな一人芝居。引退を控えた大女優は、人生の最後にチェーホフ『かもめ』に出てくる大女優アルカージナ役を演じなければならないが、次第に役柄と自分の人生が混ざりあい、混乱に陥っていく・・・・・・。世界屈指の卓越した操演技術と、演じるということ、老いることについての繊細な洞察が巧みに融合し、南米と欧州のフェスティバルを席巻した作品。

2018年チリ芸術批評家協会賞 最優秀作品賞・最優秀女優賞受賞
2020年ベルギー・メーテルリンク批評家賞「最優秀ソロ公演」部門受賞
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下北沢国際人形劇祭初日開幕作品。
これは面白い、開幕作品だけのことはある。ぎっちぎちに満員。
整理番号順での入場でしたが、運よく最前列が空いていて座れた。
舞台の上にはカバーのかかった、テーブルと椅子。そして天井から垂れさがる薄い
布だけ。開演時は薄暗がり、雪が降っているなかでたたずむ老婆。老婆が建物に入って
いき、そこが劇場らしい。そこでこれから人生最後の芝居を演じるとか、その劇場は
定員が127名と言っていたのでこのスズナリとほぼ同じサイズ?
これは一人芝居の人形劇。体の途中から人形が生えている形、通常は右手で頭を操り、
左手が人形の手になるのです。そして下半身は人形の一部に見えます。この劇の登場
者は、本人、人形、テディベア、本、椅子?
物語は老女優がひとりでかもめを演じなければならないが、役柄と自分の状況がまざっ
てきて、混沌の中で演じるというもの。
老女優の会話相手として、役者本人。会話相手として語る時は顔を観客に向け、女優と
いて話すときは(少なくとも)口元を人形の後ろに隠す。声色が見事に違うしキャラが
たっている、そしてカモメがひとりではできないとなったら、テディベアが息子役で登
場、もちろん台詞は役者が話す。これで芝居が進行するから凄い。
メイクをするときは、最初は人形の顔にマスカラ?をぬり、途中から役者の顔に塗る、
塗って美しくなっていくのを描いている?人形の首と人の首が入れ替わるのが、まるで
特撮をやっているみたい。でかい衣装を着てテーブルの上にあがって巨大化!もちろん
かもめも登場、でもちょっとしょぼい。
エンディングは人形の老女優と役者本人の二人でダンス、大道芸で時々見られる姿です
が、そこに至るまでの過程が素晴しく、ありがちな大道芸とは一線を画していると思い
ました。この人又見てみたい。

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題名:KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『未練の幽霊と怪物―「珊瑚」「円山町」―』
劇場:KAAT神奈川芸術劇場大スタジオ
日時:2026年2月15日14:00-15:05
料金:神奈川県民割引6300円
分類:ダンス 演劇 
座席:I列10番(センターブロック後方)
作・演出:岡田利規
音楽監督:内橋和久
美術:中山英之
照明:横原由祐
音響:佐藤日出夫
衣裳:Tutia Schaad
ヘアメイク:谷口ユリエ 
演出助手:中村未希
舞台監督:横沢紅太郎
出演:
アオイヤマダ 小栗基裕(s**t kingz) /
石倉来輝 七瀬恋彩 清島千楓 /
片桐はいり
謡手:里アンナ 演奏:内橋和久
公演情報:
KAAT神奈川芸術劇場では、2025年度メインシーズンのタイトルを「虹~RAINBOW~」とし、本作品『未練の幽霊と怪物』を含む5作品を上演いたします。多様な人々を繋ぎ、越境する七色の架け橋である「虹」から私たちは、様々な事柄から目を背けず、世界をあるがままに見ることを学びます。
メインシーズン最後を飾る本作品は、現代演劇における言葉と身体、空間がおりなす可能性を開拓し、国際的に活躍する演劇作家の岡田利規(チェルフィッチュ主宰)が、現存する世界最古の舞台芸術「能」に触発された音楽劇です。2021年にはKAATで『未練の幽霊と怪物―「挫波」「敦賀」―』を上演。今回はその第2弾となる新作です。
この作品は、ドイツ公立劇場の名門、ミュンヘン・カンマーシュピーレのレパートリー作品として創作、2017年2月に発表され、話題を呼んだ「NŌ THEATER」の日本版進化形でもあります。『挫波(ザハ)』と、『敦賀(つるが)』の2本立てで上演された前作は、第25回鶴屋南北戯曲賞と、第29回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞しました。また2021年には出版した戯曲が第72回読売文学賞を受賞しています。
第2弾となる今回も、目に見えないもの、霊的な存在がその想いを語る「夢幻能」の構造を借り、現代社会の巨大な構造の中で犠牲となった、膨大な未練の思いを残す存在を鮮やかに表出させます。今回は埋立てが続く辺野古に生息していた「珊瑚」をシテとする1作と、社会の獰猛な渦に翻弄された女性に主眼を置く「円山町」の2本立てで上演します。
主役である「シテ」には、2020年東京オリンピックでソロパフォーマンスを披露し、気鋭の“表現者”として多彩な活動を展開するアオイヤマダと、世界的ダンスパフォーマンスグループs**t kingzのメンバーとして活躍する一方、近年では舞台や映像などソロでの表現の幅を広げている小栗基裕。「ワキ」には、舞台を中心にキャリアを重ね、今回が岡田作品4度目の参加となる石倉来輝、プロダンスチーム「KOSÉ 8ROCKS」に所属し、俳優としても領域を広げている七瀬恋彩、さらにCMや舞台、声優など多方面で経験を重ねる沖縄出身の清島千楓。「アイ」には、第1弾にも出演し、唯一無二の存在感で印象を残した片桐はいりが続投します。
音楽も前作に引き続き、内橋和久が担当。また謡手として今回は奄美出身の里アンナが参加。岡田の紡ぎだす繊細な「謡」を、内橋の演奏に合わせて歌いあげます。
言葉、身体、音楽が紡ぎ出す幽玄の世界を、ぜひご体感下さい。
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真ん中に四角い舞台、橋掛かりとなる通路が左奥へ繋がっていました。そして舞台と同じ
サイズの照明が天井に。ミュージシャンが奥にひとり、歌手が右手にひとり

