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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:千と千尋の神隠しSpirited Away
劇場:芸術の殿堂オペラ劇場
日時:2026年2月8日14:00-16:55(途中休憩あり)
料金:R席180000KRW+手数料8000KRW
分類:演劇
座席:2階1列8番
原作:宮﨑 駿
翻案:ジョン・ケアード
共同翻案:今井麻緒子
オリジナルスコア:久石 譲
音楽スーパーヴァイザー・オーケストレーション・編曲:ブラッド・ハーク 
音楽スーパーヴァイザー補・オーケストレーション・Abletonプログラミング:コナー・キーラン
美術:ジョン・ボウサー
パペットデザイン・ディレクション:トビー・オリエ
振付・ステージング: 井手茂太
照明: 勝柴次朗
音響:山本浩一
衣裳:中原幸子
ヘアメイク:宮内宏明
映像: 栗山聡之
音楽監督:深澤恵梨香
舞台監督:北條 孝/大刀佑介
演出補佐: 今井麻緒子 
演出補:永井 誠
プロデューサー:尾木晴佳
演出:ジョン・ケアード
協力:スタジオジブリ
製作:東宝株式会社
主催:CJ ENM
出演:
千尋 上白石萌音
ハク 醍醐虎汰朗
カオナシ 中川 賢
リン/千尋の母 妃海風
釜爺 宮崎吐夢
湯婆婆/銭婆 高橋ひとみ
兄役/千尋の父  村岡哲至
父役  吉村 直
青蛙  広瀬斗史輝
頭   五十嵐ゆうや
坊   坂口杏奈
市場俊生、伊藤 奨、犬飼 直紀、大重わたる
桂 芽来、桑原あみ、鈴木伽実
須藤香菜、高雄結女、竹廣隼人、知念紗耶
中上綾女、西宮ゆうき、風花
福島玖宇也、萬谷法英、水野栄治、Miffy
森 莉那、森 淑乃、保野優奈、山川大智
Swing
安部 萌、大久保徹哉、大月 侑、乙戸真央木村 匠
久保田成美、竹内一喜、桜雪陽子(2/4~)、髙橋莉瑚(1/15~)

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日本で萌音千尋をみることできていなかったので、見にきました。こちらでもダブル・ト
リプルキャスト。
多分満員、開演前ロビーも大にぎわい。日本からの引っ越し公演何か月もロングラン。
この劇場はかなりでかい。舞台のまわりが大きく緑で覆われていました。日本語上演なの
でいろんな場所に字幕。舞台の下にも最前列向けの字幕があったのにはびっくり。
私が座ったのは2階席最前列なのですが、前の手すりがとても低い。全く視野を遮らない
のは嬉しいのだけれど、これで誰か落ちたりしません?座席の前を歩くときに手すりを手
でつかむことが難しい。でも舞台鑑賞のためにはとてもよい設計。
さて物語が始まり、遠目で見ると萌音千尋は本当に小学生に見えてしまうのが凄い。そし
てお父さん考えなし度がこれまた凄い。白はイケメン、異形の神様はみな可愛い。釜爺は
造形と操演のどっちも(というか相乗効果によってか)すごくかっこよく見えます。
客席がいちばんどよめいたのは赤褌の頭(おいおい)登場のシーン、インパクトあります
よねえ。白の変身美しい。ぼーっとみていると気がつくと名無しがいる、そしてキレキレ
のダンスを見せてくれました。お腐れ様の洗濯が一大イベント、これはカタルシス。穴に
落ちるところの演技も面白い。本当に落ちてるみたい。
カオナシが肥大していくところの操演とデザインもいい、最大は中の人は6・7人?1人ず
つ吐き出していってまたひとり。電車に乗るシーンも健在。釜爺が愛だね 手でハートつ
くるところ受けてました。
最初は子供の悪夢に見えますが、それが深く広がっていく。メリハリがきいているうえに、
ダンス、歌、操演、人形があって飽きさせない。映画見てればもう翻訳いらないかも。
みんな健気に必死に生きている。そして名前を取り戻すとほとんど成仏ですね。
エンディングで千尋と名前が出たところで泣けました。
カーテンコールでは一階席は総立ちでした。

