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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:見世物
日時:2010年7月16日20時10分あたりから20分間
劇場:靖国神社境内特設テント
料金:大人600円
番組:
  奇術:摩訶ダミアン
  空中回転少女:A-GEHA
  謎のコレクター:銀子
  蛇女:小雪太夫

おばけやしきの隣で上演しておりました。入り口前に長蛇の列。
出演していないキャストは表に出て顔をさらしています。
みんなびじーん。


小屋の前で15分くらい並んで入場、4つの番組をエンドレスでつないで
やっているので適当なタイミングではいって適当なタイミングで出るという
形です。もちろん全員立ち見。
小屋の前にはあやしげな絵がたくさん、こういう絵が昔の見世物には
つきものだったのですね。レトロな風情がわくわく感をより高めます。








ここが入り口、ここから先は撮影禁止です。



私が中にはいれたときはちょうど奇術の真っ最中でした。白紙の本に絵がはいったり、
どこからともなくハトが出てきたり。。
2番目は上からたらした布に絡み付いての曲芸、いわゆるティッシューというやつです。
フープも天井近くにとめてあったので、ティッシューにたら一人ブランコするのかも
しれません。このひとかなりきれい。

次は謎のコレクター、えーとどういう芸ですか?透明な箱の中にさそりを入れて舞台
にもちこみ、客に見せました。箱を長い棒でつるして客の頭上を経由させてよくみせ
ます。次には箱からだして自分の太ももにおいたり、指でふりまわしたり。この方もきれい。

そして最後はおまちかね蛇女の小雪さん、この方が一番若い!
まずはチェーンネックレスを鼻からいれて口にだす!!
ぶるんぶるん振り回す。そのうえそのチェーンを使って水のはいったバケツを持ち上げる!
いやーすごい鼻力です。
最後はお待ちかね、蛇女!真っ赤な襦袢を着て、生きた蛇を食べます!!細長い蛇の胴体を食いちぎったかと思ったら胴の
方からちゅうちゅう生き血をすっていました。かなーり壮絶な光景。これで演者が若くて
かわいいのですから、日本の見世物業界もまだまだ大丈夫!?
おなかいっぱいででてきましたよ。

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題名:おばけやしき
日時:2010年7月16日19時45分ごろから10分程度
会場:靖国神社境内特設テント
料金:大人500円

靖国神社みたままつりでの上演。みたままつりはめちゃくちゃな人出、そんなにメジャー
なんですか?


お化け屋敷はいるのって何年ぶりでしょうか?
押すな押すなの繁昌で、入り口の口上に惹かれて次々と人がはいっていきます。


はいった先は細い通路がうねうねと曲がっており、ブラックライトで照らされておりました。



そして時折おばけーがうぉーっと飛び出してくる!!
何出てきたかよくわかりません(^^;)はいっている客全員がハイテンション。
いやー手作りでアンティークですが、たのしゅうございました。

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題名:HIRO-PON ソロ公演「SEX, HIRO-PON, MIME & ROLL」
日時:2010年6月26日13:00-15:15(途中休憩あり)
劇場:博品館劇場
料金:4500円
座席:G14(7列目中央)
出演:HIRO-PON(がーまるちょば)

場内ほぼ満員。
開演前にはマイクスタンドとエレキのアンプが舞台中央においてありました。
舞台にHIRO-PONがスッと現れてエレキを構えて開演。番組ごとに完全に暗転し、
しばし時間をとるために?音楽が流れていました。

【第一部】
 『SEX,HIROPON,MIME&ROLE』
  オープニングエレキギター演奏。
  最初は音を出していると思わせて、
  時々ちょっとずつずれてそうじゃないことがわかってきます。
 『罠』
  暗転のBGMは「キッスは目にして」王子様として出てきて罠をしかけるのですが、
  オペラ歌唱?の振り付けにはいっちゃいます。そして自分で踏んづけて、、


 『太陽にほえろ!』
  暗転BGMは遠吠えする犬を叩いて「太陽に向かって吠えるんだ」と強要する声。
刑事が被害者の写真をとった後、客席に降りてきて容疑者候補の写真を撮ります。
刑事のほんのちょっとした仕草で客席爆笑、間が良いんですよね。容疑者を追っか
けるときにふすま芸もすこし披露。観客が容疑者として舞台に上げられ、本物のカツ
丼を食べさせられた後でジェスチャーゲームに参加させられて自白。 私が犯人です!
舞台の上でほんとにカツ丼食べてさせてました。実は太陽にほえろを一度もみたこと
  がないので、パロディ部分がわかりません!