ひとつめは「円山町」。「東電OL殺人事件」の被害者女性がシテ。総合職でばりばりやっ
ていたのに渋谷で体を売っていた。。熟年の売春婦として出現して蠢いていました。動き
には色んな怨念が漂う感じ。飛び跳ねない、早く動かない、動きは美しいが、さほど面白
い振付には見えません。そしてアイが出てきて一人語りで色々解説。

二つ目は「珊瑚」、これは面白い。沖縄にいって辺野古やアメリカンビレッジへ。埋立に
より生息地を追われる珊瑚がシテ。金髪で水色のコスチュームのアオイヤマダさんはいか
にも珊瑚!珊瑚の亡霊が嘆き悲しむ、という夢幻能にぴったりの筋書き。環境破壊を象徴
するような番組でSDGs味もある気がした。ワキは沖縄への旅行者。


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題名:KAATカナガワ・ツアー・プロジェクト 第三弾『帰ってきた冒険者たち 〜闇に落ちたカナガワを救え!〜』
劇場:KAAT神奈川芸術劇場中スタジオ
日時:2026年2月15日12:00-13:45
料金:シルバー5300円
分類:演劇
座席:I列5番(左ブロック後方通路側)
作:長塚圭史
演出:大澤遊
音楽・演奏:角銅真実
舞台美術・衣裳:長峰麻貴
ヘアメイク:冨沢ノボル
照明:上山真輝
音響:星野大輔 
演出助手:神野真理亜
舞台監督:竹井祐樹、男山竜眞
出演:柄本時生 菅原永二 佐々木春香 長塚圭史 成河
公演情報:
県内巡演プロジェクト待望の第三弾!
第三弾となる今回は、『冒険者たち ~JOURNEY TO THE WEST~』待望の再演に加え、冒険者たちシリーズ2作目、とある事情から危機を迎えた神奈川県を救うため、三蔵法師一行が再び県内で大奮闘(?)する新作『帰ってきた冒険者たち ~闇に落ちたカナガワを救え!~』を同時上演いたします。
2作品を同じ出演者が演じるのも今回の見どころの一つです。
三蔵法師には独特の存在感と確かな演技で個性派俳優として活躍する柄本時生。孫悟空にはシリアスからコミカルまでさまざまな役を演じ分け、演出家からの信頼も厚い菅原永二。馬(玉龍)には自然体な演技が魅力の佐々木春香。圧倒的な身体能力と多彩な演技力で『冒険者たち』でさまざまな役柄を演じ分けた成河は、新作『帰ってきた冒険者たち』では"カナガワ県"を演じます。沙悟浄役の長塚圭史にもご期待ください。
あらすじ:
『帰ってきた冒険者たち 〜闇に落ちたカナガワを救え!〜』
かつて天竺を目指したあの冒険者たちが、再び帰ってくる!
とある事情からアイデンティティ崩壊の危機を迎えた神奈川県。
相模の国にそびえる「ニュー国分寺七重塔」が灼熱を放ち、県内全域が干上がる大ピンチ。
塔を支配するのは、闇に落ちたカナガワ県と謎の女。
捕らわれた三蔵法師と猪八戒を救うため、孫悟空は沙悟浄、玉龍と共に立ち上がる。
県内の神々や関係者の力を借り、果たして神奈川に平穏を取り戻せるのか?!
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客席にはいると、道祖神がお出迎え、これが今回の物語の鍵となっていました。
舞台左右に楽器、ただしミュージシャンは一人、右に左に移動して演奏するのです。
この生演奏が素晴しい。
まんなかにコンテナっぽい木の箱。冒険者たちとほぼ(全く?)同じ装置。
神奈川地元ネタが満載。前説がなんと神奈川県がやるというw
三蔵法師一行は天竺国大雪音寺に向かっていたのになぜか神奈川に迷い込んでいたという。。
出だしは横須賀、スカジャン刺しゅうする孫悟空がかわいい。孫悟空は別の場所に行こう
として、うっかり?湘南電気鉄道にのってしまう。そして葉山にある島の鳥居。こんなふ
うに神奈川名所めぐりができるとは。三蔵法師は飢えたり死んだり蘇ったり。
キンキラキンの海老名ニュー国分寺を見てみたい!1200年前に海老名に国分寺があったの
はびっくり。猪八戒はインスタで飯テロだけで登場、とにかく食ってます。
道祖神主体の成河さんはいったい何役やっていたのかわかりません。河童になったり、
二宮金次郎になったり、大山祇神?になったり。。時折影絵の演出もあり、それもかなり
面白い。物語としてはちょっと破綻気味なのですが、それがさほど気にならないくらいな
腕力でで最後まで突っ走ってくれました。
全体的に宴会の余興芝居のようなノリなのに、それを力いっぱいのクオリティでやってい
るから面白くないわけがありませんね。

