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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:ピーピング・トム『A Louer/フォー・レント』
劇場:世田谷パブリックシアター
日時:2014年2月18日19:30-20:50(この後ポストトーク)
料金:4000円
座席:1階I列19番(センターブロック)
劇団:ピーピング・トム
出演:
URL:http://www.peepingtom.be/en
https://www.youtube.com/watch?v=S6t0ub3JiUk
ポストトーク:ピーピング・トムメンバー/野村萬斎

解説:
 舞台はかつて栄華を極めた貴族の館、もしくは古い劇場の一角のよう
でもある。正面には深紅のカーテンが、巨大な広間に流れる時間を封印
するかのごとく壁一面を埋め尽くしている。おそらく競売にでもかけら
れているのであろうか、家具には白い布がかけられ、"その時"が訪れ
るのを静かに待っているかのようだ。
屋敷の執事が、女主人に来客を告げる。行き交うゲストの波に、懐かし
い歌手の姿がフラッシュバックする。その瞬間、途絶していた時間がゆっ
くりと流れだす…。ゆがみながら、未来へ、そして、過去へ……。
 どことなく不穏な空気が漂うステージ上で繰り広げられる、アクロバ
ティックなダンス、交わされるせりふと力強い歌声、そしてブラックユー
モアが、妄想と現実、過去と未来の境界をあいまいにし、観客をファン
タジーの世界へ誘います。妖しくも魅惑的な禁断の扉を開きに、ぜひ劇
場へお越しください。


不思議な空間、なんかもう一度見たくなる後を引く感じ。
くねくね動く足、わけのわからない動き、超絶な技巧なんだろうけれど
何がなんだかわからない。頭を男で隠してうごく白いパンツ1枚の男、
たくさんの扉、異世界に紛れ込んだ気分。
筋書きはあってないようなものなのでしょう。
オペラ歌手も登場。わけがわからないのにまた見たくなるから不思議。。

----ポストトークあり----

日本の観客はどう?

毎回怖くなる。遅すぎて、わからないのではないか。
毎回くるたびに怖い。こんなに違う文化どんな風にうけいれられるの
だろうかいつも心配。
砂の女、楢山節考などからインスピレーションを受けている。


日本の映画に興味があるのか

日本の映画は子供の頃からすごいなあ。黒沢監督とか、特に砂の女。
どうしてこんなにふかいのかミステリアスなところが。。

逆にベルギーとかでは?

映画もダンスもそうだが、同じ文化であれば大体想像がつく
ダンスをやっている韓国人
予測がつかないわからなさがみすてりあす


超絶技巧というか、いわゆるコンテンポラリーダンスとちがう
特殊な動きがある。錯覚に陥るかんじがある
裏切り続けるみたいなことに興味がある?

どう感じるのか、確かに超絶技巧が続くのだが
非常に美しい技術の確かな芸術。
この動きはすべてが女の感情をあらわしている

足がおれているのではとは、思いませんでしか?

おれたことはない

扉と言うモチーフがよく使われるが執着があるの?

それほど魅力があるのはなぜかわからないが惹かれる。
ドアはなにかがかくされている。誰かがではいりする、なにかサスペンス
ドアはミステリアス。サスペンスを生む

歌ありダンスあり芝居あり、ビジュアルな部分というものの
総合性はこの世界を構築するのに必要?

物語は一番大切
ダンスサーカスマジック芝居、いろんな要素が台詞がはいってより深まっていく
オペラの音楽コーラスがでてきたり、鳥肌がたつくらい情感がでる
ダンスだけだとつまんないのではないか

こらぼするときに、違うジャンルだから何をあわせようとするのか

もちろんひとつのストーリーを作るのは難しいがそれだけ意義がある。いろいろ
あつまってもっといろんなことが実現する

美しいダンス、25才の素晴らしいダンサーが1時間踊り続ける。
最初は新鮮な柿ひとつ食べる最初は美味しい、でも3つめはげんなり。
でもダンサーじゃない人が途中で参加すると自分が感情移入できてよりよくなる。
いろんなシーンがあってとってもすき。
若い人たちと仕事ができるのが嬉しい。グループの中で仕事をして僕も若返る
世界中を回っていろんな人に喜んでもらえる

わたしが歌手でなくて太ったダンサーだったら一緒に仕事したか

ダンスの作品と言うと彫刻のような身体が出てくるとおもわれるが年老いた身体を
出すのも必要。老い木の花、年取ったもの、盛りの生き生きとしたものだけではなく
ファットでオールドな刻まれた皺のひとつひとつに価値を見いだす
親しみやすい派フォーミングアーツとして親近感を持つ

歌手はオペラ、俳優はリア王、でも他のことをしたくなる。
日欧の一番違うのは、オペラシンガーはオペラだけ、俳優はリア王を演じなければならない
オペラ歌手は時々お芝居にもでたくなる。どうしても小さな枠組みに縛られる
そういうところを壊していきたい。



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