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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:深夜寄席
日時:2005年11月19日21:30-22:55
場所:新宿末広亭
料金:500円
座席:最後列からひとつ手前右端
出演:
鈴々舎風車    悋気の独楽
    月の家鏡太    寄合酒
    林家きく麿    パッション☆ネーブル
    五街道佐助    夢金   

1年ぶりの深夜寄席。場内は当時とうってかわって満員。
左右の桟敷にも客がはいっていました。若い人たちや
カップルが目立ちます。やっぱりタイガー&ドラゴン効果?
昔からはちょっと信じられない光景です。末広亭って
デートコースになっちゃったの?
末広亭前に今晩の演者を書いた看板て昔もありましたっけ?
落語を長いこと聞いてないせいもあり、佐助さん以外は皆初めて
見る顔でした。
疲れてたせいか、鏡太さんが枕で「落語界のヨン様」と自称したところ
でがつんと意識がなくなり、目が醒めたのは「冗談言っちゃいけない」
何の噺だったのか見当もつきません(^^;;
きく麿さんは新作、解散したアイドルのファンクラブを10年間やって
いた男がコンビニでつかまったら、元アイドルもつかまっていた。
いかにもありそうな歌入りで、下げもうまくついてました。
噺が終わった後に着物を脱ぎ捨てると、下には蛍光の橙色のレオタード。
細長い風船を持ち出して「動物何でも作ります」と客からお題を
貰い始めました。客席から「ブタ」という声が飛ぶと即座に「作れません」。
その後「犬」の声に犬を作っておりました。次の佐助さんの枕によると
今晩のきく麿さんは3番目のあがりを強く主張したのだとか。色物のひざに
なるつもりだったのね。きく麿さんはパントマイムの芸も持っている
そうで、次回はそちらが見たいかも。
気分がかわったところで、最後はきっちりとした古典、まるで雪が
降っているのが見えるかのような描写。で下げは夢だったのね。
この「夢金」私は初めて聞いたのです。長いこと落語聞いてますが、
メジャーなところで聞いてない噺がまだまだありそうでちょっと嬉しい。
終わって外に出ると演者のひとりが演じられた噺のタイトルを書いた
ホワイトボードを持って立っていました。これは嬉しいサービスです。
タイトルがわかるとまた聞こうという気にもなるというもの。
他の落語会でもやってほしい。

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題名:喬之進・ストレート 二人会まっすぐ進めエピソード1 〜ファンと見なす〜 夜の部日時:2005年9月19日16:30-18:25(途中休憩あり)
場所:巣鴨ギャラリー染井吉野
料金:1500円
座席:左壁際前方
番組:
   ストレート松浦   真田小僧(途中まで)
   柳家喬之進     おしの釣り
   ストレート松浦   大道芸世界一周旅行ハイパー
   柳家喬之進     ちりとてちん

ギャラリー染井吉野は巣鴨駅前の大通りから西側に道を1本はいったところにあります。
40人も入れば満員の会場、30人程度のいりでしょうか。昼の部のお客さんがケーキを
一杯差し入れてくれたとかで、夜の部の客には一人一個当てのケーキ配布がありました。
ありがとう>差し入れのお客様。私はチョコレート味のシュークリームをいただきました。
オープニングはストレートさんが白いマント、喬之進さんがダースベイダーのマスクを
つけて登場。出囃子?はもちろんスターウォーズ。「エピソード1ファンと見なす」って
「エピソード1ファントムメナス」のもじりだったのね。全然気がつきませんでした。
開口一番は真田小僧、大人を手玉に取るこしゃまっくれたきんぼうがかわいい。
おしの釣りは初めて聞きました。与太郎+仕草噺だったのね。七兵衛が仕草で言い訳を
しているところは場内爆笑。蒟蒻問答を彷彿とさせます。
世界一周は国ごとにアイテムをかえて衣装を変えてという趣向。国(中国コマ、皿回し)、
宇宙(バルーン)、ニュージーランド(ポイ)、スウェーデン(ユーロピアンクラブ)、
フランス(フットバッグ)、米国(グローボール)。衣装を全て着込んでおいて次々
脱ぎ捨てて変身というのがすごいです。天井が低い場所なのに中国コマを投げ上げて
きれいにピルエットしてたのはさすが。でも狭いせいでポイはちょっと怖い(^^;)
皿回しの時は観客参加。まずは練習、、ってそれが皿回しにどう関係あるんかい?
と突っ込みをいれたくなったパターンが次の米国で殺陣となったのはなかなか面白い
趣向でした。赤と青の長い風船でスターウォーズやってました>宇宙。
最後はフロア全体を暗くしてグローボール、いやー間近で見るときれいですねえ。
私も欲しくなりました。
トリはちりとてちん、ちりとてちんをいかにも苦しそうに食べてる竹やんの表情がいいです。
喬之進さんを今回はじめてみたのですが、仕草や表情にめりはりがあって良いですね。
また聞いてみてもいいかも。

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題名:両国寄席 今宵は四派をじっくりと…
日時:2005年9月10日18:00-21:00
場所:お江戸両国亭
料金:招待券でみました(通常1500円)
座席:2列目左端
番組:
   立川松幸     寿限無
   三遊亭とん楽   目黒の秋刀魚
   三遊亭円左衛門  強情灸
三遊亭好太郎 蛇含草
   柳亭燕路     紙入れ
 
   桂花丸 新作(親子でアンケート取り違え)
   三遊亭春吉    小噺いろいろ
   菊仙・花仙    太神楽(五階茶碗、傘回し)
   三遊亭道楽    湯屋番