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題名:橋本ロマンス×サエボーグ 『パワーチキン』
劇場:東京芸術劇場シアターイースト
日時:2026年2月14日14:00-15:20
料金:3500円
分類:ダンス パフォーマンス
座席:舞台左側客席最後列中ほど
構成・演出・振付:橋本ロマンス
構成・演出・美術:サエボーグ
舞台監督:川上大二郎(スケラボ) 守山真利恵
照明:鳥海咲(Lighting Lab Ltd.)
音響:遠藤瑶子
楽曲制作:DJ TKD
宣伝美術:原田晋
制作進行:清水翼(bench) 芝田遥
出演:岩田柚葉 大貫友瑞 カミーユ 河又仁美 今野ゆうひ 佐藤靖子
   髙橋瑞季 波多野比奈 原知里 廣瀬一穂 マサムネ葵(鮭スペアレ)
   松倉祐希 油井文寧 川合悦史 UNA / 浅沼圭
映像:https://www.youtube.com/watch?v=J9DyOcHtDK4
解説:
パワーチキン。
それはより多くの可食部を持つために人類によって
ミューテーションされたチキン。
「チキン/臆病者」と呼ばれる存在が、人々に自分の身体を
限界まで与えられるように
新たにプログラムされて生まれてきた。
食料不足の人類を救うために作られたパワーチキン。
現代の効率的な救世主。その力と弱さ。注がれる愛と欲。
私たちのパワーチキンは、一体いつまで与え続けることが出来るのだろうか?

東京芸術劇場では注目のダンサー/振付家と協働する主催公演<芸劇dance>シリーズとして、今年度は現代社会に鋭く切り込むダンス作品を発表してきた振付家・橋本ロマンスと、類まれな独創性で世界を震わせる現代美術家・サエボーグによる初のコラボレーション新作『パワーチキン』を、2026年2月シアターイーストにて上演します。
登場するのはラテックス製「家畜の着ぐるみ」。そしてそれを着用するのは、オーディションで選ばれた多様なバックグラウンドを持つパフォーマーたち。牛や豚、鶏をはじめとする家畜動物たちの、奇妙で優しく、従順でありながら、時に熱狂的な振る舞いが、現代を生きる私たちの行先を問いかけます。
ユートピアかディストピアか、私たちは一体どこに辿り着くのか。パフォーミングアーツの可能性を切り拓く、唯一無二の舞台体験が幕を開けます。
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客席は舞台をはさんで二方向に分かれていて、観客同士が見える配置だった。開演前から
子どもがぐずったり暴れたりしていたのだけれど、これもこの作品の世界の一部のよう。
舞台には森の書割とバルーンでできた大きな木があり、劇場の中に異世界が作られていた。
ダンゴムシやフンコロガシが出てきて、上から落ちてきた糞を集める。特にフンコロガシ
は妙にかわいくて印象に残った。
牛は搾乳され、豚は腹の肉を捌かれる。チキンは異常に増殖し足や首を外して観客に渡す。
グロイ上になぜだがエロい。これがこの世界のルールか?
百鬼夜行的なカオスを期待していたけれど、実際にはかっちりした生態系のある世界。生
き物たちはただ奇妙なだけでなく、それぞれ役割を持って存在している。
その中で蠅の操り手の身体能力がやたら高く、必要以上に動けてしまう感じも面白かった。
残酷で可愛い上にエコシステムがはいっている不思議な世界、世界観がとても興味深い。
これは演劇公演ではないオリジナルのフェティッシュパーティにも参加してみたいと思った。

