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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:ののじにさすってごらん
劇場:こまばアゴラ劇場
日時:2020年10月25日13:00-14:55
料金:劇場支援会員(4000円)
座席:2列目センター付近(自由席)
劇団:青年団リンク やしゃご
作・演出:伊藤 毅
出演:木崎友紀子、井上みなみ、緑川史絵、佐藤滋、尾﨑宇内、中藤奨、(以上、青年団)、石原朋香、岡野康弘(Mrs.fictions)、工藤さや、辻響平(かわいいコンビニ店員飯田さん)
物語:
ある汚いシェアハウスに、日本人と中国人とベトナム人が住んでいました。
皆は貧乏ながらに割と楽しく暮らしていましたが、ひとりひとり、悩みを持っていました。
ある日、技能実習生のベトナム人が、一通の手紙を残して失踪してしまいました。
そこには、ギリ判別できる文字で「ごめんなさい」と書いてありました。
2020年、日本の夏の話。

------


満員、劇場での当日券はありませんが、2時間前まで事前予約を受付していました。
舞台は大き目のDK。右側に木製階段、左側に犬の着ぐるみ、
あとで頭がとれました。真ん中に木製のシンプルなテーブル、
奥にきらきらした敷物がしかれたソファ、左側にキッチン。
共通の冷蔵庫にビールがはいっていますが、どうもひとのを拝借
している人がいるようです。
住民は中国人とベトナム人技能実習生、失業中の着ぐるみパフォーマ。
着ぐるみおじさんは訳あり離婚、後半で10年以上あってない娘がリモート
結婚式の招待状を持ってきました。そして父から送金されたお金を返金しに。
小説家の卵、彼はこのアパートに住む夜の町のおねえさんとお付き合い。
でも小説をあきらめて定食につこうとして喧嘩。鬱で自分が臭いと思い込む人。
いろんな事情とコロナで人生が凸凹するひとたちが色々からんできて、、
という物語。エピソードによって共感できたりできなかったり。
一番大きなエピソードが、近くの農家の人が、自分の畑の野菜を外国人が
盗んだと因縁をつけてきて、、証拠がないのに警察に突き出すと言い出し
110番をかけようとすると「無実でも警察に目をつけられただけで強制送還」
という問題が発生し、一層ややこしいことに。農家のほうに共感できる部分が
少なすぎたのはちょっと残念。実際のところ冤罪かどうかは?なのですが。
技能実習生のきわめて不安定な立ち位置がいたましい。
見てて苦しくなるストーリーでしたが、それは演出家の意図通りなのでしょうね。





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