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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:ハルシオン・デイズ2020
劇場:紀伊国屋ホール
日時:2020年11月18日14:00-16:00
料金:8900円
座席:C列15番
作・演出:鴻上尚史
出演:柿澤勇人 / 南沢奈央 / 須藤蓮 / 石井一孝
美術:松井るみ 音楽:河野丈洋 振付:川崎悦子 照明:中川隆一 音響:原田耕児
  映像:冨田中理 衣裳:森川雅代 ヘアメイク:西川直子 演出助手:小林七緒  舞台監督:岩戸堅一
  宣伝:る・ひまわり 宣伝美術:末吉亮(図工ファイブ) キャスティング:新江佳子(吉川事務所)
  運営協力:サンライズプロモーション東京 提携:紀伊國屋書店(東京公演)
  制作:倉田知加子 前田優希 制作協力:new phase プロデューサー:三瓶雅史 
  企画・製作:サードステージ 主催:(東京公演)サードステージ、(大阪公演)サンライズプロモーション東京
ストーリー:
Twitterで「#自殺」と打ち込んでみる。
流れるタイムラインに悲鳴が溢れる。
誰かと一緒なら生きる勇気がわくように、
誰かと一緒なら死ぬ勇気もわいてくる。
3人と1人は、仲間をTwitterで探し、
DMでつながり、公園で出会った。
終わらせたい男たちと、
始めるために嘘をついた女性と、
終わってしまった青年が出会う物語。
やがて、男は自殺そっちのけで、
自分の使命に目覚める。

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観客は年齢がかなり高そう。昔見てた人たちが今もみているという
ことなのでしょうか?
最初は背景に大きな月、まわりには緑のシートがかけられた固まり。
後ほどシートがはずれると段ボール箱の山になるのでした。
有名通販業者、宅配業者の箱がずらり。
皆が一緒に自殺しようとして集まりますが、練炭で自殺しようとしていると、
突然リーダーが自粛警察と戦おうと言い始めて話がよじれて。。
登場人物は人格が分裂している者、借金で首が回らない者、
かつての教え子を自殺させてしまいその生徒の幻がずっと見えている者、
と皆問題を抱えています。
リーダー(柿澤)は人格が分裂気味で自殺のはずが闘争へと話が代わり、
そこで唐突に「泣いた赤鬼」の舞台上演の話が湧いてくるのです。
これを近所の保育園で公演すれば自粛警察が攻めてくるので、その時に
自粛警察の横暴を世にアピールできるという目論見。
ハルシオンデイズは前にも見てると思うのですが、その時は何がはまって
いたのか思い出せない。ちょっと無理すじな筋書。。すると保育園が
キャストに伝染病があること知って公演を断ってきて、じゃあ爆弾爆発
させて自粛警察の仕業にみせかけようと、、
まあいろいろあって、現実の物語と泣いた赤鬼の物語がシンクロし、
皆が青鬼の気持ちを考えていくうちに、自殺を思いとどっていくという。
イイ感じで話が収束していくのだけど、何かがもやもやというか、
もうちょいカタルシスがあってほしいと思うのですが、今の世の中
と呼応するところもあるし、仕方ないと言えば仕方ない。
そして、柿澤さん歌いました!自粛警察と戦う歌?さすが良い声です。

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