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題名:Moulin Rouge! The Musical
劇場:ブルースクエア・Shinhancard ホール(BLUE SQUARE Shinhancard Hall)
日時:2026年2月7日14:00-16:40(途中休憩あり)
料金:R席15000KRW+手数料8000KRW
分類:ミュージカル
座席:1階22列48番(最後列右端)
出演:
役名(Role) 出演者(Performer)
크리스티앙 (Christian) 홍광호
사틴 (Satine) 정선아
해롤드 지들러 (Harold Zidler) 이정열
몬로스 공작 (Duke of Monroth) 박민성
뚤루즈-로트렉 (Toulouse-Lautrec) 최호중
산티아고 (Santiago) 심건우
니니 (Nini) 하유진
베이비돌 (Babydoll) 유슬기
아라비아 (Arabia) 이정화
라쇼콜라 (Lashocola / 라라) 진주영
‍♀️ 앙상블(ENSEMBLE)
앙상블 出演者
Ensemble 차세도
〃 이현영
〃 박신별
〃 최병선
〃 이도원
〃 이상님
〃 최원진
〃 이문근
〃 김민정
〃 박진일
〃 정이산
〃 최이슬
〃 심예진
〃 김유경
〃 최진
스윙(SWINGS
스윙 出演者
Swing 윤은경
〃 임상희
〃 유인비

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ロビーも真っ赤な装飾、至る所に記念撮影ポイントあり。いずれも長蛇の列。
地上1階が客席としては3階にあたりました。私は階段を2フロアおりて1階席へ。
1階席最後列は期待以上に見やすかった。後ろはだれもいない(正確には車椅子スペース)
し傾斜がついているので人の頭が気にならず、視野が広い。それから客席内の重低音ブー
ストがすごい。腹に響いてくる音はまるでロックコンサートみたい。
劇場内はお約束の右に象と左に水車。でもちょっと高い位置にあるので私からは2階席の床
で象が見切れ。そして全体的に造作がちょっとこじんまり、舞台とつながってない雰囲気。
開演10分くらいまえからダンサーが舞台にでてきました。開演前劇場内撮影可ですが、
ダンサー出現したら撮影はおしまい。開演前の呑剣では大拍手!
オープニングから畳み掛ける楽曲は楽しい。ボヘミアンたちのサウンドオブミュージック、
クリスチャンが冒頭を歌った時には鳥肌立ちました。なんか空気が変わったような気も。
サーティーンの登場もインパクトあり、次々と既存楽曲の歌とダンスメドレーが楽しい。
サーティーンとクリスチャンが部屋で2人で会って歌い上げる場面では聞いていて泣けた。
デュークも渋い。もうちょっと聞きたい。でまかせ企画でデュークを騙すのは小気味良い
テンポ。ハングルがわからないのが残念。
そして二幕冒頭のコーラスとダンスがよい、アンサンブルがとても迫力あり。
ミュージカル全体を通してクリスチャンのソロが突出してよく、聴き惚れてしまった。そ
のうえ、サーティーンとのデュオではちゃんと抑えてバランスが良い。
歌声とセットの豪華さに満足!

