今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:神なき国の騎士―あるいは、何がドン・キホーテにそうさせたのか? 劇場:世田谷パブリックシアター 日時:2014年3月8日14:00-15:45(アフタートーク終了16:20) 料金:S席7,000円 座席:1階J列5番 作:川村毅 演出:野村萬斎 出演:野村萬斎/馬渕英俚可/木村了/深谷美歩 谷川昭一朗/村木仁/中村まこと [大駱駝艦]我妻恵美子/松田篤史/高桑晶子/塩谷智司 奥山ばらば/鉾久奈緒美/小田直哉/齋門由奈0308 ジャングルジムのようなセット。 オープニングは普通のドンキホーテの物語。 真ん中に大きなスクリーン、影絵で風車と戦います。馬は首だけもつ形式。 戦いの後、でくわした世界はネオンサインで明るい夜! ソープランドにきゃばくら、キャバクラ嬢さんをドルシネアと思います。 羊の群れと思ったのがデモ隊、白塗り大駱駝艦の肉体表現で巨人の顔、 段ボールハウスが城。敵の城(国会議事堂?)に魔法使いがいるという ことで突っ込んでいったら大衆に大人気!!大統領に祭り上げられて しまいます。このあたりはスラプスティックなコメディ、ドリフ!って感じ。 ごたごたがあって、大統領から転げ落ち、留置場のお世話。 そして、ごみの町に舞台がかわるのです。ここは外から封鎖されているらしい。 見捨てられた町、そしてそこで暮らす獣たち、白塗りが背景となったり、 群衆となったり、不思議な雰囲気を醸し出す 座頭市・子連れ狼・木枯し紋次郎の小ネタ、、ほんとにドリフのノリ。 ここは世界の終わり、この先は有害、、原爆?と思ったら原発だったようです。 2幕は1幕と違ってどよどよな展開。 最後は殺陣、狂言と舞踏がいいもっとみていたい エンディングは後ろまで開いて不思議なおぶじぇ。 ただだらだらみているとおいていかれる感じでした。 トーク 最初わからないようにはじまってわかりやすーく提示した。 書き下ろしてもらった作品を演出、出演。 今回はかきおろしであまりのわかりにくさにびっくり。 1章はどりふか、徹底的にうそくさい人物たちがいっぱ出でる。 誇張された記号的なキャラクターがでる。 新宿の繁華街を連想するような町並みから始まりそれを支配するのは誰か、 ドンキホーテはボケているのか本気なのか、曖昧なまま わかりやすさをはずれながらすすんでいくうちにくらーい闇の世界。 そこからきたひとが人じゃなかった。 人に見えたのは擬人化された動物たち 実はバリケードの中のはなしというどんでん返し。 人と動物が同居しているが、そのまま演じているのがややこしくも動物たちの心情が見える 輝く闇、言葉ってやつは素敵であり書くやつは勝手だなあ 闇が見えちゃうのはなんだろう、白塗りのからだが必要なのではないか 輝かせるために大駱駝館のかたがたに全身しろぬり、ツン1で芝居をするかどうか、 皆さん白いシャツとヒーテックみたいなのをはいてもらって練習していた ドレスリハーサル、きゃばじょうとかやくざとか、、 福島の20k圏内にかこまれたものはどうだろう? そこでしろぬりしてもらった、人の形をした生き物にみえる、抽象性と具体性を兼ね 備えた存在に見える。 巨人にみえました? ジャングルジムに載った巨人。それが国会議事堂だったりする 風車の胴体がうごめいて巨人、そこから光が炸裂してふっとんだ。 町中水浸しになって人々が去っていったということを見せた うってかわって分かりやすいネオン看板が降りてくる 交番の前から始めようかと思った。 おお客さんここをうつしておいて、交番前でサンチョパンサと私がうろうろしている。 撮影ですか、許可とっていますかといながら西友の脇をにげていく わかりにくいところをやっと台本を読みといて わかりやすくしたところをわかりにくくやる それでもわからせねばならない 三章まできたときにここは楽園かというのはナンセンス 闇が光を逆照射するということがおきた 公共劇場だからできた作品。民間ではむり。 ああ楽しかった、駅の改札を通る頃には忘れてしまうのがいいんだという巨匠もいる。 その場でカタルシスというのもありかたでしょう ある種の問題提起であったり、ひとつの場として共有するのが公共劇場の役割でしょう 3。11をふまえて、福島だけをとらえるのではなく、電力すらもいろんなものを 今後どうしていくのかというのを何となく意識していくということを感じていただくの をわかっていただければと思う PR |
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