ーーーーアフタートークのようなものーーーー
パフォーマンス鑑賞後にみなとアクティブオーディエンスコミュニティの感想会に
作者の方が参加していただけました。

相馬さん
豚、鶏等のインスタレーション、残酷なのに明るい世界!
フェティッシュイベントで自分で演出して出し物としている。
愛知トリエンナーレで大規模公演をして演劇らしいものになった。いつもはもうちょっと
ゆるい。何か凄いものをみせるよりは一緒に時間を過ごす緩い感じ。
ダンスで言葉を使わないところで振付けて行くのか。
最初にでてきた虫はフンコロガシ、自分で着てパフォーマンスして、ゴムフェチがわーっ
という。そこで生成する非日常、これを文化施設をもってきていいのか?とは思った。

以前の作品では、6mの母豚から子供たちが出てくる、客が子供にミルク。
おしっこもらしたり、げろはいたりするのを世話する。相互ケア、何かすることで自分が
救われる。フェティッシュパーティで見て変身して自分を超越する。と殺現場でもエンパ
ワーされてしまう。


前回見たときは最前列、ゴムをもらった、ラバーフェチの気持ちがわかる。理屈ではない。

サエボーグさん
あえて劇場でやることの意味、座席に座って拘束されていることの意味をつけたかった。
三か月毎日犬になって交流する、助けたいのになにもできないぴりぴりかん。
写真動画OK,とって眺めている見世物小屋的な家畜品評会的な残酷さ。
品評会に強制的に参加させられている。かわいいなあ、でも残酷なところ。


ラバースーツつくるときになかにどうやってはいるか決めてる?

サエボーグさん
最初に決めている。着れるかどうかとデザインが合わさっている。
ダンスできる人にあこがれとやっかみがあって、凄く優秀な身体と真逆なもの、着ぐるみ
でよわよわになるというアプローチ。
ダンサーが着るというところで、ロマンスさんが全着ぐるみをきて180度開脚をされて、
びっくり。自分の身体しかないものをやっていたので、全然うごかない
モンスターチキンは新作、それ以外は従来のキャラ、全部自分の手で作っている。
へるぷはおいこみのときだけ。木も自分で作っている。デザインして形にする力。
普段は要介護みたいな動きになっている、稽古すればするほど鍛えられた
弱いがテーマだったのに私が動きにメリハリがあってよかった。
造形でお金使ってしまって色々困った。


卵は何個?

サエボーグさん
卵は3つ、家畜がたべる

サエボーグさん
今回のテーマはみんなに与えること、狂っている。皆に食料を与える。
最初から愛が刻印。その他の家畜はナンバリング
あれは切り身のシーンになった。ひとではなく残骸。
恐れとか恐怖がないから優雅に動けない、痛みがなくて万能感があふれる態度が全て。
毅然と優雅にしていることが大事、優雅に動く。
パワーチキンは千手観音がイメージ、それが手羽になっている。
光背がついているかわりにレモン ティアラに見えないかな
食肉わかりやすくするために 冠もレモン。

ボディスーツはマテリアルのなかで最弱、ペットみたいに世話をしなくちゃいけない。
ボディスーツは美術館にコレクションできない。ゴムが劣化しちゃうから。

パフォーミングアーツ、アバターになってサナダムシになる、腸になる
サエボーグソウルトピアをつくりたい

小さい子、こわーい。未就学児OKにしている。子供がいた方が段取りくささがなくなる。
教育的な観点として人間が隠している部分を表している。食べるために家畜を作って。。

客もパフォーマとして使う。これで人件費が安くなる 子供が予想外の動きをする実験的
でおもしろい。絵本をめくるような感じ。もっとダンスで構成された分、言語的な意味が
遠のいた。


なぜモチーフを家畜にする?

サエボーグさん
パーティだと強くてかっこいいものをまといたがる。かっこよくてスタイリッシュで持て
そう。そこで逆張りをして最弱のものになる。人間じゃないものが、エイリアン、でもそ
れも難しいので動物 それで家畜。牛、羊、鶏 を作った。人でないものにしたかった。
着ぐるみのなかでも違う実験をした
その後動物福祉の問題に興味をもちはじめた。
生きている間の繊細なケアにスポットライトをあたえたほうがいいかなあ
2019は炎上していたのでいつもよりたのしかった

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