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題名:宝塚歌劇雪組公演 ミュージカル・ロマン『ボー・ブランメル~美しすぎた男~』/プレジャー・ステージ『Prayer~祈り~』
劇場:東京宝塚劇場
日時:2026年2月1日15:30-18:35(途中休憩あり)
料金:B席3500円
分類:宝塚
座席:2階
劇団:宝塚歌劇雪組
番組:
ミュージカル・ロマン『ボー・ブランメル~美しすぎた男~』
作・演出:生田 大和
作曲:フランク・ワイルドホーン
音楽監督・編曲:太田 健
編曲:松崎颯太
音楽指揮:御﨑 惠
振付:御織 ゆみ乃
振付:前田 清実
装置:國包 洋子
衣装:加藤 真美
照明:笠原 俊幸
音響:大坪 正仁
映像:石田 肇
小道具:市川 ふみ
歌唱指導:高津 敦子
メイク監修:CHIHARU
演出助手:力石 明
演出助手(宝塚大劇場):小池 隆太
音楽助手:白石 和也
振付助手:鶴美 舞夕
振付助手:藤山すみれ
装置補:川崎 真奈
装置助手:山本 真澄
衣装助手:植村麻衣子
衣装助手:浦本菜々子
照明助手:氷谷 信雄
音響助手:廣木 翼
舞台進行(宝塚大劇場):政村 雄紀
舞台進行(東京宝塚劇場):山口 梨花
稽古ピアノ:角田 庸子
出演:
ボー・ブランメル:朝美 絢
ハリエット・ロビンソン:夢白 あや
プリンス・オブ・ウェールズ:瀬央 ゆりあ
チャールズ・ジェームズ・フォックス:奏乃 はると
ヤーマス卿:透真 かずき
ジャン・スコット(トーリー党員):真那 春人
ヤーマス夫人:杏野 このみ
アントナン・カレーム:桜路 薫
メイヤー:天月 翼
ソールベリー侯爵夫人:妃華 ゆきの
ウィリアム・ブランメル:諏訪 さき
リチャード・シェリダン:眞ノ宮 るい
ヘンリー・ピアポント:縣 千
ジョン・ナッシュ:麻斗 海伶
ジョン・ウィルソン・クローカー(トーリー党員):咲城 けい
ロレンス:稀羽 りんと
ニコラス・ヴァンシタート(トーリー党員):壮海 はるま
ブルーベリー伯爵夫人:愛羽 あやね
サルスベリー男爵夫人:莉奈 くるみ
ダヴィッドソン:紗蘭 令愛
アルヴァンレー卿:蒼波 黎也
リトル・ジョージ:愛陽 みち
アイヤー:絢斗 しおん
ストロベリー子爵夫人:麻花 すわん
ラムレー・スケフィントン:風雅 奏
カイヤー:和奏 樹
キャロライン皇太子妃:音彩 唯
マイルドメイ:紀城 ゆりや
ラズベリー侯爵夫人:琴峰 紗あら
ロココの夢:愛空 みなみ
サイヤー:海咲 圭
タイヤー:希翠 那音
ブラックベリー伯爵夫人:美影 くらら
ナイヤー:月瀬 陽
ロバート・ジェンキンソン:華世 京
デボンシァ公爵夫人:華純 沙那
ロココの夢:霧乃 あさと
ロココの夢:夢翔 みわ
クランベリー男爵夫人:夢陽 まり
プリチャード(デボンシァ家の執事):藤影 ゆら
ヘンリー・アディントン(トーリー党員):風立 にき
シャーロット・バリー:白綺 華
ロココの夢:瑞季 せれな(※2)
ハイヤー:絢月 晴斗
アーサー・ウェルズリー(トーリー党員):苑利 香輝
ビルベリー子爵夫人:紗香 にいな
ロココの夢:星沢 ありさ
ロココの夢:音綺 みあ
ロココの夢:律希 奏
ロココの夢:真羽 利綺

