今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:第20回 神奈川国際芸術フェスティバル東京バレエ団「ジゼル」全2幕 劇場:神奈川県民ホール大ホール 日時:2013年10月19日(土) 15:00-17:20(途中休憩あり) 料金:招待券でみました 座席:1階26列 劇団: 作・演出: 振付・演出:J.コラーリ/J.ペロー/M.プティパ/L.ラヴロフスキー 改定振付(パ・ド・ユイット):V.ワシーリエフ 音楽:アドルフ.アダン 美術・衣裳:ニコラ.ベノワ 総監督:佐々木 忠次 芸術監督:飯田 宗孝 出演:上野 水香(ジゼル),木村 和夫(アルブレヒト), 森川 茉央(ヒラリオン)、奈良春夏(バチルド姫)、 高岸直樹(公爵)、ウィルフリード(柄本弾)、 ジゼルの母(橘静子)、高木 綾(ミルタ)、 矢島まい・川島麻実子(ドゥ・ウィリ) 解説: 中世ドイツの山村と深い森を舞台に、王子に恋をした村娘のあまり にも悲しく美しい愛を描いたロマンティック・バレエの名作「ジゼル」。 幻想的な世界をモチーフにしながらも、愛をめぐる普遍的なテーマが 根底に流れる本作は、世界の名だたるバレリーナたちが、その表現を 競ってきたことでも知られています 神奈川県民ホールでは、年末のファンタスティック・ガラコンサー トでおなじみの東京バレエ団のプリマ上野水香が、その卓越した技量 と深い表現力で精霊となっても愛を貫き感動を呼ぶジゼルを演じます。 そして昨年「オネーギン」の舞台でも、明確なテクニックと気品ある 踊りで高い評価を得た東京バレエ団プリンシパル木村和夫が演じる王 子アルブレヒト。二人の紡ぐドラマにひきこまれることでしょう。 -------------- この作品ははじめてみます。出だしはかなり地味に感じました。 しかしアルブレヒトの二股がばれたあと(でいいんですよね)の ジゼルが凄い。ジゼルは三白眼で狂ったように踊っている。。 見惚れてしまいましたよ。その後はずっと攻め続けるような踊り。 群舞も揃っていて美しい。 PR 題名:Le Corsaire(ABT) 劇場:Metropolitan Opera House(NYC) 日時:2013年6月5日19:30- 料金:Orchestra Prime 120USD 座席:Orchestra Prime ROW: C SEAT: 108 Composers: Adolphe Adam, Cesare Pugni, Leo Delibes, Riccardo Drigo, Prince Oldenbourg Choreography: Marius Petipa, Konstantin Sergeyev Set Design: Christian Prego Costume Design: Aníbal Lápiz Conductor: David LaMarche 出演: Medora: Xiomara Reyes Conrad: Herman Cornejo Lankendem: Daniil Simkin The Slave: Ivan Vasiliev Gulnare: Sarah Lane 満員です。私の座席は1階最前列センターで指揮者の真後に あたりました。しかし指揮者はさほど気になりません。 指揮棒が右手なのも大きいかも。SEAT109は要注意ですね。 オープニング、船が難破しません。こういうバージョンも あるんですね。 奴隷市場ではまるで天使のように踊る奴隷商人、のびやか に美しく、つけ髭もとってつけたよう、宙を浮く感じ。 アリの筋肉は美しい。アリはあたかも空中浮遊をしている かのよう。ソロのシーンでは拍手でショーストップになり ました。目が釘付け!もっと見続けていたい! コンラッドは力強くてたくましい。メドーラは非常に美し くしかも速く回ります。コンラッドとの組み合わせはとて も安心感あり。しかしこの作品の筋書きは、荒唐無稽とい うか辻褄あってます?まあ辻褄なんてどうでも良くなる位 のダンスの迫力でした。 