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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
題名:櫻田落語会 日時:2008年7月19日18:30-20:00 劇場:囲炉裏料理炭焼き櫻田 料金:4000円 座席:高座すぐちかく右より URL:http://www.sakurada.tv/sanpo.htm 番組: 鈴々舎わか馬 ねずみ 柳家三之助 青菜 居酒屋の端に高座を作っての会でした。 落語会が始まる前に、少量の炊き込みご飯と味噌汁で軽い食事。 終わった後には炭焼きとビール・焼酎・清酒の飲み放題。 それを全部いれて4000円也はかなりお得な気分。 客席は常連さんが多いようでしたね。 本来ならば歌彦さんのところを真打昇進のため多忙のことでわか馬さんの代演。 わか馬さんは見た目以上に落ち着いた風情で、それでいてテンポよくねずみを 演じてくれました。 三之助さんは、、まえより恰幅良くなってませんか? 暑い夏をそれ以上に暑くするような青菜の熱演、人物の表情による描きわけが 良いですねえ。落語会後は噺家さんたちが客席をまわって、話の輪にはいって くださいました。 炭焼きも焼酎もおいしゅうございました PR 題名:念佛ノ源流 日時:2008年7月6日10:00-11:50(食事は12:00-13:00) 劇場:築地本願寺 料金:3000円(精進料理弁当つき) 座席:正面6列目中央通路から右に4つめ 番組: 如法念仏作法(にょほうねんぶつさほう) 出演:水原夢江師(82、兵庫県・寶林寺前住職)ら京都大原魚山声明を今に受けつぐ23人の僧侶 総礼伽陀(そうれいいかだ) 召請讃(しょうせいさん) 三宝礼(さんぽうれい) 三奉請(さんぶじょう) 誦讃行道(じゅさんぎょうどう) 八句念仏(はっくねんぶつ) 三礼阿弥陀仏一句(さんらいあみだぶついっく) 節談説教「此去不遠」 出演:廣陵兼純師(71、石川県・真宗大谷派満覚寺住職) 顕浄土真実教行証文類 序 仏説観無量寿経 精進料理「聖人御在世の味」 築地本願寺日本料理「紫水」料理長の長島博氏(62)が文献を元に親鸞聖人時代を再現 築地本願寺の本堂での上演?です。満員。チケットを持った人用の特別席がステージを取り 囲み、その周りが無料で座れる席でした。最終的にはかなりの人が立ち見していました。 本堂の真ん中に作られた舞台?の上に大勢の僧侶が左右に2列内側に向かって座ります。 真ん中には水原夢江師。左前方の僧侶の独唱?から始まりました。ゆるゆるとしたリズム でアルファ波だしましょうといった感じ。座った状態で唱えたり、扇子を襟にさしこんで 両手をあけてお経と香炉を持って唱えたり、唱え方とスタイルに微妙に緩急がついていました。 三奉請は花に見立てた紙をかなり勢いよく撒いていました。花坂爺さんのよう、カメラ チャンスのようでそこかしこでいくつもシャッターが押されていました、がこれって撮影 可なんですか?たしかに坊さんたちが紙を撒いている姿はなかなか絵になっています。 しかし生花を撒くほうがかっこよくなりませんか?誦讃行道ではこれまた紙を 撒きながら今度は右回りでぐるぐると舞台を回ります。 最後は独唱、これまたきれいなテノール。サンスクリットで発音したらよりよくリズムに 乗るのでしょうか。荘厳な雰囲気で異世界に漂う感じでした。番組の最後で、拍手をして良い ものかどうか悩みました。マイクに促されて拍手がおきました。番組が終わると 撒かれた紙を拾いに客が舞台に殺到、私も数枚拾わせてもらいました。 さて幕間?には舞台の上に高座!!をつくっていました。期待は高まります。 節談説教はお経ではじまりました。最初に客席全員で南無阿弥陀仏と念仏を唱えました。 そこからがまるで落語の枕、それも能登弁でされるのでより笑えます。