今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:Don Quixote 日時:2008年6月9日20:00-22:30(途中休憩あり) 劇場:METROPOLITAN OPERA HOUSE 料金:ORCH 94 USD + MET手数料 5.5USD 座席:ORCH A110(最前列中央より一つ右) 出演 : G. Murphy E. Stiefel ほぼ満員、売れ行きは土曜と断然違いますね。 (しかしこの週の木曜日にはTKTSに半額で出てました) 私の左隣のA108と109は空席になっていました。これらの座席、 やっぱり指揮者の頭でみえないよねえ。私の席でも指揮者の手が 邪魔になることがあります。実は2幕から隣のおばさんたちが1席 ずれて座ったので、私もずれてA111に座ってみてました。やはり かなりみやすさが違いますねえ。次はA111かA112がほしいぞ。 オープニングはドンキホーテとサンチョパンサが道に迷うところ。 ドンキホーテはすらりと立っているし、さんちょはこぶとりじゃないし、 やっぱりダンサーがやると違うものになるんだろうなあという予感。 すぐにスペインの街角にうつって、群舞。こどもたちかわいい。 町娘という風情のコスチュームプレイもかわいいねえ。登場した時の 拍手の大きさはMurphyよりStiefelの方が上。このキトリとバジルの 能天気お間抜けカップル、男は浮気者、父親が心配するのもむりもない。 この父親、屋根の上のバイオリン引きから抜け出してきたような雰囲気です。 最後はサンチョがソーセージを盗んで、それをおっかける父親は手に魚 それでサンチョを殴ろうとして間違ってガマーシュなぐっちゃいます、 ここはSpamalotですかw というかこっちのほうが先なんだろうなあ。 ドンキホーテはキトリをドルネシア姫だと勘違いするのです。 キトリはジャンプで見得を切るかんじ。舞台の端から端までピルエットで移動 したときは拍手でショーストップ。ほんとうに軸がぶれない上下動がない きれいな回転です。バジルはジャンプでほとんど予備動作がなく すっと飛び上がるところがすごい。リフトでもどっこいしょ感がなく 非常にスムーズに持ち上がっています。片手のリフトもほんと軽々と しているかのよう、筋肉が震えることもありません。この人かなり筋肉あり ますねえ。脇で出てくる闘牛士のにいちゃんもかなりキザ、いい感じです。 でもって男は皆うわきものー(笑)闘牛士と踊り子のカップルもなかなか 良い。剣をつきさした床を踊り子がうまくおどっていくのは見もの、 今はなきフィギュアスケートのコンパルソリを見ている気分。それにしても 踊り子はでかい、手足がながくてすごい迫力。一応物語バレエらしく、 マイムによる語りが少しははいるのですね。私は床屋で食えますとか。。 さて、幕間、私の目の前で演奏者と観客の交歓がなされていたりします。 指揮席まで上ってきてお友達トーク炸裂か。ああ、無駄話を聞ける耳がなく なっているOrz 2幕は妖しいジプシーの居留地、どよどよした森の奥には風車が見えてます。 無理やり物語に風車を持ち込んだにおいがぷんぷんしますよw もちろんこの風車にドンキホーテがつっこむのです。そしてキトリたちは ジプシーの中に逃げ込むわけです。 ジプシーの兄さんはすごく良い筋肉、ダンサーにはめずらしく胸筋もついて いてほれぼれする体型です。これですごく高いジャンプするのですから、 すばらしくダイナミック。高くてそして速い! 夢の中?のキューピッドほんとうに軽くて、空気に浮いてしまうくらい、 そしてかわいい。ずーっとポアントであれだけ動き回れるのってすごい。 ドリヤドの女王?は気品あふれる優雅でしかも力強い踊り、最後の回転 ではショーストップになりました。すごく速い! イタリアンフェッテも、最初はどんな動きかよくわかりませんでしたよ。 定位置での連続はすばらしく感じられます。 ところで妖精たちのダンスの後ろはオドロオドロシイ亡霊の顔みたいな幕 なんですが何か意味があるの? 父親を説得するために自殺するふりをしてみせるバジル。ここすごくべた というかクサイマイムなんですが、もうちょっとやりようがあるような(^^;;) 2幕がおわると22時ちかく、一昨日はここでもうおしまいだったのです。 やっぱり1幕足りない感じだったんだよなあ>一昨日 3幕はキトリとバジルの結婚式、ドンキホーテはほとんど刺身のツマ扱いです。 キトリとバジルのグラン・パ・ド・ドゥはまさに迫力満点。グランフェッテ は力技ですごい、、がやっぱり軸がずれていってしまうのは仕方ないんですか? アティテュードのバランス時間は、曲芸でバランス芸を見慣れていると ちょっと物足りない気がするのですが、バレエだと雑技と違った難しさが あるんでしょうか? この作品は全体としてダンサーの力量がはっきり出せる振付でかなり見ご たえがありました。ただねー、これを「ドンキホーテ」と言いますか? 題名は「キトリとバジル」の方が自然じゃないですか? ドンキホーテの扱いかわいそすぎ。 PR |
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