今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:グリーンホール相模大野30周年記念こども古典名作劇『ドン・キホーテ』 劇場:相模女子大学グリーンホール(相模原市文化会館) 日時:2020年12月12日15:00-16:00 料金:3000円 座席:2列目センター 劇団:カンパニーデラシネラ 原作:ミゲル・デ・セルバンテス 演出:小野寺修二 出演:藤田桃子、大庭裕介、崎山莉奈、雫境、伊吹卓光、小野寺修二 美術:石黒 猛 照明:吉本有輝子(真昼) 音響:池田野歩 衣装:駒井友美子(静岡県舞台芸術センター) 舞台監督:橋本加奈子 イラスト&デザイン:チャーハン・ラモーン グリーンホールきたのははじめて、ビルのたてこわし?でまっすぐ行く 経路がふさがれており、後ろをぐるっとまわって到着、駅から意外と 遠いです。 舞台上には立方体の白い枠、その中に古ぼけた黒い木の机と椅子。 机の上には本が載っているようです。そしてその上方には裸電球。 立方体の後ろには小さい箱がおかれていました。それ以外は何もなし。 この舞台装置を見るだけで、これから何がおきるのかワクワク。 本はラマンチャの男??皆で奪い合って読んで笑ってます。 カチンコがでてきて、カチンとやるとぱっと止まったり、するっと いれかわったり。とてもわかりやすい。 竹ぼうきもった5人で馬をやった時は確かに馬に見えました。War Horseを 思い出してしまった。鏡の騎士らしき黒服も登場、かなり不気味。 洗面器のサンチョパンサとの二人道中になります。 風車のシーンはおもちゃが出てきて扇風機で客いじり。大きな布で風や 荒野?をあらわしてその上を騎馬がすりすりうごいたり(下から磁石?) 鏡の騎士と対決したかとおもったら、時間が巻き戻りました。最初に あった立方体もくねくねつぶれるのですが中にいるひとも同じように つぶれる、マイムの色んな技もわかりやすくみせてくれたり。 ドン・キホーテをモチーフにしたダンス・マイムというところでしょうか。 最近のデラシネラの舞台の中では一番おもしろかった。 PR 劇場:吉祥寺シアター 日時:2020年12月11日19:00-20:00 料金:2500円 座席:B列7番 劇団:to R mansion 出演:上ノ空はなび、野崎夏世、丸本すぱじろう、江戸川じゅん兵、イーガル 演出:上ノ空はなび 共同演出:小島康嗣 作曲:演奏:イーガル 舞台監督:矢島健 照明:丸山武彦 音響:高塩顕 衣装:斎藤絵美(「マジカルミステリーツアー」) 当日運営:奥村優子 宣伝美術:大貫デザイン ストーリー: とある女優の栄光と挫折をコメディタッチで描く奇想天外な物語。 歌って、踊って、笑って、泣いて、あなたの好奇心が脈を打つ人生のミステリツアー。 パントマイム、演劇、ダンス、マジック、生演奏、あらゆるジャンルの表現を盛り込んで 繰り広げられる物語。予測すら追いつけない展開に、あなたもきっと巻き込まれる。 さあ、魔法に溢れたステージアートの旅に出かけよう。 ----------------- A列は空席にしていたので事実上最前列。 最初はすぱじろうさんによるゴルフネタで客をリラックス。 それからがホラー映画の始まり!とある女優が雨を避けるために建物にはいると、、、 マイムとほんのちょっとした小道具で場面を作っていきます。 そして開かずの扉を開けてしまうと、、、8分?かけて死亡。。。 というところで映画の解説対談になり、これまでは実名登場映画だった、、 色々あって賞をとるけどそれから失敗続き、そして実は女優はすでに死んでいた! 幽霊が最後の力を振り絞って最後に亀の歌!この亀の歌と振付が良い! 生演奏がショーをとてもダイナミックなものにしてくれています。 イーガルさんさすがです。江戸川じゅん兵さん初見なのですが、歌うまい! そして最前列にいたばかりにヒロインから客いじりにあってしまいました。 にらめっこを挑まれて一回目は引き分け、相手がかわってずるい芸が出て こちらの大敗、爆笑でした。 ショーを通してマイムとダンスと生演奏でおなかいっぱい。しかも安い! 題名:23階の笑い 劇場:世田谷パブリックシアター 日時:2020年12月9日13:30-15:15 料金:S席12000円 座席:1階K列15番 作:ニール・サイモン 翻訳:徐賀世子 演出・上演台本:三谷幸喜 美術 :堀尾幸男 照明 :服部基 音響 :井上正弘 衣装 :前田文子 ヘアメイク :佐藤裕子 舞台監督 :瀧原寿子 プロデューサー :北村明子 企画・製作 :シス・カンパニー 出演:瀬戸康史、松岡茉優、吉原光夫、小手伸也、鈴木浩介、梶原善、青木さやか、山崎一、浅野和之 ストーリー: 時は、マッカーシズムに揺れる1953年。社会は政治、人種など様々な問題があふれていたが、テレビ業界は、熾烈な視聴率戦争の真っ只中。その闘いの中心は、生放送のバラエティショーだった。 物語の舞台は、ニューヨーク五番街と六番街の間、57丁目通りにある高層ビルの23階の一室。ここは、冠番組「ザ・マックス・プリンス・ショー」を持つ人気コメディアン・マックス・プリンス(小手伸也)のオフィスである。新入りライター・ルーカス(瀬戸康史)にとっては、まさに夢の現場! ここには、マックスの才能を愛し、彼のためにコントを書き、認められようと集まった個性的な放送作家たちが行き交っている。 