 『本』
  公演のベンチに本が一冊放置されています。なんとはなしにそれを取り上げて読み
  出す男。最初はギャグ満載らしく大笑いしていたが、どんどんシリアスになっていき。。
  最後は周りが真っ暗、本から漏れる明かりだけで顔が照らされ、、読み終えたときは
  髪の毛が真っ白。よぼよぼの爺さんのようになって本をおいたままベンチから去りま
  す。  ベンチにおいた本がバトンのように次の人へとわたっていくのです。

 『ダメだこりゃ』
  エアードラム・エアーベース・エアーギター、エアートランペット、エアーキー
  ボード、  を一人で演奏していきます。途中までまじめに?エア楽器を弾くと後は
  自動演奏!  そして最後にボーカルがでてきたところで暗転!

 『かごめ かごめ』
   殺人事件の犯人と出会ってしまった男。日常に忍び寄る恐怖。警察官のふりをして迫る男。

 <休憩>

【第二部】
 『ゴルゴさん』
  ゴルゴの仮面をかぶって登場。自転車で走ってきて、トイレ大へはいろうとするが
  満員、  拳銃で鍵を壊して中のひとをつまみ出して一安心、でも紙がない。。仮
  面なのにほんの  ちょっと向きが変わるだけで表情が見えるのは獅子舞と同じで
  すね。

 『初めての手術』
  「跳べガンダム」で始まり、「ベン・ケーシーのテーマ」に繋がって始まる、初め
  ての手術  に挑んだ医師の失敗とリカバリと最後。手がふるえてまともにメスが
  動かせません。あら  ぬ方向をきりまくり!腸を間違ってべこべこ引き抜いたか
  と思えば、 心臓も抜き出しちゃっ  た。もちろんぴーーーー、心臓マッサージし
  てもう動きません。  代わりに自分の心臓を埋め込んでめでたしめでたし。もち
  ろん自分の心臓がなければ。。。


 『ドラゴン 怒りのラーメン』
  インスタントラーメンを作る様をカンフースタイルで、もちろん上半身は裸。燃え
  よドラゴン  の曲に合わせて冷蔵庫を開け閉めしたりします。けっこ楽しい。

 『指輪』
  冒頭は飲み屋で指輪を見せてグチをいう男。
  せっかく指輪を作ったのに彼女にふられ、赤ん坊を抱えたゆきずりのひとに指輪を
  渡して自分は自殺、、、、しようと思ったらなんとその赤ん坊が置き去りにされて
  しまいました。しかたなく赤ん坊を育てるはめになり、自殺は中止。子供は手がか
  かりますが、子育て  は楽し。いろんな親子のシーンがちょっとずつ。でも小学
  校ぐらい?になったときにほん  との親が指輪をもって出現、指輪を渡して子供
  を引き取っていくのです。   再び飲み屋で指輪を見せながらやけ酒飲んでいる
  のですが、そこに子供が出現。なん  となくほろっとさせる物語でした。

マイムの公演をみていると得てして技術的にクドくなっているものが多く、見ていて飽
きてしまうことがあります。この公演がそうはならないのは、全体を通してマイムが美
しく、それでいてさりげなく使われているためでしょう。
しゃべってなければPAで声(今回は歌みたいな叫び)流すのもありといえばありなのねー
というのもちょっと目から鱗。音声編集で外国公演も楽々!
また見てみたいです。オフブロードウェイ公演も見てみたかったな。

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題名: The 64th Annual Tony Awards
日時:2010年6月13日 19:00-23:00(途中休憩あり)
劇場:Radio City Music Hall, New York, NY
料金:ticketmaster 手数料込み 250.45USD
座席:section 3RDMZ4, row F, seats 411(4階席左方後方)

景気がいいんですかねえ。発売初日でちょっとぐずぐずしていたらもう4階席になって
しまいました。いままでは悪くて3階だったのでしから、売れ行きがすごくよくなったのか
Ticketmaster への配券が悪くなったのか。
今回びっくりしたのはロビーに売店ができていたこと。土産物としてTシャツやトートバック
を売っていました。私は記念にTONYトートバッグを買ってきました。






