今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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そして幕間には特別協力の木下サーカスの映像が流れていました。 2幕は妻のいない生活に飽きて、見世物業を引退し、工場経営するが人生 灰色、そこで口八丁の能力を生かして政界進出!末は大統領!!と妻に尻を 押されますが、妻の死で挫折。最後はリングリングサーカスの共同経営者 となって新しい出発! サーカス・見世物ミュージカルということで期待していたのですが、 期待よりかなり地味でした。キャスト数が15と少ないのが大きかったかな。 クラウンが生身で出演してくれればまた見栄えが変ってくると思いましたね。 バーナム死ぬまでを描いていて映画より長い物語。というわけで、キャスト のファンか、サーカス関係者か、バーナムに興味があれば見てもよいでしょう。 題名:梅棒 11th STAGE『ラヴ・ミー・ドゥー!!』 劇場:サンシャイン劇場 日時:2021年2月21日13:00-14:55 料金:S席8300円 座席:1階12列6番 劇団:梅棒 出演:伊藤今人・鶴野輝一・遠山晶司・塩野拓矢・櫻井竜彦・楢木和也・天野一輝・野田裕貴・多和田任益・押田岳、新垣里沙 作・総合演出:伊藤 今人[梅棒] 振付・監修:梅棒 ストーリー: アイドルオタクの内気な少年(多和田)、パーカーを特徴的に着こなすストリートギャング(押田)、歌とダンスをこよなく愛する少女(新垣)は、ある共通項から熱い友情を育むものの離れ離れに。数年後に再会を果たした3人の住む世界は、当時と圧倒的に異なっていて──。劇中は、これらの人間模様とアイドルオーディションの行方が同時進行で描かれる。 ーーーーーーーーー 満員、若い女性の客が大部分の客層。 ほとんど台詞がない、ダンスドラマでした。 既存楽曲を組み合わせてのストーリー展開なので、 ジュークボックスミュージカルと言っても良いかもしれません。 オリジナル曲もいくつか。物語は王道女性アイドルグループと 悪役女性アイドルグループ(実は女装入り)がバトルを繰り広 げて行って最後は大団円。主役はモー娘のよう、悪役はベビー メタルみたい。全編本当に踊り続け! 物語バレエがあるように、これは物語ジャズダンスですね。 Movin'Outを思い出しましたよ。 イケメンががんがん踊り続けるのだから客層は納得。 そしてオタ芸でもダンサーが踊ると美しい。 筋書はかなりシンプルでもうちょっと捻りが欲しいと思いましたが、 次公演もまた見たいと思いましたね。 |
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