今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:39STEPS 日時:2008年6月11日20:00-22:00(途中休憩あり) 劇場:CORT THEATRE 料金:BroadwayBox 割引 49USD+手数料9USD(定価98.5USD) 座席:ORCH BB109(2列目中央右より) Maria Aitken (Direction) Peter McKintosh (Set and Costume Design) Kevin Adams (Lighting Design) TONY賞 Best Lighting Design of a Play Mic Pool (Sound Design) TONY賞 Best Sound Design of a Play 出演 : MAN#1: Cliff Saunders MAN#2: Arnie Burton Richard Hannay: Charles Edwards Annabella Schmidt/Pamela/Margaret: Jennifer Ferrin 殺人事件に巻き込まれた主人公が、殺人者の疑いを晴らすために"39STEPS"の 謎を追って旅をするのですが、その間の出来事を男2人が早代わりで色々と 演じ分けてくれます。4人のキャストで映画をやっちゃおうという舞台です。 基本は英国のしゃべり方をデフォルメし、そして方言をいくつか話しているよう ですが、地方のキャラを知らない私にはそこの面白みはわかりません(^^;) でもアメリカ英語よりはるかに私にとってはわかりやすいです。 ずっとどたばた喜劇で間が良い。早代わりとかマイムがまた見事で帽子を 変えた途端に他人になるとか、次の場面でまるで違うキャラになっているとか、 強風を見事にあらわすとか、列車の窓から外に出て屋根に逃げるマイムとか 日本における小劇場の芸達者な俳優を見ている気分。 途中で影絵が出てきて、ヒッチコックはでるわ、主人公はネッシーに乗って 逃げるなんてお遊びも。シルエットになって飛行機に追われる主人公、て これは北北西に進路をとれでしたっけ? 1幕の終わりでは主人公は謎がわからないまま撃たれてしまいます。 倒れる主人公、、は幕の手前に倒れてしまうのでした。客電が明るくなって から足をつかまれて幕の内側に引きずりこまれる主人公(^^;) 最初は幕間になったのかどうか判断がつきませんでしたよ(^^;) 2幕になれば、コートにいれておいた本で銃弾が防がれていたという ことで警察の取調べ室から。手錠かけられた状態で逃げ出して、選挙演説 の会場へはいっちゃいます。応援演説をやるはめになって、話し出したのが "Change!" 場内大うけ。 以前あった女とでくわして警察に通報され、一緒に警察まで出頭する羽目に。 ここの車の造形がまたなんともいいかんじ。適当に丸いものもって椅子に 座っているだけなのにほんとに車に見えます。ちょっとした隙で女と手錠を かけられた状態で逃げ出してホテルへ。ホテルの経営者夫婦と追っての早代わり が見もの。ほんとに一瞬姿を消したかと思うとコートをはおったりして見事 に変身してしまいます。 最後はオープニングで出た劇場に戻って謎が解けて大団円、、しかしここで 5人目の腕が登場!最後までびっくりさせられます。 ほんとに視覚的にとてもおもしろい演出でした。 この作品、英語がわからなくてもかなりのところまで楽しめると思います。 限定公演の期間が延びてOPENRUNになったのはわかるような気がしました。 ただバルコニーは客はいってませんでしたから、いつまで持つかなあ。 PR |
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