題名:Alexei Ratmansky Premiere(ABT) 劇場:Metropolitan Opera House(NYC) 日時:2013年6月3日19:30- 料金:Center Parterre 235USD 座席:Center Parterre, ROW: 17, SEAT: 3 Composer: Dmitri Shostakovich Choreographer: Alexei Ratmansky Set Design: George Tsypin Costume Design: Keso Dekker Lighting Design: Jennifer Tipton Conductors: David LaMarche, Charles Barker 番組: Symphony #9: Chamber Symphony: Piano Concerto #1: Symphony #9 Music:Dmitri Shostakovich Conductor: David LaMarche 出演: Veronika Part, Roberto Bolle, Jared Matthews, Stella Abrera, Sascha Radetsky セットが全くないまっさらな舞台にシンプルな黒のコス チュームでの群舞。肉体だけで勝負!という雰囲気。 それでいてコミカルに見える振り付けが多く、見ていて 楽しい。じわじわと崩れ落ちていって最後にばったり床 に寝そべったときには客席から笑いが漏れた。 照明もちょっと不思議で、上半身明るく足元を暗くした り、背景を暗くしてそのなかでのたのた動き回るとか。 小気味良い動きでかなり気に入りました。 Chamber Symphony Music: Dmitri Shostakovich Arranged:Rudolph Barshai Conductor: Charles Barker 出演:James Whiteside,Sarah Lane, Yuriko Kajiya, Hee Seo 背景にはいかめしい顔がいくつも。 そして暗い照明の中で暗いメロディにあわせてのダン ス。キャストの衣装は1幕目よりもカラフル。そしてメ インのおにいさんは裸のおなかを出して、、このおな かの筋肉がかっこいい!でも暗いのでどうもわかりに くいというか。。。日本人キャストはかなり活躍して ますね。将来楽しみです。 このインターミッションで隣に座った夫妻から話しか けられました。なんでもNYCBとABT両方のサブ スクリプションを持っているとか。羨ましい限りです。 隣のボックスはだれもいないのですが、ABTの偉い 人が持っている座席らしい。色々お話ししているうち に、私が属しているNPOが招聘しようとした パフォーマの知り合いであることがわかりました。世 の中狭すぎです。 名刺交換して来年はランチでもということに。。 Piano Concerto #1 Pianist: Alan Moverman Trumpeter: Carl Albach Conductor: Charles Barker 出演: Gillian Murphy is injured and unable to perform. The principal dancers will be Christine Shevchenko, Xiomara Reyes, Calvin Royal III and Daniil Simkin 背景には、お星様やハンマーなどがパステルカラーで 吊り下げられています。これっておもちゃ? 主要キャストはオレンジまたは灰色(銀?)のコス チューム、アンサンブルは前と後ろがオレンジと灰色、 後ろを振り向けば色がくるりとかわるのです。 2幕よりも明るい(照明的に)舞台、組体操みたいなパ ターンもあり、なんだか楽しい。 大人数が狭いスペースで踊るシーンが多く、人口密度 が高い振付だなあと。Simkinを見るのは久々なのです が、かなり逞しくなりましたねえ。 しかしMurphyを見られなかったのは残念。。 ABTプレミアだったこの作品、全般的に満足しまし たが、1幕目が一番心に訴えかけましたよ。やはりい ろんな意味で明るくなければねえ。 それにしても2階席は以前に感じたより舞台が近く感じ られましたよ。これなら(値段が高いことを棚上げす れば)またここで見てもいいかも。。でも2倍近い価 格はなんとかならんものでしょうか。。。 