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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:乙女文楽特別公演
劇場:人形の家 あかいくつ劇場
日時:2026年1月25日11:00-13:10(途中2回休憩あり)
料金:招待(前売り3700円)
分類:人形劇、 文楽
座席:E列左端
劇団:ひとみ座乙女文楽、湘南座、桐竹祥元
作・演出:
番組:
「義経千本桜」道行初音旅 【三座合同】
       静御前 桐竹祥元
      佐藤忠信 冨木義之(ひとみ座乙女文楽)
         狐 中村恵子(湘南座)
         音源は録音です

「傾城阿波の鳴門」順礼歌の段【湘南座】
        お弓 城田雅江
        お鶴 小川道代
       浄瑠璃 竹本越孝
       三味線 鶴澤駒治

「増補大江山酒吞童子」戻り橋の段【ひとみ座乙女文楽】
    若菜実は鬼女 亀野直美
       渡辺綱 松本幸子(24日11時/25日15時)
           蓬田雅代(24日15時/25日11時)

       浄瑠璃 竹本越孝
       三味線 鶴澤駒治・鶴澤駒清
指導:故桐竹智恵子
    ◇
   桐竹勘十郎(ひとみ座乙女文楽指導)
解説:
「義経千本桜」 道行初音旅 (よしつねせんぼんざくら みちゆきはつねのたび)
源平合戦の後、義経は兄頼朝の不興を受けて奈良・吉野に隠れ住んでいた。恋人の静御前は家来の佐藤忠信を供に、義経を追って吉野山中にさしかかる。静御前は義経を想い、忠信は過ぎた屋島の合戦で戦死した兄の様子を物語る。が、忠信にはひとつの秘密があった・・・
肉親の縁薄く流浪する源義経と、亡き親を一途に慕う子狐のふれあいを描く物語の一場面で、文楽、歌舞伎でおなじみの詩情豊かな人気曲。


「傾城阿波の鳴門」順礼歌の段
(けいせいあわのなると じゅんれいうたのだん)  
大阪の町はずれに、十郎兵衛とお弓の夫婦が住んでいる。夫は元阿波の国(徳島県)の武士。主家の宝刀が紛失したため、幼い娘を残して大阪へ出て、盗賊となって刀の捜索を続けていた。ある日、その家を順礼の娘が訪れた。三歳のとき別れた両親を探しているという。お弓は実の娘と気づくが、盗賊となった身で、娘に禍が及ぶのを恐れ、心を鬼にして名乗らずに帰すのだった。親を慕う娘と、愛するゆえに名乗れぬ母の切ない情愛を描いた、人形浄瑠璃の人気演目。


「増補大江山酒吞童子」戻り橋の段 (ぞうほおおえやましゅてんどうじ もどりばしのだん)  
ときは平安時代。京都一條の戻り橋には夜毎鬼が出ると恐れられていた。ある夜、源頼光の家来、渡辺綱が戻り橋に差し掛かると、そこに美しい女が佇んでいた。「五条まで行くところ」という女を、綱は送り届けることにするが、一緒に歩き始めると、なんと川面に映ったその姿は恐ろしい鬼女であった。綱は気付かぬ素振りで、鬼女との虚々実々の駆け引きを繰り広げ、やがて「魔性の者、本性を表せ」と詰め寄って激しい戦いとなるのだった。大江山の鬼退治の伝説で有名な源頼光の家来を主人公として、鬼女との戦いを描いた舞踊劇。美女が一瞬にして鬼女に変わる仕掛けをもつ「ガブ」というカシラや、激しい立ち回りがみどころ。

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満員。観客はお年寄りが圧倒的多数。今回は初めての乙女文楽三座合同公演。

「義経千本桜」道行初音旅
乙女文楽は通常女性が人形を操るのですが、今回は静御前、佐藤忠信の両方とも男性が
操りました。人間に変身する前の狐は女性。
二体での舞踊劇なわけですが、舞踊となると一人で操っているだけに、操る人の身体性が
人形にもかなり出てくるのだなあと思いましたね。静御前がかなりおしとやかでいい感じ。

この作品の後、乙女神楽の人形の解説。座によってかなり違うのにびっくり。
湘南座の場合、頭が胴体にはまる場所が2か所、2本の棒でささり、棒の周りに布を巻いて
高さを調節。ひとみ座の場合は1本でささり、ばねになっているので高さが自在?
乙女文楽人形の構造には胴金式、腕金式といくつか方式があるそう。そしてこの三座は胴
金式。着物を着ていないスケルトンの人形も出てきて解説してくれました。

「傾城阿波の鳴門」順礼歌の段
名乗りあえない母子の情を描いた場面。台詞がないところでも母はとても悲しい雰囲気。
そして義太夫が良かった。

「増補大江山酒吞童子」戻り橋の段
舞台右側に戻り橋、左側に柳の木。登場人物ふたり。
美しい女は出てきた途端に一瞬で鬼に変身。戻り橋を渡る時には橋の下の水面に鬼の表情
が写る!(実際には橋の下のカラクリで鬼が垣間見える)そして、送ってくれた礼に舞を
所望されて舞うのですが、これが美しい!小道具の扇も活用しての見事な舞でした。中の
人?(どちらかというと後ろの人)の両手が人形の袖から出て扇を握ったりするのですが、
全然違和感ありません。それから先は派手な大立ち回りから右腕をすぱーっと斬られると
ころまで。一人操りならではの小回りの利いた殺陣、一人と三人で今後異なる進化が期待
できるかも?と思ったりして。
終演後はロビーで人形皆さんでお見送り。


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