私は能登弁は話せま せんが(^^;)一応だいたいわかるはず。。見事に緩急をつけた語りで、数分に一回笑わせて もらいました。たしかに落語の原型と言われるだけのことはあります。ダミ声で話し、 途中で唸り節がはいり、語りにはいるとまるで講釈、それでいて中身は有難い法話なの ですから、素晴らしいとしか言い様がありません。日本における、語る芸能、のルーツ なのでしょう。芸能のパワーとしてかなり強烈、パワフルすぎて他の布教者が太刀打ち できないでしょう。本山が弾圧しようとしたのがわかるような気がします。逆にいうと なぜ他の宗派の説教者が取り入れなかったのか不思議なくらい。 途中でスタッフが脇から看板をみせて、「もっと伸ばせというんですよ」w 伸ばすも縮めるも自在の語りってまるで落語、というか落語がこのスタイルを真似たんで しょうねえ。 有難いお説教が終わった後は、精進料理「聖人御在世の味」、お弁当形式で料理長が最初に 説明をしてくださいました。親鸞聖人のころの料理を現代人に食べやすいように工夫して 再現したのだそうです。精進料理で、砂糖をつかわない、醤油がないのでたれみそを使う というところがポイント。ただし全く当時そのままでは味気ないので少々余分なものも はいっているとか。みかけよりはおなかいっぱいになりましたよ。おいしゅうございました。 この昼食は廣陵兼純師も同じ場所でとっておられたので、食事が終わったころを見計らって 記念撮影をさせていただきました。いつかは満覚寺にいってみたいと思っています。 題名:第66回伝通院寄席 日時:2008年5月2日17:00-19:05(途中休憩あり) 劇場:小石川伝通院繊月会館 料金:前売1200円 座席:前方右端 番組: 桂歌助 都都逸親子 春風亭柳好 悋気の独楽 三遊亭金也 干物箱 三遊亭遊之助 湯屋番 桂歌助 竹の水仙 久々に伝通院寄席にきてみました。 GW谷間の17時開演ということもあって、開演時には半分以下の集客。 しかし終演時には7-8割埋まっていました。さすがにこの時間だと ほとんどがお年寄り。 都都逸親子を聞いたのは初めて、子供が宿題で都都逸を作らねば ならないということで親父が助けようとする噺、でも子供の方がずっと 上手(^^;) いやー色っぽい都都逸おおいですねえ。 湯屋番はちょっと濃い演出でどっかんどっかん受けてました。 竹の水仙は私の好きな噺です。宿の主の人の良さとお殿様の家来の 情けなさがよく出てました。 次回は9月だそうです。 題名:江戸太神楽の若者達 日時:2007年11月15日19:00-20:30 劇場:文京シビックセンター・小ホール 料金:前売り2000円 座席:5列目中央右より 団体:丸一仙翁社中 問合せ:office@edo-daikagura.com 毎年恒例の江戸太神楽の若者達。今回で14回目?オープニングは大勢による傘回しから。 客席から投げ入れてもらって、色々まわす。やはり大人数だと派手だ。 写真は3人によるパッシング。(太神楽的にはどういうんだろう?) 次はお待ちかねの仙星さんによる「鍬っぺら」、鍬の先にいろいろおいて振り回すというもの。 この技の存在は書籍等から知っていたが、見るのは初めて。 最初はペットボトルをおいて振り回した。次に水をいれた茶碗をおいて振り回して 水がこぼれないのを確認。客席に下りて茶碗の下に糊がついてないことを客に確認 してもらっていた。次は茶碗を横にふたつ並べて振り回し。最後に茶碗をひっくり返して 鍬に載せ、その上に鞠を置いて、そのまた上に茶碗をおいて水を注ぎ振り回した。 遠心力で形が維持されているとは言うものの、三段重ねはとても迫力あり。 お次は斎藤さんによるジャグリング。ボール、クラブ、ディアボロなどによる演技。 親方を後見にしての花仙さんの五階茶碗もどきどき。 鞠二つをはさむ団子屋の看板も見事決まっていた。 