忍者ブログ
今までに見た舞台の感想をつづってあります。
[11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


題名:愛と哀しみのシャーロック・ホームズ
劇場:世田谷パブリックシアター
日時:2019年9月21日13:00-15:25(途中休憩あり)
料金:S席9800円
座席:1階G列16番
柿澤勇人:シャーロック・ホームズ
佐藤二朗:ワトスン博士
広瀬アリス:ヴァイオレット・ファーランド
八木亜希子:ミセス・ワトスン
横田栄司:マイクロフト・ホームズ
はいだしょうこ:ハドスン夫人
迫田孝也:レストレイド警部
音楽・演奏:荻野清子
作・演出:三谷幸喜
美術:松井るみ
照明:服部 基
音響:井上正弘
衣裳:前田文子
ヘアメイク:高村マドカ
映像:ムーチョ村松
演出助手:長町多寿子
舞台監督:徳永泰子

ホームズとワトソンがベーカー街221bで同居を始めたのは、1881年の1月といわれています。
これは、彼ら名コンビが出会ってから、「緋色の研究」で描かれた最初の事件に遭遇するまでの数ヶ月間の物語。
ホームズはまだ二十代の若者。
人間としても探偵としても未完成のシャーロックが直面する、人生最初で最大の試練とは?

------

舞台袖で生ピアノ演奏付き。
ホームズは社会不適応者。
金持ちのシャーロック・ホームズ兄が、金を使って芝居をうち、
ホームズの探偵ごっこ満足をさせようとするおはなし。
ワトソン博士も兄に金で雇われていたという設定。
筋書き通りにいかず、ストーリーは二転三転、Show Must Go On
なのですが、辻褄がなくなったところ皆で口裏合わせて何とか続けようとします。
そのドタバタが面白い。三谷さんならではのシチュエーションコメディでした。

拍手[0回]

PR

題名:私の恋人
劇場:本多劇場
日時:2019年9月4日14:00-15:40
料金:8300円
座席:K列20番
劇団:オフィス3〇〇
作・演出:
出演:小日向文世、のん、渡辺えり、多岐川装子、松井夢、山田美波、那須野恵
ミュージシャン: 三枝伸太郎
脚本・演出:渡辺えり
原作:上田岳弘「私の恋人」(新潮社)
ストーリー:
  今年、第160回芥川賞を受賞して注目を集める上田岳弘が2015年に発表した同名原作を
ベースに、渡辺えり流の切り口で贈る音楽劇。 今回は、かねてより渡辺えり作品への出演を
熱望していた小日向文世とのんの二人を迎え、渡辺えり自身の念願だった“たくさんの役柄を
少人数で演じきる”という手法に挑み、時を超え、性を超え、物理も超えて30の役をたった3人で演じます。

のんさんを生で見るのを楽しみにしてました。満員、当日券も出ているようですが抽選?
舞台上にピアノ、生演奏による歌とダンスの音楽劇。全員が歌い踊ります。
一番貫禄がある歌唱の渡辺えりさんはさすが、のんさんはとってもキュートで
ずっと見ていたい。つるっとして顔小さくてかわいい、想像したたよりずっと
背が高くてスタイリッシュ。芸達者な大御所のふたりにはさまれても負けずに
しっかり舞台を支えていましたね。
物語は時と場所を行き来した大ロマンス。時空を超えて目まぐるしく場面がかわり、
まるでボードビルのようにも見えます。
のんさんまた舞台でみたい。

拍手[0回]

題名:夏休みの友だち
劇場:萬劇場
日時:2019年8月30日14:00-15:35
料金:当日3800円
座席:T字舞台の前方右側
劇団:ハグハグ共和国
作・演出:
出演:月野原りん、宇田奈央子、中村和之、戸塚まるか、窪田悠紀子、生粋万鈴、小松聖矢、ちあき、鈴木啓子