解説:
「……いいぜ、やってみせようじゃないか。お前の成し得なかったことを!」
未だ生まれついた身分によって隔てられた階級社会の続く18世紀末イギリス……それは海を隔てたフランスで、まもなく革命が起きようという時代……平民でありながら、一代で財を築きあげた父親の意向で、ジョージ・ブランメルは本来であれば入学することなど叶わない名門校に入学する。
「息子の代で、なんとしてもブランメル家を上流階級に……」
幸運な偶然によって固く閉ざされた扉の向こう側を見た父親の、過剰なまでの階級への執着と野心は、やがて息子ジョージを蝕み、歪めていく。
大学へと進学したジョージは、上流階級ゆえにのうのうと生きる級友たちとは馴染めず、下町で知り合った恋人の女優ハリエットらと、“お高くとまった奴ら”が眉を顰めるような盛場に入り浸りながら野心を燻らせていた。
その美貌を妬む級友たちから密かにボー・ブランメル(美しきブランメル)と渾名されていたジョージは、彼を縛りつけてきた父の死を機に受け継いだ財産と、その美貌を武器に“ボー・ブランメル”として生き、人生を切り拓くことを決意する。そして、それは“下町生まれのジョージ”を捨てること、ハリエットをも含めた過去との訣別を意味していた……
“ボー・ブランメル”は洗練された身嗜みやファッション・センス、ウィットに富んだ言動で人々を魅了していく。ほどなく彼の噂を聞きつけたプリンス・オブ・ウェールズ(後のジョージ4世)と知己を得、その魅力でプリンスの心をも捉え、上流階級への仲間入りを果たす。シンプルながら清潔感と品格が滲み出るファッションと共に、まるで“王”のように社交界に君臨し、栄光を手にしたボー・ブランメルだったが、プリンスの新たな愛人となったハリエットとの予期せぬ再会をきっかけに、人生の歯車が狂い始め……
“ダンディズムの祖”と云われるボー・ブランメル。美貌とファッション・センスでイギリス階級社会を駆け上がった男の、栄光と挫折を描くミュージカル・ロマン。   
プレジャー・ステージ
『Prayer~祈り~』
作・演出/中村 一徳   
作曲・編曲:竹内一宏、甲斐正人、青木朝子、竹内聡
音楽指揮:石井勇魚
振付:御織ゆみ乃、平澤智、AYAKO、百花沙里、西川卓
装置:木戸真梨乃
衣装:加藤真美
照明:勝柴次朗
音響:切江勝
映像:石田肇
小道具:市名史弥
解説:
古より人々は「平安」、「幸せ」、「希望」、「夢」、「愛」を願い、また時には感謝の気持ちを込め、“祈り”を捧げてきた。その祈りはやがて歌、舞、踊りとなり、それらを通していつの時代も明日、未来を生きるエネルギーに繋がっている。
世界各地の祈りの声を受け、偉大な神が降臨するようなプロローグから、祈り、喜びが込められた祝祭をテーマにした場面など、様々な想いが込められた歌と踊りを通して“祈り”を捧げ、世界、人々の幸福を願う、幻想的かつ祝祭的なショー作品。   
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背景に傾いた建物、灰色の衣装に囲まれて始まる悪夢?歌い上げるワイルドホーンの楽曲
とおどろおどろしい雰囲気が相まって、昨今見られるミュージカルのような。。
この舞台で特筆すべきは美しすぎるボー・ブランメル=朝美 絢さん。次々と鮮やかな衣装
を身にまとい、それがすべて朝美さんの美しさを引き立てていました。
この舞台は、階級を乗り越えたい(壁の向こう側で成り上がってやる)という父親の怨念を
浴びせられた結果として、父親と同じ欲望を持つ主人公の栄光と破滅の物語。壁を乗り越え
ようとする主人公を面白がった貴族たちに資金援助されてプロジェクト開始!美学のセンス
(というより流行を見定める目?)があったために一躍時代の寵児となり、殿下のお気に入
りとなります。成り上がりを見るのが楽しい!とは結構捻じ曲がった貴族趣味ですね。
最初のパーティはまるで仮装パレードのような衣装の連続。そこでしゅっとした雰囲気で登
場してどしどしダメをだし続けるボーブランメルがめっちゃかっこいい。殿下が惚れるのも
わかります。でもボーイミーツガールで元カノに会ってからは何かが狂い始め、トップに立
つ!という願望よりラブラブが優先されてしまい自爆。逢引がばれて破滅になるという結末。
最後は言い訳すれば助けてくれるところをやけをおこして罵詈雑言。貴族の援助もなくなり、
逆に請求書を突きつけられてしまう。。ボー・ブランメルは実在の人物ですが、こういうロ
マンスはあった???
元カノの歌姫はこれまた美しい。キレた殿下のソロもすごい迫力。妃殿下は美貌な上に言葉
と立ち居振る舞いが美しく、本当に貴族階級みたい。そのうえ歌も良いと来ているのですば
らしい。ごてごてした宮廷での群舞、洗練された後世の衣装での群舞との対比も面白い。
主人公の美しさを際立たせるという意味では問題がない作品だと思いました。しかしストー
リーだけ見ると、主人公は最終的に何をどうしたかったかが今一つぴんときません。何が欲
しかった??そしてそれまで貴族達を見事に手玉にとっていたのに、やばいと警告されてい
たのにもかかわらず突っ走ってしまうくらい阿呆だった、というところにもやもや。。。

