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題名:Sunday in the Park With George
日時:2008年6月13日20:00-22:50(途中休憩あり)
劇場:Studio54
料金:30%Discount 85.25 + Booking Fee 5 = 90.25USD
座席:ORCH L2(1階席右側ブロック通路側)
出演・制作 :
Daniel Evans (George)
Jenna Russell (Dot / Marie)
Michael Cumpsty (Jules / Bob Greenberg)
Alexander Gemignani (Boatman / Dennis)
Jessica Molaskey (Yvonne / Naomi / Eisen)
Mary Beth Peil (Old Lady / Blair Daniels)
Ed Dixon (Mr. / Charles Redmond)
Santino Fontana (Bather / Soldier / Alex)
Kelsey Fowler (Louise).
Jessica Grové (Celeste #2 / A Photographer)
Alison Horowitz (Louise)
Stacie Morgain Lewis (Frieda / Betty)
Drew McVety (Bather / Louis / Billy Webster)
Anne L. Nathan (Nurse / Mrs. / Harriet Pawling)
Brynn O'Malley (Celeste #1 / Elaine)
David Turner (Franz / Lee)
Stephen Sondheim (Music and Lyrics)
James Lapine (Book)
THE MENIER CHOCOLATE FACTORY (Producer)
Sam Buntrock (Direction)
Caroline Humphris (Musical Direction)
David Farley (Set and Costume Design)
Ken Billington (Lighting Design)
Sebastian Frost (Sound Design)
Tim Bird (Projection Design)

Synopsis:(Playbill より)
The Pulitzer Prize-winning musical chronicles the life of maverick
French impressionist painter Georges Seurat during the creation of
his now celebrated masterpiece, "A Sunday on La Grande Jatte-1884."
Act Two is set in the 1990s, when Seurat's great-grandson encounters
different artistic struggles.

このミュージカルは、19世紀のフランス画家Georges Seuratが書いた 
A Sunday Afternoon on the island of LaGrande Jatte の絵から発想された
ものです。Georges Seuratがこの絵を描いていた1886年当時の様子から、その
曾孫であるGeorgesがアーティストとして生きている1984年まで、時間を越えて
物語は進みます。
白い壁、人の倍ほどある扉、両側に棚と小さなテーブル。
そこにジョージが出てきて語り始めると、背景にじわじわと公園の
が描かれていきます。公園の中の人々を必死にデッサンするジョージ。
公園の中の人々の人間関係がデッサンを続けるにつれてだんだん
浮かび上がってきます。
奏でられるソンドハイムの不協和音が耳に心地よいから不思議(^^;)
後ろの壁をキャンバスに見立てて、公園の映像が投影されているの
ですが、そのなかのキャラクタが時々うごいたり書き直されていったり。
PAを非常に控えめに使っているため、人々の歌が肉声に聞こえるのが
うれしい。静かな不協和音の音楽に人の声でえも言われぬ雰囲気を
醸し出しています。
小さな白いキャンバスに犬が書かれていたかとおもうと実は投影で
キャンバスの中で生をもったかのように動き始めてびっくり。
1枚の絵からほんとうに発想したのだろうなあという気がしてきま
したよ。大道具としては額縁(もちろん中でキャストがポーズをとる)
とか半透明のキャンバス(正面に絵を投影して、その後ろでジョージ
が描く)程度で他は何もなし。Georgeは画家にありがちのわがままと
いうか行き着くところまでいっちゃう性格で、耐えられなくなった
恋人は妊娠したにもかかわらずよその男と結婚していしまいます。
1幕の終わりはいままでに写生したキャスト総出演でとうとう絵を
完成させます。幕間の幕には完成された画が投影されておりました。
2幕にはいると時代は100年-4代過ぎて曾孫のGeorge(一人二役)が登場。
曽祖父の絵画を使った前衛芸術をプレゼンしています。隣にはDotの
娘、Georgeの祖母のMarie(一人二役)が車椅子に座っています。
プレゼン不発?世の中めんどくさいことだらけで悩むGeorge。絵の題材
となった Grande Jatte島へ行きますが、見る影もなく。。。
煮詰まったGeorgeをDotの亡霊が癒します。。
CGの使い方がとにかくうまくて、技術の進歩は演出の進歩に繋がるのだな
あと感じ入りましたよ。ソンドハイムの曲とCGが非常に印象に残った
舞台でした。



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