萬劇場はひさびさ。ネタバレあり。
舞台はT字型、Tの先が通路につながっていて真ん中に花道がある形です。
最初にびっくりしたこと。まず人物が多い!小さな舞台に20人以上が登場!そして年齢差がかなり
ありますよね。皆が出ているオープニングは圧巻。なんかぎゅっと詰められたかんじ。
開演前に「まだ始まってません」といいながらキャストが物販かねて歌、かなり聞かせます。C
舞台は林間学校、高台みたいなところと山小屋。
そこにアマチュア無線で呼ばれた50代のおじさんおばさんが訪れるところから物語が始まりました。
彼らは町の小学校の同級生で、この山小屋での林間学校に参加していたのです。でもその頃の記憶がみんな曖昧。
当時の情景と現在が交差する形で物語が進みます。おじさんおばさんに対応する子供たちが舞台上に出現し、
林間学校らしい活動が繰り広げられます。そして、火山の噴火に皆が巻き込まれ、、、町の子供たちだけ
からくも生き残ったことから当時の記憶を失ったらしいことがわかります。
昔の記憶と現在と、そして何かを取り戻す、どれが現実でどれが夢でどれが記憶なのかよくわからない状態
で幕となります。火山噴火による死者と生き残った者との交流とでもいいましょうか、赤い鳥逃げたを思い
出してしまった。最後のところ、実際はどうなったのかとてもわかりにくいのですが、それも作者の意図のようです。
帰りに物販で演出ノートを買いました。やはりエンディングはわざとごたまぜの曖昧にしているようです。


拍手[1回]


題名:2019年劇団☆新感線39興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎《亜》alternative『けむりの軍団』
劇場:赤坂ACTシアター
日時:2019年8月22日12:30-15:35(途中休憩あり)
料金:S席13800円
座席:1階Q列33番(劇場後方上手)
劇団:劇団☆新感線
作:倉持裕
演出:いのうえひでのり.
出演:古田新太、早乙女太一、清野菜名、須賀健太、高田聖子、粟根まこと、池田成志、
   右近健一 河野まさと 逆木圭一郎  村木よし子
   インディ高橋 礒野慎吾 吉田メタル  中谷さとみ 保坂エマ
   宮下今日子 村木 仁 川原正嗣 武田浩二
ストーリー:
戦乱の世。本能寺の変以後、秀吉の小田原征伐以前のいつか。
大名・目良家が統治する、とある国のお話。
軍配士としてさまざまな主君のもとで目良家と戦ってきた <真中十兵衛(まなかじゅうべえ)/古田新太> は、今は仕官する先もなく浪人として暮らす日々を送っている。ある日、賭場でテラ銭泥棒騒ぎを起こした <美山輝親(みやまてるちか)/池田成志> のとばっちりで、彼とたまたま同行していた十兵衛は子分二人をヤクザに人質にとられてしまう。五日の間に捕まえて戻らないと子分の命はないと脅され、仕方なく輝親を探すハメになる十兵衛。
一方、目良家の城内では、同盟を組む厚見家を守るために当主・則治(のりはる)のもとに正室として嫁いでいた、 <紗々姫(ささひめ)/清野菜名> が、その同盟を反故にされたとして厚見の家臣である <雨森源七(あまもりげんしち)/須賀健太> らと共に目良家を出ようとしていた。それを阻むのは則治の母であり、目良家で一番の権力者でもある <嵐蔵院(らんぞういん)/高田聖子>と、目良家家臣で侍大将の <飛沢莉左衛門(とびさわりざえもん)/早乙女太一>。源七以外の厚見家家臣は莉左衛門らに斬り殺されるが、紗々姫と源七はなんとか城外へと逃げていく。
とある木賃宿で十兵衛は輝親を発見するが、そこに紗々姫と源七も居合わせたことで、目良家の追っ手たちと一悶着を起こす。その場にいた百姓、浪人たちが皆、目良家に恨みを持つ者ばかりだったことも功を奏し、十兵衛の機転、輝親の口八丁ぶりと無謀な行動で追っ手を追い払うことに成功。その様子を見た紗々姫から厚見の城まで自分を送り届けてほしいと頼まれ、悩む十兵衛。
その頃、一向一揆を扇動していると言われていた夭願寺(ようがんじ)では、厚見家の蜂起を知った住職の <残照(ざんしょう)/粟根まこと> が、もともと目良家から目をつけられている自分たちが生き延びるためには紗々姫を亡き者にするのが得策として、十兵衛たちが潜む酒屋の蔵を襲う。目良家の兵に変装した僧兵たちが姫に刀を向けることに違和感があった十兵衛は、村祭りの男衆たちが蔵の裏手に大勢集まっていたことを利用して援軍が来ていると思わせ、僧兵たちを退却させる。またもや、十兵衛のとっさの働きに感心する紗々姫。
その直後、夭願寺を疑って残照のもとを訪れていた嵐蔵院ら目良家一行。この時のいきさつを聞いた莉左衛門は、紗々姫を守っているのは煤煙党(ばいえんとう)ではないか、との考えを口にする。煤煙党とは目良家に激しい敵意を持つ集団だが、とっくの昔に滅んだはずだと言い、信じようとはしない嵐蔵院。互いに腹に一物がありながらも、目良家と夭願寺は共に協力して姫を追うことにする。
無事に城まで姫を送り届けることができれば、厚見家の軍配士として仕官させると言われて十兵衛の心は揺れ動く。しかし子分の命の刻限まであまり時間が残されていないため、すぐにでも輝親をヤクザのもとに連れて行かなければならないのだ。さあ、どうする、十兵衛!!