後半のショー「Prayer」はうってかわってずっと陽気でずっと楽しい。アップテンポな曲で
がんがん踊ってくれました。世界各地のダンスと祈りですね。アフリカではぴょんぴょん飛
び跳ね、日本ではよさこいのような真っ赤な衣装でがしがし踊り、韓国では白と青でしなや
かに滑らかに踊ってくれました。韓国版が一番面白かった。あっというまの1時間でした。

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題名:世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
劇場:東京芸術劇場プレイハウス
日時:2026年1月31日12:30-15:15(途中休憩あり)
料金:S席12500円
分類:演劇
座席:1階B列19番(2列目センターブロック右寄り)
原作:村上春樹
演出・振付:フィリップ・ドゥクフレ
脚本 高橋亜子
音楽 阿部海太郎
美術 石原敬
照明 吉本有輝子
音響 井上正弘
映像 上田大樹
衣裳 前田文子
ヘアメイク 鎌田直樹
演出補 田中麻衣子
振付補 鈴木竜
通訳 上野茜
演出助手 河合範子
ステージマネージャー 徳永泰子/森 和貴
プロダクション・マネージャー 平井康将
プロダクション・スーパーバイザー 金井勇一郎

出演:
藤原竜也・・・“ハードボイルド・ワンダーランド”の私
森田望智・・・“ハードボイルド・ワンダーランド”の司書、“世界の終り”の彼女
宮尾俊太郎・・・“世界の終り”の影
富田望生・・・“ハードボイルド・ワンダーランド”のピンクの女
島村龍乃介(Wキャスト)・・・“世界の終り”の僕
藤田ハル・・・“ハードボイルド・ワンダーランド”の小男、“世界の終り”の管理人
松田慎也・・・“ハードボイルド・ワンダーランド”の大男、“世界の終り”の門番
池田成志・・・“ハードボイルド・ワンダーランド”の博士、“世界の終り”の大佐
上松萌子、岡本優香、冨岡瑞希、浜田純平、原衣梨佳、
古澤美樹、堀川七菜、山田怜央、吉﨑裕哉、Rikubouz
ミュージシャン:権頭真由
Story:
“世界の終り”と“ハードボイルド・ワンダーランド”という二つの世界が同時進行で描かれる。
二つの物語が織りなす、思いもよらない結末とは――。
・ハードボイルド・ワンダーランド
“組織”に雇われる計算士である“私”(藤原竜也)は、依頼された情報を暗号化する「シャフリング」という技術を使いこなす。ある日私は謎の博士(池田成志)に呼び出され、博士の孫娘(富田望生)の案内で地下にある彼の秘密の研究所に向かい、「シャフリング」を依頼される。博士に渡された贈り物を開けると、そこには一角獣の頭骨が入っていた。私は頭骨のことを調べに行った図書館で、心魅かれる女性司書(森田望智)と出会う。だが博士は研究のために、私の意識の核に思考回路を埋め込んでいた。世界が終るまでの残された時間が迫るなか、私は地下世界から脱出し、どこへ向かうのか。
・世界の終り
周囲が高い壁に囲まれた街に“僕”(駒木根葵汰/島村龍乃介)はやって来た。街の人々は一見平穏な日々を過ごしている。僕は街に入る際に門番(松田慎也)によって影を切り離され、いずれ“影”(宮尾俊太郎)が死ぬと同時に心を失うと知らされる。僕は古い図書館で美しい少女(森田望智)に助けられながら一角獣の頭骨に収められた夢を読む仕事を与えられていたが、“影”から街の地図を作成するよう頼まれる。影は街から脱出する方法を模索していたのだ。僕は地図を完成させるために、図書館の彼女や大佐、発電所の青年(藤田ハル)から話を聞き、街の正体を探るのだった。
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原作未読でドゥクフレ振付目当てでチケット購入。満員立ち見。
影絵のような背景。実際に影をおとしているときもあった?
トゥーシューズはいてポアントで立ち、手には棒足を持った一角獣多数出現。ダンサーは
女性も男性もあり、この一角獣の群舞が美しい。1幕は銀色、2幕は金色。
一番後ろは下手に向かって上がっている坂道、その手前には奥に向かって上がっている床。