それから開演前は酒、開演中も水を売るカウンターができてました。いやーばりばり儲け
る方向に走りましたね。まあいままでなかったのが不思議なくらいですが。
舞台も枠はいつもとかわらないのですが、背景が大きなビデオスクリーンとなっており、
4階席からちょっと見るだけでは実物とかわらない質感を醸し出してました。セットの組み
替えなどが映像の中で行われるのです。でもそのくせ左右のゾーンでは背景がかわらな
くなっているなあ。今回はじめて4階だったけれど、そんなに視界は悪くない。これで安け
れば文句なしなのですが。。。

さて開演です。ブロードウェイは8000人もの雇用と98億ドルの経済効果があるとか言って
ます。いつも通りちょっとマイナーな賞からアナウンス、Memphis が次々と取ってます。
今日はMemphisの日なのか?対抗のFelaはいまひとつぱっとせず。応援団はあきらかに
異なる客層でしたね。
マイクを曲げるな、1分半で終えろなど、スピーチの制限事項を説明してTV放映開始!
オープニングは各舞台細切れ。案の定GreenDaysの本物も登場!
ストレートプレイはキャストたちが登場して映像を背景に説明。司会のスパイダーマンの
コスチュームにはびっくり。(今年開演ほんとにできるの??>Spiderman)
TVCMの間に古いミュージカルCMとか昔は流れていたのですが、いまひとつ手を抜い
ている感じでネタとしてはいまひとつ。昨年より色々コストダウンしてませんか?
ラカージュでは客いじり。プレゼンターでは、Promises コンビやAddams コンビが自分が
ノミネートされなかったという自虐ネタ?を披露。かなーり受けてました。
作品賞はスピーチが延々と終わらず、司会者やきもき、その脇で再度パフォーマンス
が行われてエンド。
受賞作品のばらけぐあい、楽曲賞にストレートプレイがノミネートされた、等を見てもわか
るように、全体として既存の曲を使った小粒な作品ばかりというのが今年の特徴でしょう。
またハリウッド俳優の進出が著しい(というかハリウッド俳優によって売り上げ増を狙った)
印象が強い年になりましたね。







The final tally of winners follows:
Red - 6
Memphis - 4
Fences - 3
Fela - 3
La Cage aux Folles - 3
American Idiot - 2
A View from the Bridge - 1
Promises, Promises - 1
Million Dollar Quartet - 1
The Royal Family - 1
A Little Night Music - 1

Nominees and recipients of the 64th Annual Tony Awards follow, with recipients marked in bold

and with an asterisk.

Best Musical

American Idiot
Fela!
*Memphis
Million Dollar Quartet


Best Performance by a Leading Actor in a Musical

Kelsey Grammer, La Cage aux Folles
Sean Hayes, Promises, Promises
*Douglas Hodge, La Cage aux Folles
Chad Kimball, Memphis
Sahr Ngaujah, Fela!

Best Performance by a Leading Actress in a Musical

Kate Baldwin, Finian's Rainbow
Montego Glover, Memphis
Christiane Noll, Ragtime Sherie Rene Scott, Everyday Rapture
*Catherine Zeta-Jones, A Little Night Music

Best Revival of a Musical

Finian's Rainbow
*La Cage aux Folles
A Little Night Music
Ragtime

Best Play

In the Next Room or the Vibrator Play
Next Fall
*Red
Time Stands Still

Best Revival of a Play

*Fences
Lend Me a Tenor
7 The Royal Family
A View From the Bridge

Best Choreography

Rob Ashford, Promises, Promises
*Bill T. Jones, Fela!
Lynne Page, La Cage aux Folles
Twyla Tharp, Come Fly Away

Best Performance by a Leading Actor in a Play
Jude Law, Hamlet
Alfred Molina, Red
Liev Schreiber, A View from the Bridge
Christopher Walken, A Behanding in Spokane
*Denzel Washington, Fences

Best Performance by a Leading Actress in a Play

*Viola Davis, Fences
Valerie Harper, Looped
Linda Lavin, Collected Stories
Laura Linney, Time Stands Still
Jan Maxwell, The Royal Family

Best Performance by a Featured Actor in a Musical

Kevin Chamberlin, The Addams Family
Robin De Jesus, La Cage aux Folles
Christopher Fitzgerald, Finian's Rainbow
*Levi Kreis, Million Dollar Quartet
Bobby Steggert, Ragtime

Best Performance by a Featured Actress in a Musical

Barbara Cook, Sondheim on Sondheim
*Katie Finneran, Promises, Promises
Angela Lansbury, A Little Night Music
Karine Plantadit, Come Fly Away
Lillias White, Fela!

