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題名:『スリー・ベルズ ~聖夜に起こった3つの不思議な事件~』
日時:2010年8月12日18:30-20:30
作・演出・出演:後藤ひろひと
出演:音尾琢真(TEAM NACS) 団時朗 岡田浩暉 石丸謙二郎
佐戸井けん太 明星真由美 ちすん ウーイェイよしたか
真寿美 水野直浩 
富永凌平(Wキャスト) 安保泰我(Wキャスト)
後藤ひろひと

ストーリー:(公式Webより)
『スリー・ベルズ』は、夏にも関わらず舞台は冬のクリスマス。寂れかけたスーパー
カネミツの一室で物語は始まります。
そしてそこで展開するお話は3つ。『God-Father-Christmas』『Teardrop Vender』
『Welcome To The Future』、それぞれの物語が縦糸と横糸のように撚り合って素
敵な物語を編み出していきます。
クリスマスにちなんで、3つの心温まる物語が万華鏡のようにくるくると回転しながら、
時におかしく、時に悲しく、最後の大団円に向かって進んでゆきます。
最後にクリスマスの鐘が鳴り響くとき、一片の雪が舞い降りるようなさわやかな感動
が皆さんの胸に押し寄せることでしょう。
どうぞご期待ください!

劇場にはいるとロビーにクラウンがいました。
客席内にもクラウンがおり、客を舞台にあげて前説を肩代わりして語らせていました(^^;)
大王はこの作品の作家役、なのですがMCやら端役、最後には大道具の設置まで
やるという獅子奮迅振り?軽妙な語りは相変わらずです。

物語は次の3つ、
・ギャングのボスに子供にサンタクロースを信じさせろといわれた詐欺師
・ずっと泣いていて飴をなめるとまた泣き出すアメオンナ、実はストレスをはきだすたび
 に飴が つくられ、それと引き換えに記憶を失っていた。記憶を取り戻すために飴と
 ストレスを身体に入れている。
・ネガティブな歌ばかり歌うストリートミュージシャンが酔っ払いに殴られてはいった入院先で
 中学のころから15年間寝たきりで突然起きた男と遭遇
それらの話が交互に語られながら、最後にスーパーカネミツの鐘につながっていきます
鳴らない3つの鐘が鳴ったときに願いはかなうのです。詐欺師話だけちょっと離れていましたが、
他の二つは密接に関係、それぞれがそれなりに面白い。捻りもなくすんなり見ていて楽しめます。
その各々がちょっといい話、なんですねえ。団時朗さんがときどきウルトラマンネタを語っていて、
語るだけでなくそこでやってくれよーと思ってしまった私はウルトラマン世代w
ほんとにちょっといい話でクリスマスのデートに見るのにとてもよい内容だと思います。

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