右端にはピアノ、他に弓で弾くよくわからない楽器等。
男は街にはいろうとして門番に影と分断されてしまう。影にも中の人がいて真っ黒な顔。
この街は影があってははいれない、斬られた影は街の外で労働し、衰弱して行って最後に
は死んでしまうらしい。男は図書館に行って骨の中に封じ込められた夢を見始める。ここ
が世界の終りの街。この世界の”僕”がなかなか良い。世界の終りは完全な街、そのため
影(≒自分の心)を切り離して、影は死ぬに任せてしまう。影が死ぬと心がなくなるが、
まだ残滓が時々湧くので獣にそれを食わせては街の外へだしている。2幕では心を失った
彼女の心を取り戻すために、一角獣の夢読みを行い、彼女の散らばった心の断片を集めて
行く。ここは「果てしない物語」終盤で記憶を掘り起こしたシーンを思い出した。ここで
のダンスシーンでは影も重要、時々実体がない影が発生し(二人でダンスしている時に、
三人目の影等)一緒にダンスしていた。最初に気が付いた時はびっくり!
もう一つの世界、ハードボイルド・ワンダーランドでは、特殊な暗号化シャッフリングを
やった私が何かやばいことに巻き込まれている。地下の迷宮にはいったり、やくざっぽい
ふたりに部屋をめちゃくちゃにされたり。ヤクザ弟分は歌舞伎マニアっぽい語りを延々と
していて笑わせてくれた。博士はいかにもマッドサイエンティストという雰囲気を醸し出
していた。この世界はハードボイルドなのだけどそれにしては主役が少々ミスマッチのよ
うな気が。そして皆なんだか思わせぶりな台詞ばかり。
実は世界の終りは”私”の無意識、この無意識を活用してシャッフリングを行っていて、
シャッフリングが終わると無意識は私から切り離されている。ところが博士はこの切り離
しをしないような設定を”私”に組み込んでしまい、その設定が実行されると”私”は
植物人間になってしまう。それまでに残された時間は36時間!
エピソードの転換には後ろが暗転、前方のみ照明でソロダンスがはいり、そちらに目を向
けていると気がついたら場面転換されていた。これらが皆派手で楽しい。
そして両方の世界に図書館があり、司書の中の人は共通なのだけれどうまく描き分けされ
ていてよかった。後半の方がテンポよく、そして全般的に世界の終りの方が面白かった。
ダンスはとても満足、物語もわかりやすかったのだけど、長い小説をどのようにつめたの
か気になったのでこれから小説読んでみる!

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題名:景色のよい観光地
劇場:東京芸術劇場 シアターイースト
日時:2026年1月28日14:00-15:40
料金:前売4900円
分類:演劇
座席:J列22番(後方右端)
劇団:た組
作・演出:加藤拓也
舞台監督:竹井祐樹
美術:山本貴愛
照明:佐藤啓
音響:佐藤こうじ(Sugar Sound)
衣裳:神田百実
演出助手:葛西祥太
国際コーディネート・翻訳 新田幸生(妥当解釈)
宣伝美術:増田圭吾
宣伝写真:関口尚志
宣伝写真編集:奥山大
宣伝写真ヘアメイク:伏屋陽子(ESPER) 赤松絵里( ESPER)
宣伝写真フードコーディネート:やまさききよえ
出演:
健介(けんすけ):田村健太郎
隆治(りゅうじ):平原テツ
前野(まえの):安達祐実
宮口(みやぐち):宮崎秋人
楊(やん):吳静依 (Jing We)
あらすじ:
山中の観光地にある現代的なお茶屋。健介と隆治は一緒に生活をしながら共同で経営している。健介は主にお茶やお菓子を担当し、隆治は経営や運営の全般を管理していた。隆治は「毒のある物を調理する」という健介の趣味に惚れ込んでいる。
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ネタバレあり。
タイトルが内容とかけ離れているにも程があるというか、ブラックコメディ?でファンタ
ジー、あまり笑えないし、終盤気持ち悪くなる筋書きなのだけど、それが私にとっていつ
ものた組。それがどういうわけか癖になるような気も。。そしてきのこが食べたくなった。

