今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:第21回 恒例大演芸まつり<太神楽曲芸協会> 太神楽曲芸その妙技の数々 日時:2010年5月4日13:00-15:30(途中休憩あり) 劇場:国立演芸場 料金:事前予約特別2000円 座席:前方中央付近(全席自由) 主催:日本演芸家連合 劇団:太神楽曲芸協会 ゲスト:ロケット団(漫才) 番組: 寿獅子舞 鏡味仙三郎、叶家勝二(獅子頭)、翁家和楽、鏡味健二郎、 鏡味仙志郎、翁家勝丸、翁家和助、翁家小花 曲独楽 やなぎ南玉 茶番 翁家和楽、鏡味仙志郎 翁家和助 女性コーナー 鏡味仙花、翁家小花、鏡味初音、鏡味味千代 口上 三遊亭金馬、翁家和楽、鏡味仙三郎、叶家勝二、やなぎ南玉 ゲスト漫才 ロケット団 曲芸オールスターズ 鏡味正二郎 鏡味仙三郎社中 ボンボンブラザーズ 翁家和楽社中 祭囃子 松本源之助社中 演芸家連合による大演芸まつり、その中の太神楽曲芸協会の番組です。 獅子舞にはひょっとこ登場。丸一仙翁社中の獅子舞とあらすじはだいたい同じ なのですが、細かな装飾が色々異なります。いつごろ分岐したのでしょう? やなぎ南玉師匠は冒頭で曲独楽の口上を語ったのですが、どこかに文字でない でしょうか。記憶にあるかぎりでは「そもそも神代の、、唐の国では輪鼓と呼ばれ、、、 くるくる回るは風車、、、」 地紙止め、刃わたり、風車、糸わたりをさらっと。 茶番は二人羽織、三線を弾く、饅頭を食う、たばこを吸う、いじられやくの和助さんに 後からつっこむ仙志郎さんがいい。 女性コーナー冒頭では、一つ鞠の衣紋流しを行い手先から鞠を飛ばして傘へと つなげる合わせ技。ネタとしておもしろいと思ったのですが、客席の反応はいまひとつ。 今年国立劇場太神楽教室5期を卒業した鏡味味千代さんが初舞台! 五階茶碗に挑戦しました。なんと道具の中に咥え撥がない!楽屋に取りに行って いる間に、小花さんがおでこに鞠を置いてその上に籠を載せる芸でつないでました。 咥え撥を持ってきた後は動じることなく見事な五階茶碗。初舞台でパニックになっても おかしくないポカしたのに、その後は非常に落ち着いたきれいな所作でびっくりでしたよ。 とても今年卒業とは思えない落ち着きが不思議に思えて調べてみたら、味千代さんは 国立劇場太神楽教室の入学年齢の原則をのりこえてはいられていたのですね。 こういう方は応援したくなっちゃいます。これから先が楽しみです。 花籠鞠は、カラスの即跳びで上→下と下→上の両方、夫婦鞠でふたつが並んで上下。 籠の逆方向からいれるパターンでは、籠の上をとおして投げていました。たしかにこの 方がきれいだけれど難しそう。交換の鞠は勝丸さんがやられているパターンと違い、 真ん中の皿と一番下の皿で交換。 そして、太神楽カフェへようこそ、とエプロンつけて茶碗もって登場。そこで傘で 茶碗を回すのですw 口上では国立演芸場の由来、芸人たちが演芸家連合をつくり、国に国立演芸場 建設を働きかけたのだそうです。 ロケット団は初めてみました。4文字熟語、おかしな日本語、山形にはいろいろある、 CM、ヒーローインタビューなどのネタが次々と繰り出されました。おもしろいねえ。 曲芸オールスターズでは、咥え撥土瓶、撥3本、花笠交換取り。祇園鞠でくっつき の鞠は指先で扇を持ち掌、手の甲にくっつきました。くっついている時間が長く感じ られるきれいなフェイクです。 ボンボンブラザーズはいつものパターン、客いじりとしてはキリを咥えておいて客に リンゴを投げてもらってキャッチ!帽子を投げてもらって頭でキャッチ!いつもながら 紙テープの芸は冴えていました。いいよねえ。 和楽社中はナイフの組み取り、3人上中下に並んでのパターン。 太神楽を見たことが無い友人を連れて行ったのですが、楽しんでもらえたようで一安心 でしたよ。 曲芸をやっている場面は全般的にせわしないのですね。もう少し時間をとって口上 もあわせてゆっくり魅せてくれると嬉しいんだけどなあ。 PR |
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