-------
ステージアラウンド東京で慣れた新感線が普通の劇場でどうなるか?を楽しみにしてきました。
映像や装置もつつましく、客演も少ないのでかなりシンプルに見えましたよ。
早乙女太一の殺陣はかっこいい、池田成志はいつもどおりあやしい。古田さんはやはり中央がイイ!
結論からいうと、全般的に地味で普通に面白い。省エネ省コストで面白いものをめざしました!という感じ。

拍手[0回]


題名:フローズン・ビーチ
劇場:シアタークリエ
日時:2019年8月8日13:30-15:45
料金:9000円
座席:10列13番(劇場中央)
劇団:シアタークリエ連続上演シリーズ「KERA CROSS」
作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
演出:鈴木裕美
出演:鈴木杏 ブルゾンちえみ 花乃まりあ シルビア・グラブ
STORY:(公式サイトより)
舞台は、大西洋とカリブ海の間に浮かぶリゾート・アイランドにある別荘のリビング。
別荘の持ち主・梅蔵は島を開発している資産家であり、双子の姉妹・愛と萌の父親である。
愛を訪ね、バカンスにやってきた旧友の千津とそのエキセントリックな友人・市子。
愛と千津は、ただならぬ雰囲気を漂わせている。
そこに、梅蔵と後妻の咲恵が予定より早く旅行先から戻って来る。咲恵のせいで母が自ら命を絶ったと思っている愛は継母である咲恵と、病弱ゆえに父の愛を独占する萌を妬ましく思っている様子。
そんななか、市子がひょんなはずみで愛をベランダから突き落としてしまう。
それから、8年。
それぞれの人生がさまざまに変化する中、同じ別荘のリビングに集まった4人。
そこで待ち受けていたのは衝撃の真実だった。
そして更に8年の年月が流れ…。16年にわたる女たちの複雑に絡み合った運命は思わぬ結末をむかえる。

1幕3場の上演、物語はすべて別荘のリビングで進みます。
ネタバレあり。



時期はバブルからバブルがはじけてオウム真理教が活躍した後まで。
最初は神経衰弱ぎりぎりの女っぽい感じで、互いが互いを殺しあう?。。
実際にベランダから突き落としてしまうのですが、しぶとく生き残る!
そして急死した萌になりかわる愛。互いに誰もが誰かに恨みと後ろめたさを持っており
よじれたはなしが実はいろんな誤解が積み重なっていったものだったり。
バブルの世相、バブルがはじけてトンでしまった開発、オウムへの入信、など
ああ、あの頃そんな感じだったよなあと思わせるネタ多数。
キャストの皆さんがまるで宛書のように生々しく動いており、ほんとにあの頃を
思い出させてくれました。ブルゾンちえみがかなり良い。行ってしまっている雰囲気。
でも、これはオリジナルキャストで初演のタイミングで見たかった。
一応気にはなってたのですが。。。

拍手[0回]



忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新トラックバック
プロフィール
HN:
くろせ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析