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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:ヨーロッパ企画第33回公演『ビルのゲーツ』
劇場:KAAT神奈川芸術劇場大スタジオ
日時:2014年10月4日13:00-15:10
料金:4500円
座席:G10 劇場中央
劇団:ヨーロッパ企画
作・演出:上田誠
出演:石田剛太 酒井善史 角田貴志 諏訪雅 土佐和成 中川晴樹 永野宗典 西村直子 本多力
/岡嶋秀昭 加藤啓 金丸慎太郎 吉川莉早
概要:
カードをかざすなり差し込んだりしてゲートが開く瞬間、というのが好きなんです。Suicaカードを改札機にあてがう瞬間はつい颯爽としてしまいますし、ホテルでカードキーをもらって、それをドアの外で黒い読み取り部分にかざすときもエリートみたいな気分になります。横に差し込むタイプや縦にスッと通すタイプもありますね。ETCで料金所を通れたときや、家電量販店でけっこう買い物をしたので地下駐車場のゲートを開けてもらえたときなんかも「よしよし」という顔をしています。自分は運転できないにもかかわらず、です。そんな僕が羨ましいのは、たとえばタワービルっぽい会社に吸い込まれていく人たちが首からぶら下げているIDカードです。あれで何かしらのゲートをあけてビルの中に入っていっているのだとしたらもう。僕の実家は町工場で、戸は常に開けっ放しでカギという観念が薄かった、というのが影響しているのかもしれません。カギっ子に憧れたものなあ。「ビルのゲーツ」というさっきつけたみたいなタイトルにはそんな深い企図が込められていると思ってください。ゾロゾロした群像会話劇になる予定です。(上田誠)

ヨーロッパ企画を見るのは初めて。
ある会社のCEOに会うために1階からずっと階段を上り続けるという物語。
これで2時間楽しませてしまうのだからすごい!
1階から2階へあがっても舞台上は同じ構造。舞台上にある階数表示が変わるだけ。
階をあがるためにはゲートを開かねばなりません。
ぐるぐる回るだけで20階まで、、無限ループの悪夢かと思いましたが、そんな簡単なものではなかった。道具を使ったパズルがあったり、他社さんが追い越していったり、仲間になったり。
体力テストがあったり、計算問題があったり、でてきて食べたホットドックの重さあてがあったり。階を上がるごとに、問題の難易度が上がってきて、競合他社と力を合わせて問題を解決
するとか妙な連帯感とハイな雰囲気。もう何の目的だったのか半ば忘れかけ、、
猛獣はいるわ、危険な場所はあるわ、途中で目的と手段を取り違えてあがることが目標になる。。ぐるぐるまわるなかでいくつものドラマが展開され、写真による途中経過みたいなもので
ガンガン進む。。しかしちょっと途中で疲れた。
最後はR、想像されたのですが、もっと違う結末を期待してました。199の上がRでしたよ。
ヨーロッパ企画はまた見てみたい。




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