舞台の上を区切って狭く使っていました。2/3くらいか。直角に曲がったカウンターに椅
子が6つ、カウンターの中は厨房。カウンターの端に鉄瓶。右側が店の出入り口、左側に
勝手口。右側の壁にト書きっぽいものや、スマートスピーカーの応答が文字で表示。温泉
街(箱根?)のおしゃれなお茶屋さんが舞台。調理は健介、それ以外の運営は隆治という
分担、隆治は鍼がうててファンもいる。お店は現在は昼だけ営業だけど、酒を出す夜営業
をしたいと考えている隆治。毒を持っている素材を使い、美味しさを引き出そうとしてい
る健介、ただしあくまで個人利用。隆治は夜営業の裏メニューに毒素材の料理を出そうと
提案、たまたま居合わせた常連客が試作品を食べてしまって大絶賛。天才!と言われてそ
の気になる健介。隆治が、店で出そう自分で調理するからマニュアル書いてくれ!に押し
切られて、健介がレシピ作成。しかし隆治の料理できなさに負けて健介が料理する羽目に。。
オープンしたけど人はあまり来ず、隆治が毒入り素材を台湾人のアルバイトに台湾から
クーリエさせたところで、客が来ないから、常連たちとメニューのつまみ食い。ここで全
員オーバードーズで幻覚見まくり、一人は泡を吹いて倒れて、、死んだ?救急車呼ぶ呼ば
ないで争っていたら、蘇生して救急車呼んでくれ、全部話してやる!そこで隆治がカウン
ターの後ろに引き込んで石で撲殺。台湾人アルバイトも話をばらしそうなので撲殺。そし
て健介も前のも殺人の共犯にしてしまい、死体を外で埋めた。二か月後、口コミでそこそ
こ客がくるようになったがそれも長く続かなかった、で静かにおしまい。

最初から怪しい会話が終盤に行くにつれて狂気に変わっていく台詞劇。出演者にあげられ
ているキャスト以外にAIスピーカーが登場人物。静かな口調がある意味恐ろしく感じら
れてくる。脚本の力が強く、大丈夫大丈夫何かあったら自己責任!と皆言っておいて、い
ざとなると全員手の平かえして他人を糾弾!!と最初から結末が予測できているのに展開
にドキドキ。そして毒だ毒だと言っているのに、きのこが食いたくなる。毒味を表現する
語りがとても詩的で旨くて、グルメ評論家がやっているのではと思ったくらい。会話のや
りとりでくすっとすることはあるけれど、私にとって笑い成分がかなり少なかった。

ファンタジーなところは口コミで人気が出て行っているのに保健所からの追及がはいら
ないところ、二人殺して埋めておいて全く見つからずに営業ができているというところ、
全てに雑な隆治がお店の運営ができてるというところ。隆治に金勘定できる気がしない。

そして一番気持ち悪かった箇所は、自分の技能がないのを棚にあげて、きっちりしたマ
ニュアルがありさえすれば、自分も同じ味の料理が再現できる、そしてきっちりしたマ
ニュアルを書くことはできる、と信じる隆治の存在。自分で鍼うちながら他の技能への
リスぺクトのかけらもないってどうなの?まず自分で鍼のマニュアル書いてみろよ!と
思った。

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