Best Direction of a Musical

Christopher Ashley, Memphis
Marcia Milgrom Dodge, Ragtime
*Terry Johnson, La Cage aux Folles
Bill T. Jones, Fela!

Best Direction of a Play

*Michael Grandage, Red
Sheryl Kaller, Next Fall
Kenny Leon, Fences
Gregory Mosher, A View from the Bridge

Best Performance by a Featured Actor in a Play

David Alan Grier, Race
Stephen McKinley Henderson, Fences
Jon Michael Hill, Superior Donuts
Stephen Kunken, Enron
*Eddie Redmayne, Red


Scarlett Johansson and Levi Kreis
photo by Joseph Marzullo/WENN
Best Performance by a Featured Actress in a Play

Maria Dizzia, In the Next Room or the Vibrator Play
Rosemary Harris, The Royal Family
Jessica Hecht, A View from the Bridge
*Scarlett Johansson, A View from the Bridge
Jan Maxwell, Lend Me a Tenor

Best Sound Design of a Musical

Jonathan Deans, La Cage aux Folles
*Robert Kaplowitz, Fela!
Dan Moses Schreier and Gareth Owen, A Little Night Music
Dan Moses Schreier, Sondheim on Sondheim

Best Sound Design of a Play

Acme Sound Partners, Fences
Adam Cork, Enron
*Adam Cork, Red
Scott Lehrer, A View from the Bridge

Best Scenic Design of a Musical

Marina Draghici, Fela!
*Christine Jones, American Idiot
Derek McLane, Ragtime
Tim Shortall, La Cage aux Folles

Best Lighting Design of a Musical

*Kevin Adams, American Idiot
Donald Holder, Ragtime
Nick Richings, La Cage aux Folles
Robert Wierzel, Fela!

Best Lighting Design of a Play

Neil Austin, Hamlet
*Neil Austin, Red
Mark Henderson, Enron
Brian MacDevitt, Fences

Best Scenic Design of a Play
John Lee Beatty, The Royal Family
Alexander Dodge, Present Laughter
Santo Loquasto, Fences
*Christopher Oram, Red

Best Costume Design of a Musical
*Marina Draghici, Fela!
Paul Tazewell, Memphis
Matthew Wright, La Cage aux Folles

Best Costume Design of a Play

Martin Pakledinaz, Lend Me a Tenor
Constanza Romero, Fences
David Zinn, In the Next Room or the Vibrator Play
*Catherine Zuber, The Royal Family

Best Book of a Musical

Everyday Rapture
Fela!
*Memphis
Million Dollar Quartet

Best Original Score (Music and/or Lyrics) Written for the Theatre

The Addams Family
Music & Lyrics: Andrew Lippa Enron
Music: Adam Cork
Lyrics: Lucy Prebble

Fences
Music: Branford Marsalis

*Memphis
Music: David Bryan
Lyrics: Joe DiPietro, David Bryan

Best Orchestrations

Jason Carr, La Cage aux Folles
Aaron Johnson, Fela!
Jonathan Tunick, Promises, Promises
*Daryl Waters & David Bryan, Memphis



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題名:Cirque du Soleil: Banana Shpeel
日時:2010年6月9日14:00-16:30(途中休憩あり)
劇場:Beacon Theatre
料金:Playbill割引 77.90
座席:section ORCH, row E, seat 101
内容:
Banana Shpeel is the latest show from producer extraordinaire Marty Schmelky and
features a colorful array of slapstick comedy, eclectic dance and unique acrobatic
acts. The larger-than-life personality presents the diverse talent he has gathered
from around the world, as zany characters spread chaos throughout the theatre.

Cirque du Soleil's modern vaudeville Banana Shpeel is a roller-coaster mix of styles
that blends comedy with tap, hip hop, eccentric dance and slapstick, all linked by a
hilarious narrative that ignites a succession of wacky adventures!