次は朱仙さんによる曲独楽、新しい技が増えていたのが頼もしい。写真は紐でまわす独楽を 回して手元に戻さんとするところ。この独楽を煙管に載せてそれから扇子へと移す。。 名取をとった菊仙さんの舞、ぴしっと決まってやーかっこいい! 仙若さんによる一つ鞠、写真はお染久松通いの鞠。この技かっこいいんですよねー。 仙丸さんの咥え撥土瓶の曲は新しい技がはいっていた。土瓶を撥の上に載せた状態から土瓶を 落として撥で取っ手を引っ掛ける。どきどきの技だった。写真は土瓶を空中で2回転させたところ。 曲芸最後は親方による花籠鞠の曲、これおめでたくていいですよねー。 最後は獅子舞、お祓いでしめました。 題名:恒例大演芸まつり『太神楽曲芸 その妙技の数々』 日時:2007年5月9日13:00-15:30(途中休憩あり) 劇場:国立劇場演芸場 料金:3000円 座席:最前列左より 劇団:太神楽曲芸協会 番組: 江戸里神楽 松本源之助社中 若手コーナー 仙志郎、勝丸、正二郎、和助、 仙三、仙花、小花、小まき、 初音、八千代 ウクレレ漫談 ぴろき 曲独楽 やなぎ南玉 仲入り 口上 仙三郎、小楽、金馬、南玉、勝二 寿獅子舞 獅子前:小楽、獅子後:勝二 笛:正楽、太鼓:仙三郎 鉦:和楽、三味線:小花 漫才 ナイツ 曲芸 ボンボンブラザーズ フィナーレ 全員 約5割の入り、平日の昼までこれだけはいればまずまずといったところでは ないでしょうか。それにしても私で歳下から10番にはいりそうな客層の高さ。。 江戸里神楽を見るのははじめて、大黒様とおかめの舞というかマイムなのですね。 両方とももちろんお面をつけています。今回は趣向ということでやなぎ南玉さん が活弁のようなナレーションをつけてました。このアイディアなかなか良いと 思う。何をしてるか判然としなかったのがより鮮やかに見えるようになるから 不思議。大黒様は袋を持って福の舞、最前列に一人おきに鈴のお土産を配るの ですが、、、私はとばされるほうでした;_; おかめは後頭部にひょっとこのお面をかぶっており、後ろを向いてひょっとこを 前にして踊るパターンあり。床に扇子を置いて深々とお辞儀をするということ をおかめとひょっとこの両方でこなしてました。 次は太神楽の若手たちによる曲芸。 最初は正二郎さんの祇園鞠。祇園鞠を公演で見るのは初めてなので興味津々。 鞠は大小2個で区別がつくようになっておりました。まずは片手からマルチ で投げ始めてギャップのカスケード、そこで拍手を希望(^^;) 1個の腰車(ビハインドザバック)、2個マルチの腰車。2個の送り取り(シャワー) 入れ違い(2個のコラムだけれど、サイトスワップは31、縦に投げると手渡し の繰り返し)、続飯付け(閉じた扇を持った掌、手の甲、扇を開いて扇の真ん中、 扇の端)、操りの鞠(2個のコラムをやっておいて、その上空で鞠が下がった方に 扇を下げる->左右ひらひらさせる)、分け取り(2個コラムの真ん中に扇を立てる)、 あい払い(片手で二つをやり、扇をその軌道と交差させる)、8の字(ウィーブ)、 どこかに3つの綾取りがはいっていたかと。入れ違いはSiteSwaps のDVDで2個 のパターンで見たことがありましたが、確かにきれいにすると意外と良いですね。 所詮31なのでさほど難しくない割りに見栄えがします。鞠は大小より色を変える 方がお客様にわかりやすいかと思いましたよ。2個のサイトスワップを勉強して 祇園鞠の芸に追加するとけっこういけるかもしれません。 それから国立劇場太神楽研修生を今年卒業した4期生による五階茶碗。 初々しい、手がぶるぶる震えてるのが間近に見えると見ている方も緊張感が高まり ます。初音さんが一番安定感があっていいかんじです。皆さんこれからも頑張って ください。 次は仙三さんのビール瓶の曲。まずは1本で、手の甲に立てたり、そこから1回転 させたり。ビール2本では2個のクラブジャグリングと同様の動きを少々、そこから バランス。