元々の番組では談幸師匠がトリの予定でした。楽しみにしてたのに
ちょっとがっかり。落語協会、芸協、円楽一門、立川流、あわせて
四派をじっくりと聞くというタイトルだったのですが、トリが道楽
師匠にかわったために立川流の代表は松幸さんということに。
今回はふたり前座で楽屋がてんてこまい。二つ目もおらず、今回は
受付に一時真打が座られてたそうです。番組もいろいろ入れ替えが
ありました。
松幸さんははじめて聞きました。カツゼツいいですね。
目黒の秋刀魚はまさしく旬の噺。最近1匹100円で生秋刀魚が食える
ので幸せ。強情灸は表情がいい、もぐさに火が回った段階で顔が赤
くなった気がしました。蛇含草を聞いたのは久々、餅の食い方がお
もしろい。しかし両手で2個投げではタイミングに違和感あり(^^;)
紙入れを聞いたのも二度目、ふてぶてしいご新造さんはいいんです
が、旦那の方の抜け方がいまいち。。花丸さんは芸協の代表。父子
が会社と学校から書かされるアンケートが入れ替わったために起き
るドタバタを描いたものでした。春吉さんは休演の予定が、代演者
も都合がつかなくなったため、急遽登場。春吉さん聞くのも初めて。
小噺をいくつかやってあがりました。太神楽は妙に高いテンション
で不思議なスリル感がありました。時間が押していたせいかもしれ
ません。湯屋番はのーてんきな若旦那が描かれてました。
今日は前座さんご苦労様の日でしたね。

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題名:両国寄席 三遊亭遊史郎真打披露興行
日時:2005年6月4日18:00-20:40(途中休憩あり)
劇場:お江戸両国亭
料金:当日1500円(招待券でみました)
座席:客席まんなか
番組:
  橘也 小噺あれこれ
  三遊亭福楽  地獄に堕ちるわよ
  三遊亭全楽  牛ほめ
  三遊亭竜楽  居酒屋
  林家時蔵   犬の目
  三遊亭栄楽  ねずみ

  三遊亭遊史郎師匠真打昇進披露口上
  鏡味菊仙・花仙 太神楽(五階茶碗、傘回し)
  三遊亭遊史郎 お見立て

開演直前にたたき付けるような雨、おもわずやめようかと思った(^^;;;)
10分前についたときは客席は5人。でも徐々に増えて最後には20人を超えて
いたと思います。福楽さんのは駄洒落オンパレードの占い師の噺、最後には
なんでも「地獄に堕ちるわよ」
居酒屋ははじめて聞きました。いかにものんべがやりそう。
昇進披露興行でねずみのような大ネタを他の演者がかけるのをはじめて見ました。
うーむ。
両国亭で昇進披露興行を見るのは初めてなんですが、舞台の上に贈り物も
なければ提灯もないのって普通なんでしょうか?
口上で暖かい拍手の後は膝代わりの太神楽、五階茶碗は何度見ても手に汗
握ってしまいます。バランス芸って和の曲芸の特徴なんでしょうか。
最後は新師匠によるお見立て、もくべえさんの惚けぶりがなかなか良い。
もとが優男の遊史郎師匠は廓噺がぴったりですねえ。

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題名:第5回人形町翁庵寄席 五月明治座公演『火炎太鼓』応援企画 「落語と芝居はおともだち」
日時:2005年4月16日18:00-21:00(途中休憩あり)
劇場:人形町翁庵
料金:3000円(蕎麦付)
座席:最前列左より
番組:
  立命亭八戒 :権兵衛狸
   柳家喬太郎:転宅
   小宮孝泰:イギリス留学話&英語落語「Fire in a stable」(厩火事)
   喬太郎、小宮:対談
   柳家喬太郎:すみれ荘201号

なかなかチャンスがなかった翁庵寄席、ようやく参加することができました。
実は羽田空港から直行、羽田空港駅から最寄の人形町駅まで快速で35分でした。
会場はほんものの蕎麦屋さん、テーブルを取り出して椅子を並べて、奥に
高座を作ってありました。
喬太郎師匠が足をひきずりながら高座にあがると、「痛風なんです」
痛風ほど気の毒がられない病気はないとか(^^;;)
噺は古典落語をきっちりとやってくれました。最前列からみると本当に表情
豊かですねえ。小宮さんも開口一番「僕も痛風なんです」、実は私も
尿酸値が高いのでいつなんどきそちらの仲間入りをするかも。。。
昨年行っていたロンドン留学の際のエピソードをいくつか披露してくれました。
文化交流使というものに選ばれて、ロンドンで演劇の学校に行くとともに落語を
教えていたそうです。中華料理屋の日本語メニューがすごくへん、ピカデリー
サーカスの有料トイレは雑踏の音が聞こえすぎて不安、落語をある学校で教え
たらイギリス人で昇太師匠ファンに出会った、でも日本人留学生は落語聞いてない、etc.
最後に厩火事の粗筋説明とそこで出てくる重要な英単語のレクチャーをした後に
Fire in a stable を口演しました。仲人が英語で"go-between"ということが
あるなんて初めて知りましたよ。私の頭の中では「屋根の上のバイオリン引き」
の影響でmatchmaker(こういう歌があるのです)になってます。
仲入り後、おふたりとも立った状態で対談。おふたりのつか芝居との出会い、
演劇界のつか=落語界の談志?、小宮さんデビュー当時の苦労話、落語家が舞台へ出た時、
舞台火炎太鼓稽古裏話、などなど盛り上がっておりました。
トリはひとつめとうってかわって新作、噺の中で「東京ホテトル音頭」「大江戸ホテトル小唄」
「東京イメクラ音頭」(これで題あってますか?)を熱唱しておりました。
落語が終わるとテーブルを元に戻して蕎麦となりました。
イカのかき揚げつきの大盛りの蕎麦で幸せ、これはほんとにやすい落語会でした。

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