今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:令和2年9月文楽公演第二部 劇場:国立劇場小劇場 日時:2020年9月16日13:45-15:35 料金:1等席5500円 座席:7列18番 番組: 『鑓の権三重帷子』 (やりのごんざかさねかたびら) ・浜の宮馬場の段 容姿端麗で鑓の名手であることから、鑓の権三(やりのごんざ)と呼ばれた笹野権三(ささのごんざ)は、茶道の師である浅香市之進(あさかいちのしん)の元で共に教えを受ける川側伴之丞(かわずらばんのじょう)の妹・お雪と将来を約束していました。ある日、権三と伴之丞のもとに、真の台子(茶の湯の極意)の伝授をうけたものに重役を命ずるという話が舞い込みます。 ・浅香市之進留守宅の段 かねてより権三を娘の婿にむかえたいと思っていた市野進の女房・おさゐは、伝授と引き換えに権三に娘をもらってくれるよう持ち掛けます。権三はお雪と約束しているにも関わらず、おさゐの申し出を受け入れてしまうのです。 ・数寄屋の段 夜更けにおさゐから真の台子を授かる権三ですが、その様子をうかがっていた伴之丞に二人は密通の汚名を着せられてしまいます。自身の名を汚してしまったことを悔いる権三と家族を思うおさゐは、市之進と二人の名誉を取り戻すために旅立ちます。 ・伏見京橋妻敵討の段 夜の闇を照らす提灯の光と祭りに集う人々の声が遠くに聞こえる中、二人の最期が訪れます。 ------------------ なんか話がわけわからないというか、おさゐ倒錯しすぎ。どこをどう拗らせたら こうなるのか。そして終幕が美しすぎる。 (識者から聞くところによると、おさゐはセックスレス状況でめっちゃ好みの権三 が出現。帯解いた、というのは一線越えたも同じ。夫は「女敵討ち」しないと面子 が立たない。権三が欲しいおさゐは一線越えたことにして二人で市之進に討たれる のは、ある意味本望。) 盆踊りは昔からちゃらかったのね。権左は悪役というより脇が甘いおぼっちゃんと いった感じ。人形の遣い手さんが1幕4幕では顔出しで、2幕3幕ではカオナシ(黒子) だったのですが、切り替える条件が何かあるんでしょうか(識者から聞いたところ、 原則は黒子、見せ場・聞かせどころだけ顔出し。最近は見せ場だけ上演することが 多いので顔出し頻度が高い) いろいろおなか一杯になった舞台でした。 PR |
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