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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:Billy Elliot, the Musical
日時:2009年6月5日20:00-22:50(途中休憩あり)
劇場:Imperial Theatre(NY)
料金:126.5USD+Telecharge手数料9.5USD
座席:Center Front Mezz Row A, Seat
# Elton John - Music
# Lee Hall - Book and Lyrics(Best Book of a Musical)
# Stephen Daldry - Director(Best Direction of a Musical)
# Peter Darling - Choreographer(Best Choreography)
# Ian MacNeil - Set Designer(Best Scenic Design of a Musical)
# Nicky Gillibrand - Costume Designer
# Rick Fisher - Lighting Designer(Best Lighting Design of a Musical)
# Paul Arditti - Sound Designer(Best Sound Design of a Musical)
# Martin Koch - Musical Supervision and Orchestration(Best Orchestrations)
# David Chase - Music Director
# Julian Webber - Associate Director
# Tim Bevan & Eric Fellner - Produce
# Jon Finn - Producer
# Sally Greene - Producer
# David Furnish - Executive Producer
# Angela Morrison - Executive Producer
# Nina Lannan Associates - General Management
出演:
   Billy: Tanner Pflueger
   Michael: Keean Johnson
   Small Boy: Matthew Mindler
   Tall Boy& Posh Boy: Tommy Batchelor
Mrs. Wilkinson:Haydn Gwynne
   Dad:Gregory Jbara (Best Performance by a Featured Actor in a Musical)
   Grandma:Carole Shelley
   Tony:Santino Fontana
   Billy's Older Self:Stephen Hanna
   George:Joel Hatch
   Mr. Braithwaite:hommie Retter
   Debbie:Erin Whyland
    Ensemble:Juliette Angelo, Kevin Bernard, Grady McLeod Bowman, Heather Ann Burns,
      Maria Connelly, Samantha Czulada, Kyle DesChamps, Eboni Edwards, David Eggers,
      Brianna Fragomeni, Greg Graham, Eric Gunhus, Meg Guzulescu, Izzy Hanson-Johnston,
       Keean Johnson, Aaron Kaburick, Donnie Kehr, Cara Kjellman, Kara Klein, David Koch,
      Jeff Kready, Stephanie Kurtzuba, David Larsen, Caroline London, Merle Louise,
      Marina Micalizzi, Mitchell Michaliszyn, Matthew Mindler, Darrell Grand Moultrie,
      Tessa Netting, Daniel Oreskes, Jayne Paterson, Liz Pearce, Corrieanne Stein,
      Jamie Torcellini, Grant Turner, Casey Whyland.



2009年TONY賞において Best Musical, Best Performance by a Leading Actor in a Musical,
Best Performance by a Featured Actor in a Musical,Best Direction of a Musical,
Best Book of a Musical,Best Choreography,Best Sound Design of a Musical,
Best Scenic Design of a Musical,Best Lighting Design of a Musical, Best Orchestrations,
合計10部門受賞です。

今年2月にロンドンで見ています。
この回は満員。売り切れが予想されたので私は昨年末にチケットを購入しました。
客席に座るとまわりのざわざわ感が、この作品に対する大きな期待を感じさせます。
オープニングは炭鉱労働者のニュース映画から。これはサッチャー政権により炭坑が
閉山に追い込まれたときの炭鉱労働者のむなしい抵抗と、炭鉱労働者の息子である
ビリーがバレエに情熱を傾ける物語です。背景は辛気くさい話なんですよね。
ピケで対決する労働者、警官、それにバレエ少女たちが踊るSolidarity は上から眺める
とたしかにおもしろい振り付けです。また見たくなります。

