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題名:第76回懐かしい江戸へいらっしゃいの会 「どんつく、どんつく、どどんがどん」
日時:2008年1月27日18:00-19:30
劇場:文祥堂イベントホール
料金:3500円
座席:最後列右端
出演:丸一仙翁社中(仙翁親方、仙若、朱仙、花仙他)
番組:
   獅子舞
   傘の曲
   曲独楽
   曲撥
   一つ鞠
   水の曲

昨日みた電王ファイナルステージと比べて、観客の平均年齢が
贔屓目に見ても40歳は違います。私が下から3番目くらい?
開演5分前にたたく二番太鼓から開始!
「芝居小屋の一日」
江戸太神楽の本芸は獅子舞なのですが、今回は芝居小屋の一日という
想定でみせてました。
1番太鼓、 大太鼓をどーんどーんどんとこい、とたたく。
芝居小屋には必ずやぐらを組んであって太鼓がある。
開演1時間前に30分くらい叩いていた。それが芝居があるという合図。
2番太鼓、閉め太鼓、おたふく来い来い、と叩いている。
最後に撥を入りの形にして縁起を担いでいた。
能管、締め太鼓、大太鼓で中入り。
追い出し太鼓、でてけでてけ、てんてんばらばら、からからから、
錠前を下ろす音まで演じました。

親方が太神楽をはじめたのが昭和25年。正月の門付けは1日40軒で
20日間かかったそうです。獅子舞は、花仙さん。
日本の曲芸は、ひざと腰を使って動かない、上半身だけで芸をする
のがポイントだそうです。

太神楽に関する質疑応答。回答は親方。

Q:太神楽、にてんがはいっているのはなぜ?
A:8代将軍あたりから太にかわった。それまでは代神楽だった。
  江戸っ子の粋、太鼓の太いを使ったのではないかと
  思うのだが、すぐにはわからない

Q:丸に一の文字は?
A:江戸時代の太神楽の名称。
  実はつに一になっている。
  津で一番で丸一となっていたらしい。
  叩いている桶胴自体が丸一という名前である。

Q:里神楽との違いは?
  里神楽は地付のもの。町で残している神楽、里で残しているから
  里神楽。国の重要無形文化財になっているものもある。
  里神楽はもともとは獅子舞なかった。

Q:曲芸以外の芸は?
A:茶番がある。
  一軒のうちで2時間くらいやらされることがあった。
  獅子舞だけで2時間は持たない。
  大衆芸能の原点ではないかと思っている。

Q:茶番は噺家がやっているの?
  太神楽が噺家に教えた、桃太郎、金語楼の弟も曲芸をしていた。
  落語協会に40年間いた。
  協会の中にいると前座よりも身分が低い色物。
  40年いて20年無料で噺家の弟子に太鼓を教えた。
    


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