横にした瓶の上に底を下にして瓶をたてて前へ出したり、戻りしたり。 どきどきバランスが崩れてヒヤリ、立てた上体から瓶の底同士を合わせる形で 一直線に。瓶の口を下にして手で持った瓶の腹に立てておいて、その瓶を回転させ たのにはびっくり。微妙な振動で回しているのでしょうか。今回一番の吃驚技 でした。最後は三本でカスケード。 次は勝丸の花籠鞠、鞠2個を同時に動かすことを「夫婦鞠」、1個の鞠を皿を次々 と移動させることを「すずめのちょんちょん」というのは知りませんでした。 両端の皿においた鞠を一気に飛ばして交換する、のは目新しかったのですが、 何度も挑戦の後にようやく成功(^^;) 最後の釣り針に挿すのも何度も挑戦。 私は勝丸さんを見るのは確か二度目、前回も何度も失敗して見せていたの ですが、そういう芸風なのでしょうか。 最後は仙志郎・和助さんコンビですずめ踊りを使った茶番。ほのぼのとした 茶番のテンポが良いです。 やなぎ南玉さんの曲独楽は非常に安定感あふれるもの。大きな独楽の下に軸 受けを持った小さな独楽をはめ、その下に軸受けを持ったカラフルな飾りを はめてそれを扇子の上で立てる「お染久松相生の独楽」がなかなか派手で楽 しい。上の独楽を回しておくと下の独楽までじわじわと回っていくのですね。 中入りの後は寿獅子舞。15年ぶりに浅草の町内巡りが復活したそうで、獅子 舞で門付けを行っているとか。2月の節分には神楽坂でも商店街を回るそうで す。門付け見てみたい。びっくりしたのは私が見たことがある丸一の獅子舞 とは全然違っていたということ。2世代位前に分化しましたと言っても信じて しまうくらい遠いものでした。もちろん2人→1人→2人、1人で御祓い、2人で 獣ぶりというパターンは同じで、随所に似た所作はあるのですが、骨格は同じ でも装飾・演出がまるで違うという風情です。いったいいつの間にこれほど 離れたのでしょうか?お囃子も時々聞いたことがあるメロディラインがある かも?といったくらい違うものでした。獅子舞の違いによる文化伝播の評価 とかやりたがる民俗学者の気分が一瞬わかりましたよ。 漫才は若手のふたり、松井選手と野球にまつわるストーリーと結婚式での 話題。けっこうおもしろいと思うのですが、この客層では受けるの辛いネタ なんじゃないかなあ。 ボンボンブラザースは5年ぶりに見ました。紙テープを鼻に立てる芸は偉大で す。これだけで何分も持っちゃうし、客の視線を左右に見事に集めてる。 リング・クラブのパッシング、帽子をからめたパッシングなど安定感あふれ まくり。円熟した芸とはこういうものなのでしょう。初めて見たパターンに 金属化五階茶碗とでもいうものがありました。金属パイプの上に金属の皿、 その上に金属のカップ、また上に金属皿、その上に金属カップというもの。 それを頭の上にたててリングパッシング(ただし4枚)。この金属化五階茶碗 を客席内に持ってきて通路でふらふらしながらたてるというヒヤリハット 芸もあり。最後はがちゃんと客の上で倒すのですが、実は全てが鎖で繋がって いて落ちることはないのでした(^^;) フィナーレは若手全員での傘回し。鞠を回しながら舞台に出てきて、中央 の一人が金輪でいくつかの芸。やはり傘を集団で回していると派手です。 今回初めて演芸まつりを見て、色々珍しいものが見れたので嬉しかったので すが、それでも不満は残ります。なんといっても「曲芸の時間が短い!」 獅子舞入れて実質1時間ちょいしかありませんでした。年季のはいった芸が まったくなかったのも寂しい。70周年記念公演に良い所をとっておくという ことなんですかねえ。 記念公演はお盆のど真ん中、帰省しなければならない者にとっては見ること ができません;_; |
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