Creators
Guy Laliberte Founder
Gilles Ste-Croix Artistic Guide
David Shiner Writer and Director
Serge Roy Creation Director
Simon Carpentier Composer and Arranger
Jared Grimes Choreographer
Dominique Lemieux Costume Designer
Patricia Ruel Set Designer and Props Co-Designer
Jasmine Catudal Props Co-Designer
Bruno Rafie Lighting Designer
Harvey Robitaille Sound Designer
Eleni Uranis Makeup Designer

出演:





この日の午前中タイムズスクエアでこの作品の宣伝をしてました
ビラくばりに軟体とフープダンス。がんばれ、みんな。




もともとオープニングが2月の予定が二カ月も遅れての開演でしたから、いろんな意味で
どきどきしながら見にいきました。
Beacon Theater はブロードウェイ沿いなのですが、劇場街を少し離れた74丁目にあります。
BeaconHotelと一体となっている建物です。すぐ近くにおいしいパンとケーキの店がありました。
子供の団体もはいっているようですが、かなりすいているようです。
看板のSOLEILの部分に取り消し線がはいって、Schmelkyとかかれています
えーとシルクドソレイユだよね、これ。

客席入り口で渡される小冊子がPlaybill でなくて、「MSG INSIDER」 POWERED BY TIMEOUT
出演者紹介の中にジャグラーがひとりいました。

Le Tuan
Tuan performed at a young age with the Vietnam Circus, and in Europe with diverse
productions after moving to Berlin.
He was the featured act at the Just for Laughs Gala in Montreal.
He is a young director of the successful international touring show "Lang Toi". Tuan
is the winner of the 2010 Award of Ecvellence from the International Juggling Association

今年のIJAはまだのはずですが、どんな賞なのでしょう?


この劇場は改築したらしく、いろんな装飾が劇場内部にできていました。




舞台の上にはSchmelkyの名前が付いた折りたたみ椅子がひとつ。
1階席で5割弱の入り?平日マチネのせいでしょうか。興業的には苦戦?
冒頭はアガリ症のキャストによる前説とそれをサポートするプロンプターのギャグ、
かなりすべってます。シルクドソレイユのショーはたいていほとんど言葉なしなのですが、
今回はかなりしゃべってます。
抽選で客席から選んだ3人をパフォーマとしてオーディションしていくという物語があります。
選ばれた3人はもちろんクラウン、開演前から客いじりしてました。
足を怪我して歩くだけのパフォーマンス、しゃべれない人形の腹話術?腹話術ならぬ
主話術とでもいうものでしょうか、コートを脱ぐと病的なまでにがりがりに痩せたパンツ1枚
の男。もちろんみんなおもしろくありません。でもパンツ男は意外と客席に受けてましたね。
どうしようもないパフォーマンスなのですが、舞台を降りないので部下たちとかとドタバタ、
その間に他のパフォーマー演技がはいるという感じ。

まず目をひいたのはフットジャグリング、お約束の座布団回しからはいりました。両手と両
足にある座布団をくるくるいれかえるのがあざやか。頭を支えにして逆立ちして4枚は初
めてみました。




そして、ハットジャグリングはこの舞台での一番のみもの。個をすばやくやったあと2個から
3個へ、テンポが早くてきれい。特にパンケーキスローの回転が多くてきれい。
4つを頭両手肘背中などにおいて投げずに置き換えるパターンも興味深い。
片足つかって手足頭に帽子をおいて、手ー>足ー>手ー>頭ー>手とぐるりと動く!
帽子4つのトスではカラムとファウンテン、2アップハーフターン。
帽子5つは4から5に移行し、最後に3アップピルエット。
帽子6つは4から膝とあたまからひろってジャグル+アルファ。
ここから帽子を麦藁帽にもちかえて違うパターンへ。両手頭の交換、4つのシャワーで
フィニッシュ。
とにかく操作するテンポが早くて、しかもまったく失敗しない
スローは非常に正確で、頭でもぶれなくキャッチ!非常に美しい軌道でした。




組体操では左右にダンサーが並び、ダンサーができる動きはダンサーもなぞるという
もの。一見おもしろそうな演出に思えるのだけれどうーん。
タップダンスは、デュオと群舞。もうちょいメリハリがあった方がうれしいかな。
でも大人数でタップふんでくれるだけでたのしくなってきますl。
いかにもネタばれ見せてますというべたな消失マジックもあり。
2幕目はブラックライトを使ったダンス。そこそこ楽しいけれどImaginOceanに負けてます(^^;)

全体を通して、この舞台では、演出的になにかを冒険しようとしているらしいのですが、
私にはいまひとつぴんときませんでした。
曲芸はかなりすくなく、コントが主でそれにアンサンブルによるダンスという構成になってます。
終わり方もなんというか、クリエータあきらめましたね!という雰囲気に感じてしまいましたよ。
凄いハットジャグリングを楽しみたいという方にはお勧めの舞台という感じかなあ。



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