ビリーがバレエに目覚めていくところはよくできてます。バレエダンサーとしては当たり前
なのでしょうが、軸をぶらさずにピルエットするのですわ。アラベスクもぴたりと止まる。ロン
ドンではここでかなりぶれていたのでOrzだったのです。素人にわかるミスは着地で
ちょっと足が乱れた程度で、ビリーが踊ったあとはショーストップとなりました。
Exoressing Yourself のMichaelがかわいい。ほんとうに女の子みたい。
母の手紙では客席中からすすり泣きが、、私も泣いてました。
Born to Boogie も楽しいナンバー、キャラの違う三人が三者三様に見事に踊ります。
Angry Dance が圧巻。ビリーがタップを踏み始めたとたんに、ビリーへの重力が小さく
体が軽くなるようにみえました。素晴らしい切れの足さばきです。バレエで踊っていた
シーンがもっさりと感じられるほど。Angry Danceはビリーの凄さと苦悩がよくでてます。
2幕の冒頭はサッチャーの風刺劇?サッチャーの仮面と巨大なサッチャー人形は
ほんと悪夢に出てきそうです。あのころ労働者階級はほんとにあんなことしてたので
しょうか。ロンドンでは納得できなかったお父ちゃんの心変わりもこのビリーならば
オッケー。私でも応援するでしょう。
カーテンコールのタップダンスはこれまた楽しい。最後はみんなチュチュを着ての群舞。
タップダンスは大人チームにぜんぜん負けてない、体が小さい分シャープに見えます。
これはほかの子もみたかったなあ。
歌の方はもうちょっとがんばりましょうの出来でしたが、ダンスはかなりの水準です。
しかしタップの素晴らしい出来とバレエの良い出来(ロンドンに比べれば素晴らしい
ものでしたが)に違和感を感じてキャスト表をみかえしてみました。ああ、TONY賞主演
男優賞候補の子じゃない Orz アンダースタディ?が出たのですね。ううう、ますますも
ういちどみたくなってしまいました。しかしだいたいSOLDOUTだしなあ。
そういうわけでホテルに戻ってWebで翌日のチケットを勝負!キャンセルが出たようで
1枚だけ翌日マチネのチケットが出てきました。ちょっと横ですがORCH F列なので問
題なし。というわけでソワレ、マチネ連続で位リーを見に行くことになりました。ビリーは
日替わりということですから、主演賞候補3人のうち誰かは見ることができるでしょう。
というわけでお休みなさい。




題名:Billy Elliot, the Musical
日時:2009年6月5日14:00-16:50(途中休憩あり)
劇場:Imperial Theatre(NY)
料金:126.5USD+Telecharge手数料9.5USD
座席:Left Orchestra Row F, Seat 7
出演:
   Billy: Tanner Pflueger
   Michael: Keean Johnson
   Small Boy: Mitchell Michaliszyn
   Tall Boy& Posh Boy: Tommy Batchelor

さて翌日マチネです。ロビーにはチケットのキャンセレーション待ちに20人の行列。
その並びを横目で見ながらうきうきして客席にはいり、playbillをもらい、さてどのビリー
かなと見てみると、昨晩とほとんど同じ配役Orz日替わりという噂は嘘だったの(涙)
まあがっかりなのですが、楽しまずに帰らないと損です。昨晩と視点が違う一階から
鑑賞だ!たしかに下から見るとまた迫力がまします。
でもSolidarity の振り付けを味わうなら2階ですね。
2度めにしてようやくセリフが聞き取れるようになってきました。今度はお父ちゃんの
うまいとはいえない独唱で泣きました。心にしみます。お父ちゃんいいです。なるほど
の助演男優賞。
さて今回のビリーのバレエは完璧!着地で足が乱れることもなく、ことごとくピシッと
きまっていました。美しいトリプルピルエット?目がついていってないので何回回って
いるかわかりません。フェッテでも軸がまるで動いていません。いや、すごいです。
お父ちゃんに泣けたのと、Tanner ビリーの完璧なダンスが見れたので、2度見た
のは全く後悔していません、、がやっぱり他のビリーも見たかったなああああ。

こりゃTONYたくさん取るだろうなあと思っていたらほんとに圧勝でしたね。
いまブロードウェイミュージカルでひとつだけ選んで見るとしたら絶対これです。

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