題名:歴史いぜんの記憶ーうむすな 劇場:世田谷パブリックシアター 日時:2013年5月22日19:00-20:30 料金:S席4500円 座席:1階2列目センターブロック 劇団:山海塾 演出・振付・デザイン:天児 音楽:加古隆/YAS-KAZ/吉川洋一郎 舞踏手:天児牛大/蝉丸/岩下徹/竹内晶/市原昭仁/長谷川一郎/松岡大/石井則仁 Ⅰ 跡形 あとに残ったしるし Ⅱ たち現れるものたち Ⅲ 水からの記憶 Ⅳ かなたへ吹き去る風の中で Ⅴ 樹の鏡 Ⅵ 限りない堆積と浸食 Ⅶ うぶす 「うむすな」は「うぶすな(産土)」 「うぶす」は生まれる 「な」は土・地 「うむす」は有と無を含む 初演は2008年7月シャトーバロン国立文化創造普及センター野外円形劇場(フランス) 野外バージョンとして制作された作品を劇場版に再創作し、東京初演。 両側に下げられた2つの砂時計 砂が敷かれた2つの場 瀧のように天から降り注ぐ砂 たち現れた火が孕み 水底から産まれ出る 風は流れ木々は震える 降り注ぐ砂が地をつなぎ また何かが生まれる 生まれることは死ぬこと 死ぬことは生まれること 宙の中で同じことが繰り返されるが それは決して同じではな ----- 初めて山海塾を見ました。とにかくかっこいい、DUNEだ!! いつ 砂鰊が床から出現してもおかしくない。 砂時計がふんだんにあり、砂の降る音から始まります。 全ての場面が美しい。非常に壮大で無限の時間を感じます。 降り続ける砂が永劫の時を表しているよう。 アンサンブルは精霊みたい。人間の体とは思えません。 天児さんのソロに至っては全てを統べる絶対者のごとく。。 この美しさを表す言葉を私は持っていません。 また見たい。 題名:おたる鳥をよぶ準備 日時:2012年11月18日14:00-17:00(途中休憩あり) 劇場:世田谷パブリックシアター 料金:A席4000円 座席:1階席G-014(センターブロック最前列) 劇団:BATIK 構成・演出・振付:黒田育世 音楽:松本じろ 出演:BATIK(伊佐千明/植木美奈子/大江麻美子/梶本はるか/田中美沙子/寺西理恵/中津留絢香/西田弥生/矢嶋久美子/黒田育世) 解説: 敷き縮めた原っぱで世界に返事をする 持ち寄った間取りに失った家族を抱き戻し放さない そのまま帰って人に返事をする たまらない空洞にできうる限りの花と天地と使命を活ける これまでの跡地に仲間を迎えてその跡地にこれからを飾る もう一度旅にでてまた出会う おたる鳥がついばむ死体の正面になる 揃った。 姿が消えても一番近くで寝起きするずっと踊りはびこる死んでも止めない 黒田育世 結成10周年を迎えるBATIK。 ダンスに全身全霊を捧げ続けてきた黒田育世が、自ら「死ぬ準備」だと語る 記念碑的大作を携え、愛知に初登場です!! 「おたる鳥」は、黒田による造語です。「満ち足りて体が自然に動き出すこと」 を「おたる」と言い、「おどる」の語源になったという説があります。世界で起き ている様々な出来事、その中で死んでいく人々、それらを見聞きしながらも 生きて踊る自分、そして私が死んだときにどこかでまた誰かが踊っているで あろうこと。原初的な生命の循環に思いを馳せ、踊り続ける10名の女性ダン サーたち。壮絶なダンスという生命の刻印をどうぞご覧ください。 ----------------------- 実はSPAC野外劇場で見る予定でした。ですが、当日は激しい雨で挫折 Orz 今度こそしっかりみるぞ!私が座ったのはG列、客席としては2列目なのですが F列はキャストが時々座って演技、というわけで実質1列目。 緑色の深い舞台、最前列の前まで緑です。 「私ダンサーになるの」と叫び続けるダンサーが開演前に舞台上に出現。 「あなたの願いをかなえてあげましょう」とくるくる。そしてその繰り返し。 舞台前方にはちっちゃなライトがずっとちかちか。。。四方に照明 快適なイスではあるものの、 やはり野外でみたかったなあと。。。 最前列なので、目の前の席で座って演技されることも、目の前で抱き合う! 舞台の上ではいろんなことがあったのでキーワードだけ。。 変な顔、人の叫び、ドラムカンからにょろっと、リンゴの木、 後ろの櫓でさけび、紙吹雪、ストッキングをつなげる、 ミラーボールでぐるぐる、コスチュームの満艦飾 公演後半は客を舞台の上に上がらせました。そして 今度はダンサーが演じる舞台が客席側につくられました。 いつもとは逆方向で鑑賞しているわけです。 かなりおもしろかったのですが、公演を見たというよりイベントに出会った と言った風情。ああ野外劇場で見たかった。 |
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