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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:瞼の母
日時:2008年5月11日14:00-15:30
劇場:世田谷パブリックシアター
料金:S席8500
座席:10列目左端近く
劇団:シス・カンパニー公演
作:長谷川 伸
演出:渡辺えり
美術:金井勇一郎
照明:小川幾雄
音響:井上正弘
衣装:前田文子
ヘアメイク:河村陽子
演出助手:坂本聖子
舞台監督:瀧原寿子
プロデューサー:北村明子
提携:世田谷パブリックシアター
企画・製作:シス・カンパニー
出演:
  草彅剛、大竹しのぶ 、三田和代、高橋長英、高橋克実、
  篠井英介、高橋一生、市川ぼたん、梅沢昌代、神野三鈴、西尾まり、
  冨岡 弘、森本健介、福井博章、野間口 徹、塚本幸男、春海四方
  ひがし由貴、岸 昌代、遠山俊也
 (子役)児玉萌々 / 間ケ部映実 / 古賀陽香 / 浜田美優 / 門脇大真 / 久保海斗
物語:
江州番場の生まれで天涯孤独の渡世人・忠太郎は、5歳で生き別れた母親恋しさの
一念から、その面影を捜し求め、彷徨う流転の月日を送っていた。その恋焦がれた
母親が生きている・・・・・そんな風の便りに、会いたさ一念で、江戸へと流れ着
く。
だが、探し当てた母・おはまは、今では江戸でも名のある料理屋「水熊」の女将に
納まり、忠太郎にとっては異父妹にあたる娘・お登世をもうけていた。そして、お
登世の祝言も近いある日、遂におはまの目の前に現われる忠太郎・・・・。
しかし母は、どうせ金目当てで名乗り出たヤクザな渡世人、としか取り合わず、あ
くまでも息子は死んだと突き放す。必死にすがりつく忠太郎だったが、30年近く
思い描いた母の面影を、無情にも母親本人に打ち砕かれ、怨みの捨て台詞を残し、
よろめくように去って行く。
そして、母への思いを断ち切るように、白刃を光らせ、股旅の路へと身を躍らせる
忠太郎。その耳に忠太郎の名を叫ぶ必死の声が届くが・・・・。


満員。
ほんのちょっとしか出ない役にもベテラン俳優を配置するという豪華な
キャスト陣。短くても高いのはよくわかる構成なのですが、それにしても
短い。なんだかダイジェストを見ているみたいな舞台転換。
忠太郎の台詞だけがやたら長いのが印象的でした。
もちろん母子対面シーンは泣けます。がっぷり四つの対決です。
でも全体的にはなんだかねえという出来。

戯曲を読んでみたのですが、抜けているシーンはなし。忠太郎の台詞が
長いのもそのまんま。最後は悲しい別れが基本なのですが、舞台によって
はハッピーエンド版があったというのもちょっと驚き。

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