主なメンバーは、目立ちたがりのミルト(吉原光夫)、ロシア出身のヴァル(山崎一)、ハリウッドを夢見るブライアン(鈴木浩介)、マックスが信頼を寄せるベテランのケニー(浅野和之)、病気不安症気味のアイラ(梶原善)、紅一点のキャロル(松岡茉優)とルーカスを含めた7名の作家たち。そこに、秘書のヘレン(青木さやか)も加わって、出自も性格もバラバラなメンバーが、毒舌を交わしながら切磋琢磨しつつ、コント作りに没頭していた。 マックスもそんな彼らを大切にしてきたが、そこに大きな問題が・・・大衆受けを望むテレビ局上層部が、政治的な話題も番組に織り込むマックスたちのやり方を気に入らず、厳しい要求を突き付けてきたのだ。マックスと23階の仲間たちは、このピンチをどうやって切り抜けるのか?! 彼らに未来はあるのだろうか? ------------------------------------- 市松模様ではない満員。各席の手すりの上には透明な仕切り。 なんだか蜂の巣にはいったみたい。 登場人物は秘書を除いてみな放送作家、中の人達がうまいだけに 各人の個性がくっきり。細かなギャグもいっぱい、時々くすりと なります。でもどっかーんと受けるような場面はなし。 全体として起伏があまりないのですね。 なんだかするっと終わってしまった感がありました。 皆上手なので見てもいいけど、時間がなければパスしても、、という くらいでしょうか。古い作品のはずなので同じ脚本でほかの舞台も みて見たい。 題名:ごきげんなすてご 劇場:横浜にぎわい座のげシャーレ 日時:2020年12月8日17:00-17:45 料金:ひとみ座会員価格1800円 座席:E3(後方椅子席左方) 劇団:人形劇団ひとみ座 脚本/演出:大澗 弘幸(劇団風の子) 美術:若狭博子 音楽:やなせけいこ 出演:篠崎 亜紀、高橋 奈巳、龍蛇 俊明、前島 千尋 解説: さんかげつまえ おとうとが やってきた。 おとうとのかおは おさるだった。 なのに おかあさんは おとうとばっかり かわいがる。 もう いやだ。 こんな おさるの おうちとは さよならだ。 だれが かえるもんか。 りっぱな すてごに なるんだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー これは「あたし」が「おねえちゃん」になる物語なのだそうです 前がマットをしいて桟敷席、家族ごとにブロック指定しているようです 桟敷席は30名程度で大人と子供の比率が2:3くらい? 後ろには椅子席、そっちは大人だけ。 子供たちがわいがやしているだけでもうお祭りのよう。 舞台と客席の間にはアクリルのついたて。 右側に服がぶら下げられており、左に楽器、それも玩具みたいな物 ばかり。まんなかには値札がついた帽子がぶら下げられていました。 物語はリサイクルショップの開店前の様子から始まりました。 すべて売り物だったのね。店員のひとりは演奏家で生伴奏付き! そし段ボール箱の中にお人形を見つけると、ではちょっと遊ぼうか、、 ということで劇中劇(そっちが本題)にはいっていくのでした。 登場人物は人形に切り替わり、売り物はすべて小道具と化けたわけです。 ここまでのつかみはOK!子供たちは、売り物でどがちゃかやってるのを みて引き込まれてしまい、目は舞台に吸い付いていました。 「あたし」のうちにおさるさんのような赤ちゃんがきます。 赤ん坊ばかり注目されているのであたしは不満、捨て子になることを 決意します。どこか良いおうちに拾われ、より良い生活を妄想w そこに迷子になった犬、野良猫、野良亀、が合流し、皆で拾われる ことを待つのです。このあたりはちょっと弱いのか、子供の一部が ゴロゴロし始めました。ちょっと起伏が弱いのかも。 そして、亀、猫、犬(は飼い主が探しに来た)と貰われてひとりぼっち。 本物のお父さんお母さんが探しに来て拾われて、元さやに。 最後はリサイクルショップの場面まで戻っておしまい。 色んな人形が見事に命を吹き込まれ、そして生伴奏付きで、見ていて さほど飽きません。少人数で巡業できるうまい構成ですね。 おねえちゃんになる覚悟がどこでできたのかわからなかったのですが、 私に子どもがいないせいかも。 題名:令和2年12月文楽公演【第一部】仮名手本忠臣蔵 劇場:国立劇場小劇場 日時:2020年12月7日17:00-18:30 料金:1等4020円 座席:14列13番(後方センターブロック左端通路側) 番組: 二つ玉の段 身売りの段 早野勘平腹切の段 この日の第二部は出演者コロナ陽性のため休演。 一部と二部で出演者は異なるのでしょうが、首の皮一枚で逃れた気分。 客席は前方右側を大きく空席にしたうえで、最後列まで市松模様。 観客にお年寄りが多いので、感染対策には気を使っているのでしょう。 物語はおかるの父・与市兵衛が定九郎に討たれた後、勘平が切腹するまで。 舞台は秋、松と麦わららしきもの、地蔵があります。 私のかすかな記憶では雪の中で与市兵衛討たれていた気がするのですが、、 定九郎がちゃんと嫌な奴、足がとてもよく動く。番傘がかっこいい。 人形遣いの手と人形の手の使い分けが美しい。 人形の見得がかっこいい。切腹の段の義太夫に聞き惚れました。まるで テンポと抑揚が良くて一人芝居を見ているよう。語りだけでも舞台になるかも。 切腹の段には狭い家に登場人物=人形が4体、遣い手が12人、これはリスク 管理が大変そう。 コロナのせいもあってか上演時間が1時間半という短さ、集中力が切れない 意外と良い長さかもしれません。久々の文楽、濃密な時間を堪能しました。 |
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